小柳津正男社長
静岡市にある小柳津清一商店本社
静岡市の小柳津清一商店は、時代とともに変わるニーズへ柔軟に対応し、物価高の中でも業績拡大が続く。輸出についても順調に規模が拡大し、期待がかかる。同時に安定的に高値で取引されるてん茶(抹茶原料)を切り口に持続可能な地域社会の実現を目指している。今回、小柳津正男社長に話を聞いた。(宇佐見勇一)
--緑茶市場の現状は。 小柳津 このほど、新茶の価格は初取引時には高値をつけるが、
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今年は新茶取引で高値を付けたことに加え、感染対策の緩和で需要拡大が大きく期待された。特に抹茶原料の輸出額は農林水産省の支援などにより伸長が続き、ここに活路を見いだす茶商も少なくない。(宇佐見勇一)
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