ANUGAの日本パビリオンで日本産米粉が注目された
日本米の海外輸出量が順調に増加している。財務省貿易統計によると、22年総輸出量は2万8928tとなり、前年比27%増の伸長となった。今年9月末まででも2万6188tに上り、さらに同32%増加している。円安の追い風に加え、メーンユーザーの外食産業がコロナ禍のロックダウンや規制緩和から解除されたこと、一時期、通常の5~10倍まで高騰した欧米向け海外運賃がコロナ前水準に戻ったこと、異常気象による干ばつで欧米産短粒・中粒種が不作だったことなど複合要因がある。(佐藤路登世)