中部流通特集

中部流通特集:中部小売 商品価値訴求とお値打ち感 値上げ局面、各社の対応

小売 2022.05.21 12401号 02面
UDリテールの店舗では迫力ある商品陳列で売場を構成

UDリテールの店舗では迫力ある商品陳列で売場を構成

フィールコーポレーションの店舗では、車の頻繁な通行を考慮し歩行通路に工夫

フィールコーポレーションの店舗では、車の頻繁な通行を考慮し歩行通路に工夫

平和堂の店舗では、手作りジャンボおにぎりなどを品揃え

平和堂の店舗では、手作りジャンボおにぎりなどを品揃え

 ●地元・地域生鮮品の提案強化
 2022年は原材料、物流費、原油・光熱費などの高騰や急激な円安による輸入価格の上昇、ウクライナ情勢を背景に世界経済の悪化などで値上げラッシュの年となっている。その影響で、食品メーカーも相次いで値上げに踏み切り物価は上昇している。一方、給与所得は上がらずスタグフレーションが指摘されている。
 ヤマナカ(名古屋市)は、自社ならではの商品の1品単価は上昇し、高品質な商品への訴求を強めている。一方で、節

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     中部地区の主要スーパーの2022年2月期や同年3月期の決算は、コロナ下で急拡大した巣ごもり消費による反動で、業績が芳しくない状況だ。ただ、各社はおおむねコロナ禍前の19年度比では堅調に推移し、全国スーパーマーケット協会 […]

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