日本酒普及に取組む日本とメキシコの大学生(後列中央は山田彰大使)
江戸時代初頭、太平洋を帆船で渡り、メキシコ(当時はスペイン領)にたどり着いた日本人使節団がいた。一行を率いたのは、仙台藩士の支倉常長。伊達政宗から通商交渉の命を受けていた。メキシコとの通商関係樹立というミッションは果たせなかったが、4世紀の時を経て今日、日墨間には2005年から経済連携協定が発効しており、わずか10年で両国間の貿易総額は2倍以上に増加した。このように日墨間の歴史は古く、経済上の結びつきも深い。 現在、メキシコの人口は1億2800万人