新春特集第1部
2021年は、団塊世代が後期高齢者となり始める22年を目前に控え少子高齢化と生産年齢人口の減少が加速する中で、ワクチンの普及次第ではあるものの、新型コロナウイルスへの感染リスクとは依然、背中合わせ、感染症対策の影響を受け続ける年となろう。リスク低減のためのさまざまな取組みが社会構造を大きく変えつつある現実に直面した20年の経験から、何を学び取るか変化対応力が試される。大きな飛躍へとつなげられるかもそこで決まる。
医療崩壊を防ぐ感染症対策としての人の移動の制限は社会・経済活動の停滞を招いて世界を変えた。働き方改革の延長線上にあるテレワークは、公共交通機関による通勤時の混雑緩和への協力が拍車を掛ける形となり情報通信技術の進展と相まって大手企業を中心に定着しつつある。それらも対面の必要・不要の選別をもたらし、社会の在り方を根底から変えつつある。
しかし、それが逆に、社会・経済活動の中での対面の価値を高め、さらに食品界に則して言えば、食事を共にする“共食”の価値も高めていることは確かだ。
食品産業・食品関連産業界が持続可能な成長を今後も遂げていくため、付加価値額、海外売上高、労働生産性をそれぞれ伸ばしていかなければならない。企画・開発力の向上と人材確保、新技術の適用、消費者ニーズへの対応、ブランド力の強化、食の機能性の追求、包装・容器の高度化なども進める必要がある。産学官が一体となり総力を挙げなければ進めることができない生産から製造・加工、流通、消費に至るフードバリューチェーンの構築も重要だ。21年は、ベンチャー企業、スタートアップ企業との協業によるフードテックなどの新たな分野に挑戦する動きも出て来よう。
今回の新春特集では「食牛之気」の文言をテーマとして掲げた。フードテックをはじめとした食品界と食品界を取り巻くさまざまな産業界の新たな試みの胎動が大きな飛躍へつながることへの期待も込めた。語源となる「虎豹の駒は食牛の気あり」は、トラやヒョウの子はまだ幼いうちから牛を食うほど意気さかんであるの意から、大人物は幼少のときから常人とは違ったところがあることを例えたものだ(「精選版日本国語大辞典」小学館)。中国古代の思想家・尸子(しし)の思想書「尸子 巻下」にある「虎豹之駒 未成文 而有食牛之氣」(虎豹の駒は、未だ文を成さずして、牛を食らわんとする気有り)の一節としてわが国には「古老軍物語」(荒木利兵衛、1661年)が伝えた。
“共食”の価値の最たるものである宴席の場で中国・唐時代の詩人・杜甫が発した言葉でもある。漢詩「徐卿二子歌」は徐卿の二人の男子の下の子を「小児五歳氣食牛 満堂賓客皆回頭」(小児は五歳にして気は牛を食らい、満堂の賓客、皆、頭を回らす)とうたい(吉川幸次郎著・興膳宏編「杜甫誌注 第十冊」岩波書店)、この漢詩に由来する「麒麟児」(才知に秀でる少年)という言葉で上の子とともに褒めたたえた。
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◆新春特集第1部:試される変化対応力
総合 2021.01.012021年は、団塊世代が後期高齢者となり始める22年を目前に控え少子高齢化と生産年齢人口の減少が加速する中で、ワクチンの普及次第ではあるものの、新型コロナウイルスへの感染リスクとは依然、背中合わせ、感染症対策の影響を受け続ける年となろう。リスク低減の…続きを読む
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新春特集第1部:新春インタビュー 野上浩太郎農林水産大臣に聞く
総合 2021.01.01◇社会変化へ対応 次代を切り開くパラダイムシフト 新型コロナウイルス感染症の世界的大流行によって、消費者の行動も変わり、また企業の経済活動も大きな変革を余儀なくされている。同時に情報通信技術(ICT)の進展・普及、国内の人口減少、途上国の経済発展な…続きを読む
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新春特集第1部:プラントベースフード・代替食 2021年も上昇トレンド
総合 2021.01.012020年は植物性原料を使ったプラントベースフード(PBF)や代替食が大きく存在感を強めた一年だった。世界的なトレンドを背景に国内でも食肉加工や飲料大手など食品メーカーが相次ぎ市場参入したほか、外食大手やコンビニエンスストア(CVS)も商品化するなど…続きを読む
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新春特集第1部:パッケージ最前線 21年は包装見直す転換期 「持続可能性」キ…
機械・資材・IT 2021.01.01●食の未来支える技術に期待 コロナ禍に伴い、生活者の消費行動は劇的に変化した。新しい生活様式(ニューノーマル)が“ノーマル”になるであろう2021年は、食品包装の在り方を見直す転換期になるかもしれない。日本食糧新聞が予想する今年のパッケージトレンド…続きを読む
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新春特集第1部:パッケージ最前線=省資源 プラ削減で環境負荷低減
機械・資材・IT 2021.01.01今まで使っていたものをなくす--。一時的に不便は生まれるかもしれないが、それによって得られるメリットは少なくない。20年はPETボトル飲料のラベルレス化やプラスチック製ストローの廃止、レジ袋有料化の動きが活発化した。いずれも廃棄物量削減により環境負荷…続きを読む
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新春特集第1部:パッケージ最前線=コミュニケーション 企業の声、消費者へ届け…
機械・資材・IT 2021.01.012021年もコロナ禍の収束は見えず、食品メーカー各社は商品開発や販売促進の見直しを迫られそうだ。 その中で重要になりそうなのがパッケージコミュニケーション。「なるほど」と唸(うな)るような仕掛けや、くすっと笑えるデザインは、SNSで拡散されて話題に…続きを読む
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新春特集第1部:パッケージ最前線=新素材 高機能開発し付加価値を
機械・資材・IT 2021.01.01高い機能性を付与した新しい資材や素材の開発も進んだ。見た目は変わらないが、使用する原料をサステナブルなものに変更したり、より環境負荷の低いものに切り替えたりする動きがある。大手包装資材メーカーを中心に開発が進んでおり、21年はより付加価値の高い包装資…続きを読む
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新春特集第1部:気候変動対策=食品界 求められる情報開示
総合 2021.01.012021年は食品界の脱炭素へ向けた取組みが加速するか注目される年でもある。19年6月11日に閣議決定して国連に提出したわが国の「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」では、最終到達点としての「脱炭素社会」を掲げた。今世紀後半、可能な限り早期の実現…続きを読む
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新春特集第1部:気候変動対策=イオン 脱炭素ビジョン 省エネ・再生エネ利用を…
小売 2021.01.01イオンは、2018年の時点で50年をターゲットにした脱炭素ビジョンを発表、中間目標として30年までに排出CO2の総量を10年比で35%削減するとしている。達成に向けたアプローチは(1)店舗(2)商品・物流(3)顧客との協業--の三つからなる。このうち…続きを読む
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新春特集第1部:日本生協連に見るSDGs エシカル消費へ対応 商品開発に反映
小売 2021.01.01日本生活協同組合連合会のSDGs(持続可能な開発目標)への対応が本格化してきた。生協運動の歴史から見ると、モノ不足の解消、偽物商品の駆逐、生産者との交流、環境配慮など変遷してきたが、その時代の社会情勢を反映した結果だ。現在はグローバル経済で世界的に貧…続きを読む
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新春特集第1部:日本生協連に見るSDGs=パーム油 春にも認証食品
小売 2021.01.01●メーカーに新たな負担 日本生活協同組合連合会は春にもRSPO・マスバランス(MB)の認証を取得したパーム油で製造したコープ食品を上市する。ようやく食品で商品化できた。メーカーには新たな負担になるが、それを超えていけるがどうかは2021年に掛かって…続きを読む
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新春特集第1部:日本生協連に見るSDGs=RSPO 環境・労働問題へ配慮
小売 2021.01.01●信頼の基準策定で利用促進 RSPOとは持続可能なパーム油のための円卓会議の略称で、環境保全や労働問題にも配慮したパーム油やそのパーム油を使った製品、工場などを認証している。 世界自然保護基金(WWF)などが中心となり2004年に設立された。その…続きを読む
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新春特集第1部:日本生協連に見るSDGs=水産エコラベル品 9月時点で77品…
小売 2021.01.01●資源管理の持続性を確認 日本生活協同組合連合会のコープ商品における水産エコラベル認証商品は着実に増え続け、販路も各生協の宅配だけでなく、店舗でも取り扱いが増えてきた。水産エコラベル商品は、MSC、ASC、MELなどで、2016年度には10品目だっ…続きを読む
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新春特集第1部:日本生協連に見るSDGs=コープみらい 「みんなでおためし」…
小売 2021.01.01日本最大の生協、コープみらいはエシカル消費に対応する商品の普及に力を入れる。「みんなでおためし!海のエシカル」は、学習会やイベントなどでサステナブル・シーフードを実際に試食し、参加者同士で会話しながら、水産資源の現状や消費者としてできることを楽しく学…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=日清食品HD・安藤宏基社長CEO
小麦加工 2021.01.01日清食品ホールディングス(安藤宏基社長CEO)は、グループのコアビジネスの成長と「カップヌードル」のグローバルブランディングの加速、環境戦略「EARTHFOOD CHALLENGE 2030」による持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指した取組み…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=日本ハム・畑佳秀社長
乳肉・油脂 2021.01.014月から新中期経営計画をスタートする日本ハム(畑佳秀社長)は、10年後の2030年ビジョンの実現を目指し、「国内コア領域での成長」「新領域への挑戦」「海外市場の成長」を中心に取り組む中で、社会課題を解決し事業の成長を図っていく。 ●社会課題解決を事…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=伊藤ハム・柴山育朗社長
乳肉・油脂 2021.01.01伊藤ハム(柴山育朗社長)の上期業績は、家庭用商品の大幅伸長で堅調に推移したが、コロナ禍による影響が大きいとしており、下期は危機感を持って対応を進めている。21年は先行き不透明な中、状況変化に対して迅速・的確に対応できる即応力を強化していく。 ●即応…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=キユーピー・長南収社長
調味 2021.01.0120年、創業101周年として新スタートをきったキユーピー(長南収社長)。新型コロナの影響を強く受けたが、新ニーズへ向けた新事業を立ち上げたほか、「貴重な“気付き”を得た」と振り返る。これらを生かし、新たな決意で21年に臨む。 ●学び・気付きを生かす…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=キッコーマン・堀切功章社長CEO
味噌・醤油 2021.01.01キッコーマンは国内外の家庭用売上げを伸ばし、業務用の苦戦を補っている。着実な業績回復、営業増益を導くのが、ニーズ対応を優先する価値創造。コロナ禍でも収益改善を果たす、堀切功章社長CEOにコロナ対応、今年の展望を聞いた。 ●ニーズに価値創造特化 生産…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=Mizkan・吉永智征社長兼CE…
調味 2021.01.01コロナ禍は人々の行動パターンを大きく変え外食産業が厳しい一方で家庭内調理の機会は増えるなど食に関しても大きな影響を及ぼしている。吉永智征社長兼CEOは、こうした変化をチャンスと捉える。ミツカンは調理を核に商品、メニュー、プロモーションを通じて新たな価…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=味の素・西井孝明社長
調味 2021.01.01味の素社の西井孝明社長は、コロナ禍の中で生まれてきた新しい生活・行動様式、いわゆる“新常態”を四つの特徴を持つ機会と捉えている。その四つの側面から、事業成長と“こころとからだの健康”を共創するASV経営の向上を目指す。 ●新常態を機会と捉える DX…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=ハウス食品グループ本社・浦上博史…
調味 2021.01.01ハウス食品グループは今期で第6次中期計画を終え、来期から第7次中計へと移行する。コロナ禍の影響が長期化し環境が大きく変化する中で、新中計でこの先の企業の姿をどのようにを描くのかなどをハウス食品グループ本社の浦上博史社長聞いた。 ●既存領域の生産性向…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=エスビー食品・小形博行社長
調味 2021.01.01エスビー食品はスパイス&ハーブの拡大や生産設備への投資などで、第1次中期経営計画をほぼ満足できる形で結果を残した。現状は新型コロナウイルスの拡大により先行きが不透明だが、小形博行社長は今期からの第2次中計で新たな成長策を描く。 ●スパイス&ハーブ拡…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=エバラ食品工業・森村剛士社長
調味 2021.01.01エバラ食品工業は19年スタートの中期経営計画「Unique2023」の基本戦略に「コア事業による収益強化と戦略事業の基盤確立」「“エバラらしく&面白い”ブランドへの成長」を掲げる。20年4月就任の森村剛士社長の下、時代やニーズの変化を捉えたスピーディ…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=日清製粉グループ本社・見目信樹社…
小麦加工 2021.01.01日清製粉グループ本社(見目信樹社長)は長期ビジョン「NNI“Compass for the Future”」で描く目指す姿の実現に向けさらなる成長の基盤づくりを着実に進め、「健康」を支え「食のインフラ」を担うグローバル展開企業を目指している。 ●安…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=ニップン・前鶴俊哉社長
小麦加工 2021.01.01ニップン(前鶴俊哉社長)は、1月1日に日本製粉から社名を変更し、名実ともに多角的総合食品企業へと動き出した。従来の呼称「ニップン」を新社名とすることで食品業界のみならず一般消費者からも親しまれる会社として、さらなる事業の発展を目指す。 ●多角的総合…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=日清オイリオグループ・久野貴久社…
乳肉・油脂 2021.01.01食の基幹産業・食用油。家庭用トップの日清オイリオグループ(久野貴久社長)は20年、新型コロナウイルスの影響の中、安定供給と市場活性化に尽力した。厳しさが予想される21年は、新中期経営計画・長期ビジョンを始動。重要な一年となりそうだ。 ●先駆けて新た…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=J-オイルミルズ・八馬史尚社長
乳肉・油脂 2021.01.01第5期中期経営計画の最終コーナーを迎えている食用油大手・J-オイルミルズ(八馬史尚社長)。コロナ禍の中でも、安定供給で食を支えているほか「おいしさデザイン企業」として経営基盤の強化、企業ビジョンの浸透、組織風土改革なども進めている。 ●中長期を見据…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=明治・松田克也社長
菓子 2021.01.01明治の松田克也社長は、2021年もコロナ禍の収束が見えず我慢の年となるとの見通しを示す。一方、明治グループ2026ビジョン「Byond明治」の実現に向け、財務規律を守りながら、海外を中心に積極的に投資し成長を加速させる。 ●21年は我慢と挑戦の年 …続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=森永乳業・宮原道夫社長
乳肉・油脂 2021.01.01森永乳業(宮原道夫社長)は新型コロナウイルス感染症の拡大で大きく変化した生活者意識を捉え、高まりが続く牛乳・乳製品需要の堅持へ対応を進めていく。多様化し拍車が掛かる健康ニーズに対し開発力を発揮するとともに、持続的な酪農乳業業界の発展への貢献を目指す。…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=カゴメ・山口聡社長
飲料 2021.01.01カゴメ(山口聡社長)は、21年の成長戦略の柱に「野菜をとろうキャンペーン」を据えて、日本人の野菜不足解消への取組みを加速させる。加えて、持続可能な農業への貢献のために、自然環境の保全に真摯(しんし)に取り組む。 ●野菜不足の解消加速へ 「自然環境の…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=味の素AGF・品田英明社長
飲料 2021.01.01味の素AGF(品田英明社長)は、全カテゴリーにおいて、「3R」を追求し、「ココロとカラダ」の健康に貢献すべく、取り組む。ウィズコロナに際し、感染防止対策を最優先課題とし、従業員や取引先、生活者の安全を守りながら、事業活動との両立を図っていく。 ●全…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=日本水産・的埜明世社長
水産加工 2021.01.01日本水産(ニッスイ)は3ヵ年中期経営計画最終年度の今期、新型コロナの影響を国内外で強く受け、通期業績予想の下方修正を余儀なくされた。的埜明世社長は来期を「体質強化の1年」とし、成長軌道への回帰に向け収益向上策を打つ。 ●来期「体質強化の1年」 成長…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=ニチレイ・大櫛顕也社長
冷凍・チルド 2021.01.01ニチレイは、19~21年度中期経営計画「WeWill 2021」の初年度に、営業利益300億円に初到達した。2年目の今期はコロナ禍で売上高予想を下方修正。大櫛顕也社長は最終年度の目標数値を堅持し、営業益350億円の達成を目指す。 ●今期の増益は達成…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=相模屋食料・鳥越淳司社長
農産加工 2021.01.01新型コロナウイルス感染症流行という事態にも、欠品を発生させない一方、5月に新商品を連続上市して「食をつなぐ使命」を全うしようとする相模屋食料(鳥越淳司社長)。プラントベースフードとしての豆腐の魅力訴求にも積極的だ。 ●「食をつなぐ使命」全う プラン…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=秋本食品・秋本大典社長
農産加工 2021.01.01秋本食品(秋本大典社長)は、感染症拡大の影響を受けて内食が増え、免疫力をキーワードに、キムチの売上げが一時は前年比で30%超増加した。21年度は、業種によって大企業の新卒採用が減ることから将来の幹部候補を採用するチャンスとみている。 ●キムチは30…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=フジッコ・福井正一社長
水産加工 2021.01.01フジッコ(福井正一社長)は21年、SKU(品目)絞り込みや働き方改革、デジタル化など経営改革を強力に進める。コロナ禍に伴うデフレ到来を見据えさらなる生産性向上を目指す。主力商品の改良や通販事業拡充などでニューノーマル市場へ対応する。 ●経営改革を強…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=アサヒビール・塩澤賢一社長
酒類 2021.01.01アサヒビールは昨年、「おいしい生ビールが飲みたい」というニーズに応えるため、飲食店での樽生ビールの品質向上サポート策を推進。今年も期待を超えるうまさの提供に取り組み、ビール市場の活性化に挑む塩澤賢一社長に展望を聞いた。 ●最高の生ビール提供へ 期待…続きを読む
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新春特集第1部:21年トップは語る成長戦略=キリンビール・布施孝之社長
酒類 2021.01.01「求められる価値を次々と提案し、酒類全体をもっと魅力的にしていきたい」と意気込むのはキリンビールの布施孝之社長。昨年は業務用の課題解決に貢献する新たな提案をスタートし、強い手応えを示す。布施孝之社長に21年の戦略を聞いた。 ●本音射抜く施策次々と …続きを読む