新春特集第1部
世界的な脅威をもたらしたコロナ禍は産業のサプライチェーンも大きく揺るがしており、原油高、原材料高などさまざまなひずみを生じさせる一方で、社会生活のリモート化、非接触化など社会構造の急速な変化ももたらしている。新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株感染者の急激な世界での広がりは、ワクチンの普及によって抑え込みが期待されているコロナ禍後–アフターコロナの未来像を簡単には描かせてくれない。2022年は団塊世代が後期高齢者となる最初の年でもあり、少子高齢化と生産年齢人口の減少の加速を実感する年にもなりそうだ。
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◆新春特集第1部:“革新的創造”生み出せ
総合 2022.01.01世界的な脅威をもたらしたコロナ禍は産業のサプライチェーンも大きく揺るがしており、原油高、原材料高などさまざまなひずみを生じさせる一方で、社会生活のリモート化、非接触化など社会構造の急速な変化ももたらしている。新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株感…続きを読む
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新春特集第1部:新春インタビュー=金子原二郎農水大臣 世界的課題に対応 転換…
総合 2022.01.01◇金子原二郎農林水産大臣 ◆農林水産省が狙う食品産業の未来像 新型コロナウイルスの感染収縮と再拡大が世界各地で繰り返され、その混乱が食品産業を大きく揺るがせた2021年。一方で気候変動問題への対応が待ったなしの状況下、官民ともに持続可能な食と農について…続きを読む
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新春特集第1部:新春座談会=「キャリア活性化検討会」 持続可能な社会へ 自立…
総合 2022.01.01◇有力食品企業女性の会「キャリア活性化検討会」 ◆「社員との共創」提言 有力食品企業14社の将来を担う女性の会「キャリア活性化検討会」は、「昨今の社会変化の中で、キャリア形成の主体が企業から個人へと移ってきている」とした上で、「個人、企業、日本、世界と…続きを読む
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新春特集第1部:「キャリア活性化検討会」座談会 新井ゆたか農林水産審議官に聞…
総合 2022.01.01◇農林水産省・新井ゆたか農林水産審議官 ●女性だけの問題か 「食品を購入する7割以上は女性なのに」「食品企業は理系女子の就職ランキング上位の常連なのに」業界の会合で女性の姿が少ないのはなぜなのだろうか。こういう思いから各社推薦の方々に集っていただ…続きを読む
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新春特集第1部:2030年に向けた栄養改善 浮かび上がる持続可能な将来像
総合 2022.01.012022年は21年12月7~8日に東京を会場に各国をオンラインで結んで開催された東京栄養サミット2021で示された食料システムと栄養改善の分野でのわが国有力食品企業の行動計画が実行に移される最初の年だ。62社・団体が表明した行動計画はすでに始められて…続きを読む
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新春特集第1部:2030年に向けた栄養改善 今井参議院議員 知見と経験でリー…
総合 2022.01.01◇国際母子栄養改善議員連盟事務局長 今井絵理子参議院議員 各国政府、国際機関、企業、学術機関などが参加した政府主催の東京栄養サミット2021(21年12月7~8日)では、厚生労働省主催イベント「パネル4(日本の栄養政策)」(12月8日)の来賓として…続きを読む
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新春特集第1部:コロナ後見据える内食市場 食卓支える簡便性に活路
小売 2022.01.01コロナ禍で伸びた内食需要は転換期を迎える。生鮮3品が反動減や相場に左右される中、底堅く食卓シーンを支えると期待されるカテゴリーは、惣菜と冷食だ。惣菜にはすぐに食べられる利便性があり、冷食はストック可能で使い勝手に優れている。どちらも新しいおいしさを生…続きを読む
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新春特集第1部:専門紙・誌記者座談会 コロナ禍の外食産業 総合から専門へシフ…
外食 2022.01.01◆今年の外食・業務用市場を見通す 2021年の外食産業は、コロナ禍に振り回された1年だった。時短営業はもちろん酒類提供規制など、業界の根幹を揺るがすような規制が外食産業を苦しめた。10月25日には、すべての規制が解除されたが、媒体・会社の垣根を越え…続きを読む
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新春特集第1部:2022年業界展望=食品メーカー さらに進むか価格改定
総合 2022.01.01◆適正化必須の年に 21年は、食品値上げがさまざまなカテゴリーへと拡大した。昨年上期6月までは本紙調べで14業種だったが、昨年12月10日現在では来年からの価格改定実施を含めると約80業種にまで価格改定は広がっている。本紙では今年以降、さらなる価格…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=日清食品ホールディングス 安藤宏…
小麦加工 2022.01.01日清食品ホールディングス(安藤宏基社長・CEO)は2030年度に向けた新たな中長期成長戦略を展開。その新戦略では新しい食文化を創造し続ける「EARTH FOOD CREATOR(食文化創造集団)」として環境や社会課題を解決しながら企業として持続的成長…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=日本ハム・畑佳秀社長
乳肉・油脂 2022.01.0121年4月から新中期経営計画をスタートした日本ハム(畑佳秀社長)は、コロナ禍でも業績は堅調に推移している。22年も、事業戦略とマテリアリティの実践を通したサステナビリティ戦略を両輪で進める。事業を通じた社会課題の解決に努め、持続可能な社会の形成に寄与…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=伊藤ハム・柴山育朗社長
乳肉・油脂 2022.01.01伊藤ハム(柴山育朗社長)の上期業績は、家庭用商品の好調に加え、業務用商品の一部が回復傾向となったことから堅調に推移。下期は原材料の高騰などコストアップ要因が多く企業努力の限界を超えると判断し3月1日付での価格改定を発表。中期経営計画の目標達成に向け重…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=キユーピー・長南収社長
調味 2022.01.01キユーピーは、スピード感ある海外シフトと市場軸によるグループの国内成長基盤のさらなる強化を、2月25日開催予定の株主総会で交代する高宮満新社長に託す。これからの成長戦略とそれを可能にすべく実をなし始めた商品軸から市場軸への15年ぶりの大変革を長南収社…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=Mizkan・吉永智征社長兼CE…
調味 2022.01.01Mizkanの吉永智征社長兼CEOは鍋つゆや納豆など、成長する商品の価値を即食、簡便、健康のかけあわせと説く。コロナ共存の調理離れ、健康志向に的確に応じ、納豆は7期連続増収。サプライチェーンの混乱といった課題への対応、22年の展望を聞いた。 ●即食…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=キッコーマン・堀切功章会長CEO
味噌・醤油 2022.01.01キッコーマンは今3月期、収益2桁成長の海外事業がけん引している。ニーズ優先の価値創造が奏功したが、原材料高による改定、飲料減、環境対応など課題もある。堀切功章会長CEOにコロナ共存の対応、今年の展望を聞いた。 ●海外2桁増収でけん引 価格改定などの…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=味の素・西井孝明社長CEO
調味 2022.01.01味の素社は2022年、グループの2020-2025中期経営計画フェーズ1の最終年を迎える。西井孝明社長CEOは、(1)DX推進による企業文化変革(2)健康・環境負荷への取組み(3)従業員エンゲージメント(社員の会社への貢献姿勢)--の三つを成果を上げ…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=ハウス食品グループ本社・浦上博史…
調味 2022.01.01ハウス食品グループ(本社=ハウス食品グループ本社、浦上博史社長)の昨年は国内事業は前年の内食需要拡大の反動などの影響を受けたが、海外事業は前期を上回って成長した。現在は第7次中期計画、4系列バリューチェーン(VC)への挑戦を進め、未来起点の発想で成長…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=エスビー食品・小形博行社長
調味 2022.01.01エスビー食品(小形博行社長)の21年は20年の需要増の反動が懸念されたがスパイス&ハーブを中心とした家庭用製品が堅調に推移し売上げを伸ばした。近年、高付加価値製品投入で商品開発力を磨くとともに環境問題への取組みも積極的に実施し着実にその成果を挙げてい…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=明治・松田克也社長
総合 2022.01.01明治の松田克也社長は、22年は生活者の健康意識の急速な高まりを背景に、健康をキーワードとした新需要やその領域に参入する企業が増加し市場が拡大すると分析。21年、グループスローガンを「健康にアイデアを」に一新、「明治らしい健康価値」を提供し社会課題の解…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=ニップン・前鶴俊哉社長
小麦加工 2022.01.01新社名として2年目を迎えるニップン(前鶴俊哉社長)は、持続的成長に向けた事業活動に取り組んでいく。コロナ禍によって大きく変化した社会環境をとらえ、製粉事業と食品事業の二つの柱事業を軸としながら新たな事業領域への挑戦を行うなど、積極的に多角的総合食品企…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=日清製粉グループ本社・見目信樹社…
小麦加工 2022.01.01日清製粉グループ本社(見目信樹社長)は、新型コロナウイルス感染症の影響により事業環境が大きく変化している中で、販売力と収益力の早期回復を最優先課題として注力している。2022年は各事業の競争力を一層強化し、長期ビジョンの実現に向けてさらなる成長を目指…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=日清オイリオグループ・久野貴久社…
乳肉・油脂 2022.01.01新型コロナ影響に加え歴史的な原料価格高騰に直面する国内製油業。家庭用トップの日清オイリオグループ(久野貴久社長)では21年、長期ビジョンを発表するとともに、これを実現するための新中計を始動した。周辺環境が不透明さを増す中、多岐にわたる変化をとらえ中計…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=J-オイルミルズ・八馬史尚社長
乳肉・油脂 2022.01.0121年、新企業理念の制定とともに第6期新中計を始動したJ-オイルミルズ(八馬史尚社長)。急激に変化する外部環境を適切にとらえ次世代を見据えた根本的改革や新事業戦略を着実に実施している。原料環境が悪化する中、いかに実を結ぶか。22年はまさに真価の問われ…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=ニチレイ・大櫛顕也社長
冷凍・チルド 2022.01.01ニチレイ(大櫛顕也社長)は22年度、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、タイで減産を余儀なくされたことを教訓に、安定供給できる生産体制を強化する。低温物流では、欧州を中心に保管と運送の一体運営と食品軽加工などの付加価値サービスにより集荷拡大を図ってい…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=日本水産・浜田晋吾社長
水産加工 2022.01.01日本水産(ニッスイ、浜田晋吾社長)は今年4月に、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた次期中期経営計画を公表する。2030年のニッスイグループの在りたい姿に対して、バックキャスト思考で策定。22年度からの3ヵ年で収益モデルの変革も必要と考えて…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=味の素AGF・竹内秀樹社長
飲料 2022.01.01味の素AGF(竹内秀樹社長)は、22年「ココロに響くマーケティング」を遂行し、生活者やステークホルダーに寄り添いながらファンとなるオンリーユーザーを増やしていく。コーヒーが有する新たな価値を提案し社会価値の共創にも注力する。23年に迎える設立50周年…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=カゴメ・山口聡社長
飲料 2022.01.01カゴメ(山口聡社長)の22年は、第3次中期経営計画(22~25年)の初年度、「トマトの会社から、野菜の会社に」の総仕上げを目指す第一歩となる。「野菜をとろうキャンペーン」を継続し野菜不足解消への取組みを加速させる。「植物性領域の拡張」や「環境対応」を…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=エバラ食品工業・森村剛士社長
調味 2022.01.01エバラ食品工業(森村剛士社長)は今期、中期経営計画「Unique 2023~エバラらしさの追究~」の第2フェーズをスタートさせた。コロナ禍の環境変化を踏まえ、基幹品の収益力強化や事業基盤の確立などに取り組み、生活に寄り添うスピーディーな商品開発を目指…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=フジッコ・福井正一社長
水産加工 2022.01.01フジッコ(福井正一社長)は“ニュー・フジッコ”の創造へ「ブランド価値の強靱化」「生産性向上」「働き方改革」を柱とする経営改革に挑戦している。品目絞り込みや特徴ある商品開発を推進し、収益性の高い事業基盤を構築することで、次の時代へ向けた強固な企業体質の…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=秋本食品・秋本大典社長
農産加工 2022.01.01秋本食品の秋本大典社長は、次世代幹部や新入社員の育成、生産設備の充実に取り組む。また、少しずつ日常が戻りつつもコロナ下の生活様式で理にかなった面は定着すると考える。この機会をとらえ、自社製品と取扱商品を展示する「春夏商品提案会」を開催する準備を進めて…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=相模屋食料・鳥越淳司社長
農産加工 2022.01.01「豆腐こそ最強のプラントベースフード(PBF)であり今こそ豆腐メーカーの出番だ」と語る相模屋食料の鳥越淳司社長。日本古来の豆腐を国産フードテックで時代のニーズに合った商品に昇華させた。もちろんコロナ禍への対応、サステナビリティも視野に入れ、22年も事…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=キリンビール・平岡敬規常務執行役…
酒類 2022.01.01キリンビールは21年、「一番搾り」をはじめとする主力ブランドに集中投資する戦略が成果を生み、厳しい環境下でもビール類計で市場を上回って着地した見込み。22年は新体制の下、新たな中期経営計画をスタート。平岡敬規常務執行役員は全社一丸で計画を実現すると語…続きを読む
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新春特集第1部:22年トップは語る成長戦略=アサヒビール・濱田賢司専務取締役
酒類 2022.01.01アサヒビールは21年、樽生ビールのような味わいの「スーパードライ 生ジョッキ缶」がヒットし広く話題となった。コロナ下で業務用ビールは先行き不透明な状況が続くが、22年も樽生ビールの品質向上をはじめとするビール全体の魅力発信に努める考えだ(濱田賢司氏の…続きを読む