チーズ特集

チーズ特集:主要チーズ輸出国・地域の対応=供給は世界的にタイト感

乳肉・油脂 2019.12.16 11985号 06面

 〈豪州〉
 日本の最大のチーズ輸入相手国、オーストラリア(豪州)は、昨年からの干ばつによる影響が大きく、生乳生産量が減少傾向にある。干ばつの長期化は酪農経営面の圧迫も進め、生産コストの上昇や乳牛の淘汰(とうた)を招いた。
 集乳競争も引き続き激しさを増し、6ドル後半という高め設定の乳価も、7ドル以上を提示しないと酪農家は販売しないなど、供給タイトが進んでいる。
 こうした国内生乳事情があり、20年1~6

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