黄金色に輝くシロガネコムギの穂が空に向かってまっすぐ伸びる
製菓用薄力粉の最高峰といわれる「宝笠」と同様の製法を県内小麦粉にも用いる
【関西発】地産地消の循環には、業態の垣根を越えた連携が欠かせない。兵庫県神戸市の増田製粉所は、産官学民を交えた地域のつながりを基盤に県産小麦の栽培振興を図る。昨年は神戸市主催のイベントに地元洋菓子店らと出店し、自社ブランドの県産小麦粉やその加工品となる菓子を販売。地域活性化の一翼を担う地場産品として、県産小麦粉の認知拡大を進めている。(岡田幸子)
●業態の垣根越え 地産地消が好循環