ヨーグルト・乳酸菌飲料特集

乳肉・油脂 2019.11.23
ヨーグルト・乳酸菌飲料特集

 ヨーグルト市場の上期(4~9月)は、前年を2~3%程度下回って折り返しそうだ。昨年度に続き底堅い需要は変わらないものの、市場拡大には一服感が見られる。乳酸菌飲料市場についても、昨年度からダウントレンドに転じているもようだ。両市場急成長の背景に、消費者の健康志向、ニーズを刺激するメディア露出や情報発信が活発だったことがあるが、ここにきて他カテゴリーと比較して一段落していることもあり、新たな成長ステージへ挑むには、消費者インサイト(消費者自身が気づいていない購買行動の動機や本音)を刺激する商品投入やコミュニケーション投下へ、各社さまざまな施策を進めようとしている。特に、近年成長に停滞感が見られた機能性ヨーグルトでは、これまで以上にターゲットを細分化したアイテムが多数上市を控え、広い意味での「健康」から、個人のライフスタイルに合わせたより具体的な「健康」へ、個別のターゲットの需要掘り起こしが今後ますます進みそうだ。(小澤弘教、徳永清誠、浜岡謙治、廣瀬嘉一、山本大介)