デザート特集2024
2024年度のデザート市場のうち、手作り風フレッシュデザートを除く大量生産のゼリー・プリン類は、常温・チルド帯ともに安定推移が続きそうだ。コロナ禍を経て商品価値の再評価が進んだこと、生活防衛意識が高まる中での値上げを経ながら手軽に食べられる価格帯を維持していること、そして何より各メーカーが定番商品をはじめ、確実な満足を保証する味を提供できていることなどで、消費者から「間違いない」と信頼されるカテゴリー認知をさらに拡大していることが大きい。(小澤弘教)
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◆デザート特集:ユーザー再獲得、広がる裾野 供給盤石化が成長の鍵
菓子 2024.04.222024年度のデザート市場のうち、手作り風フレッシュデザートを除く大量生産のゼリー・プリン類は、常温・チルド帯ともに安定推移が続きそうだ。コロナ禍を経て商品価値の再評価が進んだこと、生活防衛意識が高まる中での値上げを経ながら手軽に食べられる価格帯を維…続きを読む
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デザート特集:国内スイーツ市場=23年も引き続き回復 自宅外喫食は大きく増加
菓子 2024.04.2223年の国内スイーツ市場は約4%増となる1兆4000億円前後(本紙推定)で着地し、22年に続く回復を示した。新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いの5類移行後の人流増やイベント再開などを受け、自宅以外での喫食機会が大きく増加し、中でも外食や百貨店(…続きを読む
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デザート特集:常温=たらみ 凍らせる食シーン訴求
菓子 2024.04.22たらみは2024年度(24年1~12月)、「とろける味わい」シリーズを全面リニューアルし、新たな食シーンを提案する。ジュレとフルーツのおいしさに加え、凍らせて食べる新感覚を提案。他のラインアップでも賞味期間の延長や、期間限定品で初めての味を発売するな…続きを読む
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デザート特集:常温=ハウス食品 「フルーチェ」コラボ製品 夏場の需要喚起
菓子 2024.04.22ハウス食品の「フルーチェ」シリーズは昨年12月までの出荷ベースで前年比0.2%減とほぼ前年並みで推移した。パウダーデザート製品は同2.8%増と好調に推移した。コロナ禍のデザート市場はほぼ前年並みで推移しており、「フルーチェ」は市場同様の推移、パウダー…続きを読む
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デザート特集:常温=マルハニチロ 品揃え増やして活性化
菓子 2024.04.22マルハニチロは24年度、「フルティシエ ちょっと贅沢」シリーズのラインアップを拡充する。通年商品として新たに2品を加え、上期はレギュラー8SKU、シーズナル品2SKUを展開し、下期以降もさらにバリエーションを増やす方針。カップデザート全体でも前年から…続きを読む
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デザート特集:常温=たいまつ食品 カップ苦戦パウチ好調
菓子 2024.04.22たいまつ食品の2024年3月期のデザート事業は、前年割れの厳しい状況となった。常温カップデザートがコロナの療養食としての特需が終わったこと、原料の高騰が続いたことによる店頭価格上昇などが要因。一方で、コロナ特需と無縁だったパウチデザートは昨年2月発売…続きを読む
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デザート特集:常温=マンナンライフ 新商品でブランド強化
菓子 2024.04.22マンナンライフのコンニャクゼリーはメーンの「蒟蒻畑」6割、「蒟蒻畑 ララクラッシュ」シリーズ2割、スパウトパウチタイプ2割で構成している。今春夏も新アイテムを展開し、各ブランドの強化に取り組む。 「蒟蒻畑」シリーズは、3月1日から「アイスコーヒー味…続きを読む
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デザート特集:常温=ブルボン 2食感楽しめるゼリー
菓子 2024.04.22ブルボンは24年度に向け、グミキャンデー市場で人気の「しゃりもにグミ」をイメージした「しゃりもにゼリーヨーグルト味」を発売した。多様なカテゴリーに事業を展開する同社ならではのユニークな常温カップゼリー。競争が激しい市場において、グミでの知名度とブラン…続きを読む
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デザート特集:常温=ヨコオデイリーフーズ 新規性、食べやすさ追求
菓子 2024.04.22ヨコオデイリーフーズの23年デザート部門の売上げは、前年比で微減だった。パウチゼリーのコロナ特需の落ち着きと、値上げによるし好品の買い控えが影響した。24年は現状を維持しつつ、全社で前年比20%増を目標に少しずつ利益を上げていく。デザート部門でも値頃…続きを読む
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デザート特集:常温=アイエー・フーズ 常備用おやつ需要対応
菓子 2024.04.22アイエー・フーズは3月1日に新発売した「凍らせて食べる ちいさなアイスゼリー ぶどう味・いちご味」(各18g・6個入り)でゼリーカテゴリーを強化。冷凍して食べる個食タイプの商品で、パッケージの表は白熊キャラ、裏は簡単なアレンジレシピを載せ、既存のアイ…続きを読む
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デザート特集:チルド=雪印メグミルク 上位ブランド強化育成
菓子 2024.04.22雪印メグミルクは24年度、チルドデザートブランドで売上げ個数ナンバーワンの「CREAM SWEETS」の訴求を強める。ロングセラーアイテムが堅調な推移を見せる市場の中、上位ブランドをさらに強化し、育成。4連デザート「食感工房」には新商品・リニューアル…続きを読む
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デザート特集:チルド=森永乳業 「焼プリン」反転攻勢へ
菓子 2024.04.22森永乳業の23年度デザート類カテゴリーは、前年微減で推移。鶏卵不足や価格改定の影響で、「焼プリン」の通期での苦戦が響いた。24年度は供給体制も盤石に、パッケージも装いを新たにして反転攻勢を強める方針。4連タイプのラインアップも天面をリニューアルし、情…続きを読む
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デザート特集:チルド=江崎グリコ 親子で楽しめる提案を
菓子 2024.04.22江崎グリコの23年12月期プリン・ゼリーなどのデザート部門は、前年を超えて推移した。個食の「Bigプッチンプリン」が2桁増を達成し、「とろ~りクリームon」も大幅伸長するなど商品力の支持を獲得し、全体で好調な一年となった。今期も前年の勢いをそのまま、…続きを読む
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デザート特集:チルド=協同乳業 「なめらかプリン」25周年迎え販促展開
菓子 2024.04.22協同乳業の23年度デザート部門は、前年微減での着地となるもようだ。鳥インフルエンザによる鶏卵不足の影響で休売を余儀なくされ、主力シリーズのSKUが減少したことが響いた。ただし、販売を継続した既存品は着実に実績を積み上げており、24年度はその勢いを維持…続きを読む
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デザート特集:チルド=オハヨー乳業 主力プリンの食感改良
菓子 2024.04.22オハヨー乳業の23年度デザート部門の販売実績は、前年比微減で着地。コロナ禍の影響による在宅需要が落ち着いてきている状況に加え、昨年実施した価格改定の影響もあり、全体的に安価な商品群が伸長する傾向となった。 商品別ではゲルプリン、焼プリン共に微減。ゲ…続きを読む
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デザート特集:冷凍=ビュッフェ需要に活路 給食へ 催事・行事食の提案強化
菓子 2024.04.22業務用冷凍デザート市場の23年は、値上げ効果に加え新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いの5類移行で人流回復やインバウンド需要、人手不足による簡便で高品質な製品が求められ総じて好調だった。24年はアフターコロナ2巡目の年となり反動減の懸念もあるが…続きを読む
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デザート特集:冷凍=ヤヨイサンフーズ 和菓子で新商品を投入
菓子 2024.04.22ヤヨイサンフーズの24年3月期業務用デザート部門は、売上高が前年比6%増で着地した。カップデザートやカットタイプ「アレンジダイスゼリー」の好調がけん引。今春は回復市場の外食に注力すると同時に、病院・施設給食業態で再度提案を強化していく。新商品では「し…続きを読む
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デザート特集:冷凍=味の素冷凍食品 新ブランド、ホテル業態へ拡大
菓子 2024.04.22味の素冷凍食品の24年3月期業務用冷凍デザートの売上高は前年比2桁増と好調だった。値上げに加え、ホテル需要を中心に外食全体が伸びをけん引した。今期もさらなる拡大を目指し、昨年秋に立ち上げた新ブランド「フレックスペシャリテ」を軸にホテル業態に注力。人手…続きを読む
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デザート特集:冷凍=日東ベスト 外食向け焼き菓子拡販へ
菓子 2024.04.22日東ベストの24年3月期業務用冷凍デザートの売上高は、価格改定効果もあり前年を超える見込み。今期は好調なホテルやレジャー施設など外食業態での拡販を図り、物量で前年を確保、売上げで前年超えを目指す。 前期は鶏卵価格高騰やさまざまなコスト上昇の中で、2…続きを読む
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デザート特集:冷凍=テーブルマーク パティシエ品質で勝負
菓子 2024.04.22テーブルマークの23年12月期業務用冷凍デザート部門は、売上高が前年比1桁後半増と好調だった。ホテルや料飲店など外食の回復が貢献。24年度は、好調続くホテルビュッフェ向けに、フリーカットケーキで焼き菓子「ガトーオランジュ」と4層仕立てで食感にこだわっ…続きを読む