酪農・乳業新春特集

酪農・乳業新春特集:牛乳乳製品消費動向=牛乳 価格改定、災害経験も消費堅調

乳肉・油脂 2020.01.20 11999号 09面

 農林水産省が公表した19年4~10月の牛乳生産量(消費量)は188万9017klで、前年を0.2%上回った。加工乳・成分調整牛乳は前年比2.8%減となった。酪農乳業団体Jミルクが19年10月4日に公表した需給見通しでは、19年度(19年4月~20年3月)の牛乳生産量は同0.2%増と試算され、4月の価格改定、9月の大型台風発生による影響などを経てもなお、消費は堅調に推移すると思われる。
 19年は7月が例年にない長さで梅雨寒の天候が続き、牛乳類の需給は

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 酪農・乳業新春特集

    酪農・乳業新春特集

    乳肉・油脂

     ◆人づくり・モノづくり両輪で  2020年の酪農・乳業界は、市場のグローバル化の進展を念頭に置いたさまざまな施策が進む年となりそうだ。生乳生産は4年ぶり増産の予想が示されているが、北海道と都府県の構造的なギャップは依然 […]

    詳細 >