中部流通特集2023
中部流通特集:本紙中部支社、静岡流通フォーラム開く 4年ぶり闊達に意見交換
日本食糧新聞社中部支社は8日、静岡駅前のグランディエールブケトーカで「創刊80周年記念 静岡流通フォーラム」を4年ぶりに開催した。地元小売企業、食品メーカー、食品卸ら約50社100人ほどが参集。情報交流会では出席者らは県下の食産業に関して、闊達(かったつ)に意見を交換していた。
情報交流会の冒頭、主催者である西川昌彦常務取締役中部支社長は当地区の食品産業の現状に触れるとともに、創刊80周年への謝意を出席者らに示した。
乾杯は県の食品界を代表して、マックスバリュ東海の作道政昭社長が行った。その中で「すべての利害関係者がWin-Winな関係を築いていけるように努めていきたい」と抱負を述べ、参加者の躍進を祈念した。
中締めは味の素社の原正樹静岡営業所長が行い、「皆さまととも今後の発展に向けて歩んでいきたい」と今後の抱負を述べた。
情報交流会の前に行われた講演では、多くの企業や行政機関などにPOP広告の実践ノウハウを伝授している沼澤拓也氏を講師に招き、出席者らに次世代技術として大きな話題を呼んでいるメタバースに関する講演を行った。(宇佐見勇一)