冷凍食品特集
冷凍食品業界の21年は、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要が継続したことで、家庭用冷食にとっては追い風、業務用冷食にとっては苦戦の年となった。ただ全体としては、前年比4～5％程度の市場拡大と予測する。利益面では、為替の円安進行、オーシャンフレートの上昇、原材料高騰などの外部環境の悪化がボディーブローのように効いてきており、冷食メーカー各社は利益ねん出に苦悩。価格改定を迫られる状況となっている。（藤村顕太朗）
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◆冷凍食品特集：コロナ沈静化も原料高襲う 収益ねん出へ苦悩増す
冷凍・チルド 2021.11.29冷凍食品業界の21年は、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要が継続したことで、家庭用冷食にとっては追い風、業務用冷食にとっては苦戦の年となった。ただ全体としては、前年比4～5％程度の市場拡大と予測する。利益面では、為替の円安進行、オーシャンフレ…続きを読む
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冷凍食品特集：レイテック ショーケース需要拡大
冷凍・チルド 2021.11.29扉付き平型冷凍ケースなどを輸入販売するレイテックは、コロナ以降の環境変化をとらえ、導入先を広げている。20年の販売額は前年比1.3倍、21年もさらに1.3倍で伸びている。需要増に合わせて地方に新たなサービス拠点を設けたほか、千葉県八街市の倉庫を増築す…続きを読む
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冷凍食品特集：タイの鶏肉生産 年初には拡大基調に
冷凍・チルド 2021.11.29日本への主要な鶏肉供給国タイで、新型コロナウイルスの感染拡大により打撃を受けていた冷凍加工品の生産が最悪期を脱したもようだ。メーカー各社は需要が拡大する年末年始商戦を前に、ラインをフル稼働させて生産に当たるとしている。来年初頭には輸出も拡大基調に転じ…続きを読む
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冷凍食品特集：キーマンは語る＝ニチレイフーズ・宮川浩幸氏、滝英明氏
冷凍・チルド 2021.11.29◇ニチレイフーズ・宮川浩幸家庭用事業部長、滝英明業務用事業部長 ●家庭用＝パーソナルユースに対応 業務用＝個食ラインでオペ軽減 〈宮川浩幸氏〉ニチレイフーズの家庭用調理品の9月期中間売上高は、前年比11.6％増384億円と市場を上回って着地。巣ご…続きを読む
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冷凍食品特集：キーマンは語る＝マルハニチロ・若宮靖史氏、安田大助氏
冷凍・チルド 2021.11.29◇マルハニチロ・若宮靖史執行役員家庭用冷凍食品ユニット長、安田大助執行役員業務用食品ユニット長 ●家庭用＝主力弁当品中心に拡販 業務用＝宣言解除で商談積極化 〈若宮靖史氏〉マルハニチロの家庭用冷食ユニットの4～9月期は、連結売上高が前年比4％増の…続きを読む
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冷凍食品特集：キーマンは語る＝日本水産・熊谷賢一氏、金澤建支氏
冷凍・チルド 2021.11.29◇日本水産・熊谷賢一家庭用食品部長、金澤建支業務用食品部長 ●家庭用＝食卓惣菜メニューを強化 業務用＝店舗オペ簡便化に寄与 〈熊谷賢一氏〉日本水産の9月期中間の単体・家庭用調理品は、売上高が前年比2％増184億円となった。昨年から続く巣ごもり需要…続きを読む
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冷凍食品特集：キーマンは語る＝テーブルマーク・斎田直樹専務執行役員
冷凍・チルド 2021.11.29●秋商品中心に売上げ拡大 第3四半期累計（1～9月）のテーブルマーク単体冷食事業は、売上高が前年比微減で推移。第1四半期（1～3月）に、子会社の火災事故があった関係でハンバーグの供給が抑えられたことが大きく影響した。家庭用の一食完結型商品と冷凍パン…続きを読む
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冷凍食品特集：キーマンは語る＝味の素冷凍食品・黒崎正吉社長
冷凍・チルド 2021.11.29●タイ産鶏加工品を販売再開 味の素冷凍食品（FFA）の9月期中間の売上高は、前年比1％減の505億円、事業利益（BP）は10億円減の36億円となった。タイのコロナ感染拡大に伴うチキン加工品の休売が大きく響いたものの、「ビジネスポートフォリオの転換」…続きを読む
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冷凍食品特集：キーマンは語る＝ヤヨイサンフーズ・栗田晋吾取締役営業本部長
冷凍・チルド 2021.11.29●40周年「さばの味噌煮」が好調 ヤヨイサンフーズの9月期中間業績は、売上高が前年比7％増となり、利益面も増益となった。第1四半期は昨年のような学校休校がなかったことから業績は回復して、前年比では計画以上となり、2019年比も上回って着地。第2四半…続きを読む
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冷凍食品特集：躍進する冷食ベンチャー、デイブレイク 特殊冷凍技術で鮮度保持
冷凍・チルド 2021.11.29急速冷凍に特殊な技術を加えた“特殊冷凍”のソリューション事業を展開するフードテックベンチャーのデイブレイクは10月27日、初の自社開発特殊冷凍機「アートロックフリーザー」の販売を開始したと発表した。（藤村顕太朗） ●生産者と連携し食品ロス削減 こ…続きを読む
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冷凍食品特集：日東ベスト 2つの「フレンズ」に注力
冷凍・チルド 2021.11.29日東ベストの4～9月期中間は、冷食部門の売上高が前年比6％増の192億円となり、利益面でも増益で着地した。 おおむねすべての商品カテゴリーで、前年を上回った。販路別では、学校給食向けが昨春の休校分がないため、4～5月は順調に推移。ただ、今夏に新型コ…続きを読む
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冷凍食品特集：日清食品冷凍 新たに「日清本麺」展開
冷凍・チルド 2021.11.29日清食品冷凍の9月期中間連結業績は、売上高が前年比1桁後半の伸びと冷食市場全体の推移を上回って折り返すことができた。「冷凍 日清中華 汁なし担々麺 大盛り」と「冷凍 日清まぜ麺亭 台湾まぜそば」を中心に売上げをけん引。昨年、一部休売の影響が出たパスタ…続きを読む
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冷凍食品特集：キユーピー 外食の業態変換に対応
冷凍・チルド 2021.11.29キユーピーの業務用食品を手掛けるフードサービス（FS）事業は今期、コロナ禍で主力業態の料飲の回復が遅れる中、比較的好調なデリカとベーカリーに商品提案を強化している。足元の冷食売上げは前年並みで、利益は前年比数ポイント減で推移している。今期12～9月の…続きを読む
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冷凍食品特集：イートアンドフーズ 水ギョウザ認知向上を
冷凍・チルド 2021.11.29イートアンドフーズの22年2月期上期（3～8月）売上げは増収と好調に推移した。春夏新商品「大阪王将 羽根つきスタミナ肉餃子」の販売数量が、約300万パックと過去の新商品にない大ヒットとなったことが大きく寄与。カテゴリー別では、家庭用の焼きギョウザ類が…続きを読む
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冷凍食品特集：ケイエス冷凍食品 「だし巻き玉子」がけん引
冷凍・チルド 2021.11.29ケイエス冷凍食品の21年1～9月業績は、前年並みとなった。主力の弁当品は昨年の落ち込みから回復し、上期は前年比プラスで推移。家庭用の「だし巻き玉子」と期間限定の「しそ風味 国産鶏 鶏つくね串（照焼）」がけん引した。今年はおせち需要が例年より高く、肉類…続きを読む
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冷凍食品特集：ライフフーズ 「ミニオンズポテト」売上げ前年10倍に
冷凍・チルド 2021.11.29冷凍野菜・果実メーカー、ライフフーズの9月期中間は、売上高が前年比3％増となり、販路別では家庭用が同12％増、業務用が同5％減だった。家庭用の主力の「ブルーベリー」が売上げをけん引。目を酷使しがちなテレワークが続く中、ブルーベリーの豊富なアントシアニ…続きを読む
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冷凍食品特集：昭和冷凍食品 独自ポジション獲得へ
冷凍・チルド 2021.11.29昭和産業グループの粉関連業務用メーカー、昭和冷凍食品の今期1～9月業績は売上高が前年比微増、利益も微増となった。「ひとくちホットケーキ」をはじめ、今春から本格的に取り組んできた家庭用商品の拡販により、新たな売上げ・利益につながった。家庭用の新たな販路…続きを読む
