清涼飲料特集

飲料 2021.07.10
清涼飲料特集

 ●世の中を明るくする夏へ
 ウィズコロナの幕開けとなった21年、清涼飲料業界は、各社が誇る基盤ブランドに磨きをかけながら、新たな提案に注力する。昨年の清涼飲料市場は、コロナ禍による外出自粛などの影響を大きく受けたが、今期はその影響を払拭(ふっしょく)し、少しでも成長を目指そうと、各社が英知を結集し取り組んでいる。全国清涼飲料連合会の米女太一会長が、「清涼飲料水は社会を明るく楽しくできる商品である」と語る通り、社会不安による閉塞(へいそく)感が世の中を覆う中、「清涼飲料」が有する「明るく、楽しく、ポジティブ」な価値を提供することで、“世の中を明るくする”良い機会となる。猛暑が予想される今夏もマスクと過ごす夏になりそうだが喉や体はもちろん、ココロを潤し、世の中を覆う重苦しい雰囲気を吹き飛ばすような「清涼飲料」の存在意義を示す夏となる。