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食品スーパーやコンビニエンスストア、百貨店などで販売される家庭用塩は、少子高齢化や家庭内での調理機会の減少を背景にここ数年は減少傾向にある。20年度はコロナ禍に伴い在宅時間が増えたことで各種調味料の販売が堅調だったが、減塩志向の高まりで塩の販売量は大きく落ち込んだ。 財務省が6月30日に発表した最新の塩需給実績によると、20年度に小売店などを通じて販売された塩(特殊用塩、特殊製法塩を含む)は16万4000t(前年比10.9%減)だった。過剰な塩分摂
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塩市場は引き続き縮小傾向が続きそうだ。減塩志向の高まりで、食品加工や家庭・飲食店で使われる塩の量は減り続けている。生活習慣病予防の観点から国も塩分摂取目標値を引き下げており、今後大きな需要回復は望めそうにない。縮小する […]
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