小池百合子東京都知事(左から4人目)も参加した「組合まつり in TOKYO」のオープニングセレモニー
「東京二八そば」ブランドを立ち上げた東京都麺類協同組合と新宿製めん協同組合。この日は打ちたて、ゆでたてを無料で振る舞った
埼玉・深谷市の六次産業協同組合は西洋ネギのリーキを市の新たな特産品「深谷リーキ」としてPR
全日本カレー工業協同組合はカレーの効能をパネルで訴求。スパイスの香り体験コーナーも人気だった
五島手延うどん協同組合は長崎県五島列島の特産品である五島うどんの魅力を発信
宮城県白石市の特産品「温麺(うーめん)」は離乳食や介護食にもぴったり
大分県産大麦「トヨノホシ」を使った焼酎がズラリ。香り高くまろやかで気品ある味わい
伝統の技から生み出されるさまざまな和菓子は訪日外国人の関心も高い
南北に長く、周囲を海に囲まれた日本には四季がある。各地域には風土やそこに住む人たちの嗜好(しこう)に則した地場産品・郷土料理があり、これら“匠の味”を守る中小規模の食品メーカーが多数存在する。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、これまで以上に外国人旅行者の来日が予想される今年は、こうした日本の食文化にも注目が集まりそうだ。自社商品の価値を再確認して世界へ、そして未来へとその魅力を伝える取組みに期待したい。
日本の食品産業の