ふりかけ・お茶漬け特集

ふりかけ・お茶漬け特集:ふりかけ 停滞続くも大人需要旺盛

 ふりかけ市場は22年3月期、前年比3%減の364億円で着地したとみられ、停滞が続いている。20年に「のりたま」の発売60周年、「ゆかり」50年でコロナ禍を補ったほかは、18年からずっと減少。消費の多くを高校生までの子どもに頼り、少子化の波が着実に見て取れる。
 日本の出生数は73年の200万人をピークに40年で半減。近年の100万人推移も19年から80万人台へ転じ、少子化ペースを加速。コロナで在日外国人によるカバーも以前より望めず、人口減も早まるとみられる。
 コメ消費も6

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