キッコーマンは今3月期、収益2桁成長の海外事業がけん引している。ニーズ優先の価値創造が奏功したが、原材料高による改定、飲料減、環境対応など課題もある。堀切功章会長CEOにコロナ共存の対応、今年の展望を聞いた。
●海外2桁増収でけん引 価格改定などの課題も 世界経済は新型コロナウイルスによる危機から回復傾向にあるものの、新たな変異株の流行など下振れリスクがあり、先行きは依然
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世界的な脅威をもたらしたコロナ禍は産業のサプライチェーンも大きく揺るがしており、原油高、原材料高などさまざまなひずみを生じさせる一方で、社会生活のリモート化、非接触化など社会構造の急速な変化ももたらしている。新型コロナ […]
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