新春特集第1部
新春特集第1部:コロナ後見据える内食市場 食卓支える簡便性に活路
食卓の幅広いニーズに対応する冷食(ヤオコー和光丸山台店)
コロナ禍の苦境を乗り越え進化する惣菜(東武ストア東武動物公園駅前店)
遠出しづらい環境下で諸国の物産コーナーを展開(ライフグランシップ大船駅前店)
家飲みなど家で楽しむ幅広いシーンに対応を図る(マックスバリュ関東東習志野店)
丸魚の充実により自宅で調理を楽しみたいというニーズにも対応(イオンスタイル川口)
コロナ禍で伸びた内食需要は転換期を迎える。生鮮3品が反動減や相場に左右される中、底堅く食卓シーンを支えると期待されるカテゴリーは、惣菜と冷食だ。惣菜にはすぐに食べられる利便性があり、冷食はストック可能で使い勝手に優れている。どちらも新しいおいしさを生み出す技術開発が盛んで、メニューの幅が広がり、健康志向や環境配慮への対応も進んでいる。内食市場はコロナ後を見据え、その基礎となる手作りシーンの充実に加え、利便性で伸長するカテゴリーを組み合わせることにより、食卓の楽しさを掘り下げ
-
新春特集第1部
総合世界的な脅威をもたらしたコロナ禍は産業のサプライチェーンも大きく揺るがしており、原油高、原材料高などさまざまなひずみを生じさせる一方で、社会生活のリモート化、非接触化など社会構造の急速な変化ももたらしている。新型コロナ […]
詳細 >