中部新春特集2025
24年から25年にかけての年末年始は、曜日の並びにより最大9連休となった。9連休も奏功したのか、名古屋を中心とする中部地区の観光地や商業施設で多くの人出があった。地元メディアは、熱田神宮の正月三が日の人出が230万人と報じたが、これは前年から90万人増えた24年と同水準だ。
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◆中部新春特集:小売業の働き方改革進む 生成AIで省人化へ挑め
特集 総合 2025.01.25●人手不足の影響不可避 24年から25年にかけての年末年始は、曜日の並びにより最大9連休となった。9連休も奏功したのか、名古屋を中心とする中部地区の観光地や商業施設で多くの人出があった。地元メディアは、熱田神宮の正月三が日の人出が230万人と報じた…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=東海農政局・秋葉一彦局長 具体的対策示した…
キーパーソン 特集 官公庁 2025.01.25◇農林水産省東海農政局・秋葉一彦局長 農業・農村、食品産業をめぐる情勢の変化を踏まえ、昨年の通常国会において、四半世紀ぶりに「食料・農業・農村基本法」が改正された。 新たな基本法では、生産から流通、消費に至る各段階の関係者が連携する「食料システム…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=アルビス・池田和男社長 海産物さらに強化を
キーパーソン 特集 小売 2025.01.25◇アルビス・池田和男代表取締役社長 昨年は、インバウンド需要の回復や雇用・所得環境の改善などの各種政策の効果によって、社会経済活動は徐々に正常化への動きが見られた。一方で、ウクライナ情勢の長期化や世界的な金融引き締め、資源価格・原材料価格の高留まり…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=ぎゅーとら・清水秀隆社長 具現化へ普通極め…
キーパーソン 特集 小売 2025.01.25◇ぎゅーとら・清水秀隆代表取締役社長 「今食べたい、サービスを受けたい」という顕在需要については、世代を超えて声を聞く真摯(しんし)な耳を持つべきだと考える。「こんな食べ方があるなら試してみたい、そんなサービスならありがたい」という潜在需要の掘り起…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=静鉄ストア・森下登志美社長 山積課題に取り…
キーパーソン 特集 小売 2025.01.25◇静鉄ストア・森下登志美代表取締役社長 昨年は設立25周年を迎えて、記念イベントや記念商品などを展開した。中でも9月開催の「美味しいキッチン選手権&しずてつストア直売会」ではツインメッセ静岡大展示場に6000人ものお客さまが来場。入場規制が発生する…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=物語コーポレーション・加藤央之社長
キーパーソン 特集 外食 2025.01.25◇物語コーポレーション・加藤央之代表取締役社長 ●個のチカラを活性化 2024年の外食業界は回復基調が継続したものの、原材料価格・光熱費などの上昇や物価高による消費者の節約志向の高まりなど、厳しい事業環境であった。 こうした中、当社グループは、…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=ヤマナカ・中野義久社長 出店視野に成長戦略
キーパーソン 特集 小売 2025.01.25◇ヤマナカ・中野義久代表取締役社長 数年来続く、物価・エネルギーコストの高騰、人手不足や物流の変革などに加え、能登半島地震に代表されるように、年明けから自然災害、気候変動に翻弄(ほんろう)された上期だった。 迷走台風や南海トラフ地震の警報により、…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=イオンリテール・石河康明東海カンパニー支社…
キーパーソン 特集 小売 2025.01.25◇イオンリテール・石河康明執行役員東海カンパニー支社長 ●全員経営で変化挑む 2024年は円安や物価高騰の長期化により、お客さまの節約志向が一層強まり、お得感への期待がこれまで以上に高まる一年だった。このような中で、消費の二極化の流れは続いており…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=マックスバリュ東海・作道政昭社長
キーパーソン 特集 小売 2025.01.25◇マックスバリュ東海・作道政昭代表取締役社長 ●改善を行動変え実現 地震や豪雨による自然災害、記録的な猛暑など非日常的状況において、地域のお客さまの日々の暮らしを支えるSMとしての役割と責任をあらためて強く認識する一年となった。 お客さまの節約…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=遠鉄ストア・宮田洋社長 小型店も利益確保を
キーパーソン 特集 小売 2025.01.25◇遠鉄ストア・宮田洋代表取締役社長 昨年24年は過去最高の営業収益を記録した前年を超えて推移した一方、人件費や水道光熱費などのコスト上昇によって総合的には厳しい一年だった。今後もコスト上昇は続くと懸念しており、従来のやり方では収益確保が難しい。そこ…続きを読む
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中部新春特集:2025新春の抱負=松浦商店・松浦浩人社長 地域根差す価値提供
キーパーソン 特集 中食 2025.01.25◇松浦商店・松浦浩人代表取締役社長 昨年は、原材料費、人件費、水道光熱費など、さまざまな経費の上昇が引き続き経営を圧迫する状況にあった。このような困難な環境の中でも、「付加価値づくり」に注力する経営方針を掲げ、地域の名産品や特産品を活用し、駅弁職人…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=トーカン・永津嘉人社長 デリカ営業部を新設
特集 卸・商社 2025.01.25●一層の事業拡大目指す --前期の状況は。 永津 食品全般の値上げ基調が続き生活者の節約志向は根強く、エネルギーコストの高止まり、雇用・所得環境の改善による人件費上昇、物流費上昇など、引き続き厳しい状況が継続したのではないだろうか。加えて環境対応…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=昭和・青山尚正社長 空白地帯に物流拠点
特集 卸・商社 2025.01.25●3温度帯を備え効率化 --今期の状況は。 青山 ここまでの売上げは、おおむね前年超えで推移している。引き続き、期末に向けてしっかりと積み上げていきたい。堅調な要因には、昨年と同様に業務用、外食店の回復などが挙げられる。取引先によってはコロナ禍前…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=カナカン・谷口英樹社長 震災時の貢献大きい
特集 卸・商社 2025.01.25●生ごみ処理機「ポイト」 --今期の状況は。 谷口 全社売上げが前年比約2%増で推移しているものの前期の勢いは感じられない。特に5月の大型連休明けから9月あたりまで売りが芳しくなかった。しかし昨年の帳合変更の8月ごろの一巡もあり10、11月から回…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=イズミック・盛田宏社長 前期は過去最高益に
特集 卸・商社 2025.01.25●トレンド合致の提案を --前期(24年12月期)を振り返って。 盛田 当社前期の売上げは酒税改正や値上げなどに伴い、前年を超える数字となった。さらに利益に関しては高付加価値商品の提案やコスト削減などの結果、過去最高益を記録。一時、厚労省が2月に…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=伊藤忠食品・佐藤太一執行役員東海営業本部長
特集 卸・商社 2025.01.25●中計重点3分野注力 低重心経営で目標必達 --24年の市場動向を振り返って。 佐藤 景気は緩やかに持ち直したが、原材料高や為替の影響、エネルギーや人件費高騰による物価高で実質賃金は低迷し、個人消費は弱っている。 特に食品に対しては、消費者の生…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=三井物産流通グループ中部支社・苅野尚人支社…
特集 卸・商社 2025.01.25◇三井物産流通グループ・三井食品ユニット中部支社 苅野尚人支社長 ●早期にシナジー発揮 きめ細かくニーズ対応 --24年を振り返って印象的だった出来事は。 苅野 昨年は新年早々に令和6年能登半島地震、羽田空港での飛行機事故など無常・非常な災害、…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=日本アクセス・菊池秀弥中部エリア統括
特集 卸・商社 2025.01.25●独自企画通じ存在感 具体性のある提案推進 --今期(25年3月期)ここまでの状況は。 菊池 物価高で市場環境の厳しさが増す中でも、売上げは前年をやや超えて推移している。一方、利益は物流費や人件費などの周辺コストの上昇が影響して厳しい状況が続き、…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=中部メイカン・小寺仁康社長 利益6年連続4…
特集 卸・商社 2025.01.25●地域の食文化継承使命 --今期ここまでを振り返って。 小寺 当社グループ全体の24年9月期時点の業績は売上げ、経常利益ともに増収増益。売上げ面では中部メイカン(グループ内で同社のみ3月決算)が前年比微減とやや進展が遅れているものの、メイカングル…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=三菱食品・山口勉中部支社長 選ばれる卸へま…
特集 卸・商社 2025.01.25◇三菱食品・山口勉執行役員中部支社長 ●従来以上に信頼関係を --2024年を振り返ってみて、どのような年だったか。また、これまでの業況や売上げの動向、消費者の動向についてどのようにみている。 山口 業況は前年並みに推移するものの、消費マインド…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=国分中部・福井稔社長 次期長計基盤づくり
特集 卸・商社 2025.01.25●「改善と改革」総仕上げ --24年の状況、取り組んだことについては。 福井 24年は能登半島地震をはじめとする自然災害、不安定な世界情勢を背景にした物価高騰の影響など、変化の激しい一年となった。 消費者の節約志向が強まる中、当社としてはコスト…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=加藤産業・高瀬健治上席執行役員中部支社長
特集 卸・商社 2025.01.25●失敗を恐れず果敢に 我流排し「守破離」実践 --2024年を振り返って。 高瀬 売上げは価格改定などの影響もあり、好調に推移することができた。利益でも、売上げの増加によって全体の経費率が下がり、増益となった。ただ、経費の中でも重要なコストコント…続きを読む
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中部新春特集:井村屋グループ・中島伸子代表取締役会長 サステナブル目指す
アイスクリーム 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー ロシア・ウクライナ紛争が長期化していることに加え、その他の国にも地政学的問題が起きている。 加えて、天災や異常気象の発生による農作物の被害も重なり、原材料不足と高騰、エネルギーや人員不足の影響など、不透明で不…続きを読む
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中部新春特集:辻製油・辻威彦代表取締役社長 副産物利用で新商材
調味料 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 当社の食品事業の前期(24年12月期)の売上げは、目標を達成した。要因はコロナ禍で定着した在宅勤務層や自宅で調理をする層による家庭用製品の需要増加と、外食産業の回復に伴う業務用製品の売上げ向上が影響したと考えて…続きを読む
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中部新春特集:名糖産業・三矢益夫代表取締役社長 グループ全体で挑戦
菓子 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 今期(25年3月期)11月まで、主力製品であるチョコレートや粉末飲料の売上げは値上げの影響や原材料の高騰で苦戦はあるものの前年はクリアできている。 9月には一部の商品について価格改定および内容量変更を行った。…続きを読む
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中部新春特集:トーアス・岡本篤志代表取締役社長 売上げ増へ設備投資
缶詰 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 前期(24年3月期)は、売上高約109億円で着地。今期(25年3月期)も前年並みの売上げを見込んでいる。ここ数年は、生産性が過去最高を更新し続けており、インフレの影響などによる販売数の減少を利益面でカバーするこ…続きを読む
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中部新春特集:マルマツ・山下裕介代表取締役社長 創業の味と品質守る
冷凍食品 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 当社の今期(25年3月期)ここまでの売上げは、昨年に実施した価格改定の効果を受けて前年比約5%増で推移し、通期増収増益での着地を予想している。 売上げの約6割を占めるチルドギョウザは昨春に値上げしたが、POS…続きを読む
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中部新春特集:真誠・冨田博之代表取締役社長 適正な価格を信頼に
農産乾物 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年は、新型コロナウイルス感染症まん延後の日本経済の見通し・進むべき方向を見極める意味でも重要な年であったと思う。 政治的にも既成政党への厳しい声が聞かれる中、日本自体の今後の立ち位置、またどうあるべき…続きを読む
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中部新春特集:味食研・木葉裕章代表取締役 開発レベルの向上を
調味料 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年も引き続き値上げに対応する年となった印象だ。人件費や物流コストの上昇などを考慮するとさらに適正な価格にする必要があるため、今後も価格の適正化に向けた取り組みを推進していく。前期(2024年7月期)を振…続きを読む
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中部新春特集:名城食品・藤原正敏代表取締役社長 関東への再進出注力
麺類 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 当社前期(24年12月期)は主に長引く酷暑の影響で夏物商材の「冷し中華」や「2食生ざるそば」などがけん引する形で売上げ・数量ともに前年並みに着地した。また、慢性的な物価高に伴う生活防衛意識の高まりの影響を受けて…続きを読む
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中部新春特集:リスパック・大松栄太代表取締役社長 独自化新商品を開発
特集 機械・資材 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年は原料費高騰による物価高で買い控えが起こり、小売各社が買上点数の減少に苦戦していた印象だ。 当社もその影響を受け販売枚数の面で苦戦した。ただ一昨年に続き昨年も新商品を多く投入したことや小売店の量目調…続きを読む
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中部新春特集:ヤマモリ・三林圭介代表取締役社長執行役員 組織の能力を高める
調理品・コメまわり品 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 当社の今期(25年3月期)は、価格改定効果があるものの、24年11月まで過去最高の売上げで推移し、営業利益も前年をクリアしている。 今期は第8次中期経営計画の初年度で、構造改革や軌道修正に着手している点も業績…続きを読む
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中部新春特集:スジャータめいらくグループ・日比治雄代表 適応力を存分に発揮
嗜好飲料 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年は、引き続き「食と美と健康+環境」をコンセプトに商品開発、取り組みを積み重ねた年だった。こうした取り組みの源流の一つともいえるのが、カナダ産オーガニック大豆を使用している有機豆乳だ。2005年には生産…続きを読む
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中部新春特集:竹本油脂・竹本信二郎取締役専務執行役員 ブランド価値向上へ
食用油 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 昨年は、産地の天候不順などが要因で原料価格が高騰したことに加えて、為替の影響などもあり、夏ごろにかけてごまの仕入れ価格がピークとなった。当社の実績としては、前期(24年12月期)の売上高は前年比約15%増、数量…続きを読む
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中部新春特集:ホシザキ・小林靖浩代表取締役社長 流通・加工への拡販も
特集 機械・資材 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 当社前期(24年12月期)の業績は売上高が前年比15.1%増の4300億円、営業利益が同11.4%増の485億円、経常利益が同7.3%増の540億円での着地が予想され、当初予想を上回ると見込んでいる。 国内は…続きを読む
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中部新春特集:スギヨ・杉野哲也代表取締役社長 能登の復興へまい進
練り製品 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年の元日に発生した能登半島地震によって多くの方や企業が被災した。各行政機関が復旧作業に尽力しているものの、道路などのインフラには、いまだに爪痕が色濃く残っている状態だ。七尾市に拠点を構える当社においても…続きを読む
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中部新春特集:はごろもフーズ・後藤佐恵子代表取締役社長 新製品の開発に尽力
缶詰 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 昨年24年は日常生活はもちろんのこと、仕事や職場環境も従来のスタイルを取り戻し、対面でのコミュニケーションが増えた一年だった。 しかし、元旦に発生した能登半島地震などを受けて、日常使いだけでなく、災害時でも役…続きを読む
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中部新春特集:ホテイフーズコーポレーション・山本達也代表取締役社長
缶詰 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー ●初のコラボ品を開発 当社前期(24年9月期)は減収増益で終わることができた。今期始めも堅調な滑り出しだが、鳥インフルエンザの拡大が最大の懸念事項だ。そこでこれまでの経験を生かし、原材料をできる限り多く確保す…続きを読む
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中部新春特集:小笠原製粉・小笠原充男代表取締役社長 魅力向上へ意見収集
粉類 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 前期(2024年12月期)は新規取引先の獲得や既存取引先での取引量増加によって増収増益で着地することができた。従来からのグッズ、お土産需要に加えて地元SMでの取り扱いが増加しており、小売各社が差別化を図るため、…続きを読む
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中部新春特集:東海澱粉・葉山裕代表取締役社長 付加価値提案に注力
特集 卸・商社 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 昨年24年は歴史的な円安の影響などを受けて多くの品目で価格改定が進むなど、変化が激しい一年だった。しかし、当社はこうした変化を好機ととらえ、お客さまのニーズに応える付加価値の提案に注力。結果、今期(25年6月期…続きを読む
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中部新春特集:小出物産・小出守彦取締役社長 戦略的な営業推進を
特集 卸・商社 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年は価格改定の影響もあり、売上げを確保することができた。輸出に取り組む各取引先さまの業績伸長などで海外に対応した原料の引き合いが多く、物量においても前年比で増加している。昨今の動向としては、23年までは…続きを読む
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中部新春特集:コモ・木下克己代表取締役社長 米国市場さらに拡販
パン・シリアル 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 今期(25年3月期)は当初計画の年間売上げ70億円、純利益1億円を達成できる見通しだ。上期は前期の価格改定の影響を受け、計画通りの売上げと収益を確保した。下期はチョコレートの原材料価格高騰を受け、冬季限定のチョ…続きを読む
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中部新春特集:ハナノキ・池山真一郎代表取締役社長 多様なニーズに対応
コメ・もち・穀類 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 当社前期(24年5月期)は受注増に対応するために産地側工場との協力関係強化と昨年春ごろからの米価高騰に伴う価格改定により、売上高が50億円の大台を突破した。今期ここまでは計画通りに堅調に推移。商品では物価高の中…続きを読む
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中部新春特集:服部香料・服部祐知代表取締役社長 受託加工で存在感を
特集 素材 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 24年の市場は、原材料の度重なる価格高騰にもかかわらず、最終商品への価格転嫁が厳しい状況が続いたため、利益確保は23年以上に難しくなっていると感じる。食品業界は他業界に比べて価格転嫁が遅れており、その影響が顕著…続きを読む
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中部新春特集:ハラダ製茶・原田宗一郎代表取締役社長 事業連携で多角的に
嗜好飲料 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 当社グループ前期(24年12月期)の業績はコロナ禍の期間に行った製茶工場の製法や保存などの効率化に伴い、収益力が著しく向上しており、前年に続き増収増益で着地した。特に葬儀・ギフト事業が好調。今後もM&Aなどを進…続きを読む
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中部新春特集:ニチフリ食品・塩坂恵理子代表取締役社長 業務用など販路拡大
調理品・コメまわり品 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 当社今期(25年2月期)ここまでの業績は物価高の中でふりかけの高い簡便性と経済性が評価され、売上げ・数量ともに前年をやや超えて推移している。10月にはWebで当社商品25品を対象としたふりかけ総選挙を実施したほ…続きを読む
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中部新春特集:田丸屋本店・望月啓行代表取締役社長 見る工場で地元PR
調味料 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 当社今期(25年9月期)ここまでの業績は市販用のチューブ入りわさび商品がけん引する形で売上げが前年を超えて推移している。一方、数量ベースでは値上げの影響で伸び悩んでいる。特に土産・観光販路の中でバスによる集客が…続きを読む
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中部新春特集:日新蜂蜜・岸野逸人代表取締役社長 自社ブランドけん引
ホームメイキング材料 特集 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 昨年の市場動向はコメ不足によるパン需要の増加が予測され、それに伴うはちみつ需要の拡大も期待されたが、特に市場に目立った影響はなかった。 当社の前期(24年12月期)の実績は増収増益で着地し、予算達成となった。…続きを読む
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中部新春特集:ワタナベフーマック・渡邊将博代表取締役社長 高い目標への準備も
特集 機械・資材 2025.01.25◇中部有力メーカートップインタビュー 前期(24年12月期)の売上げは自社商品だけでなく他社商品も伸長し増収となった。利益については横ばいだった。昨年は「深化、進化、新化」をテーマに進めた中期経営計画の3ヵ年の初年度の目標を達成することができた。昨…続きを読む
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中部新春特集:浜松市、域外資本の参入相次ぐ 地場との激しい攻防戦も
特集 総合 2025.01.25域外資本のSMの静岡県浜松市への進出が相次いでいる。価格競争力を武器に競合既存店との違いを鮮明にするとともに同市を含む静岡県西部での出店を進めている。今後、域外資本と地場資本との間で激しい攻防戦が繰り広げられると予想される。(宇佐見勇一) 神奈川県…続きを読む
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中部新春特集:ジャパンプランツ、食品製造に本格参入 新規軸事業も力を注ぐ
缶詰 特集 2025.01.25花き総合商社のジャパンプランツがこのほど、食品製造に本格参入する。同社は、中国浙江省にある世界屈指の果実缶詰メーカーと提携し、きめ細かなOEMを可能にした。今後、ドラッグストアを中心とした小売や卸への売り込みに本腰を入れていく。 同社は8月に東京ビ…続きを読む
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中部新春特集:折兼、愛知淑徳大の学生とコラボ 脱プラ問題意識調査も
特集 機械・資材 2025.01.25折兼は24年12月14日、愛知淑徳大学交流文化学部林ゼミナール主催の「ぴよどらcafe」に「バガス」容器を提供し、コラボイベントに協力した。 23年に同ゼミが産学連携で名古屋新土産として商品開発したどら焼き「ぴよどら」は、好調な販売が続いている。今…続きを読む
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中部新春特集:九鬼産業、黒ごまラテとごま油に注力
食用油 嗜好飲料 特集 2025.01.25九鬼産業は24年2月から出荷を開始した水やお湯に簡単に溶ける「九鬼 贅沢ミルク黒ごまラテ4P」(20g×4袋)と23年同月発売の「九鬼一番搾り純正胡麻油170/340g」に力を入れる。 「贅沢ミルク黒ごまラテ」は北海道産生乳100%の全粉乳由来の濃…続きを読む
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中部新春特集:敷島製パン、新ブランド「和小麦」誕生 食料自給率向上を目指す
パン・シリアル 特集 2025.01.25敷島製パンは新ブランド「和小麦」の立ち上げを機に、既存の国産小麦シリーズのパッケージを全面刷新し、2月1日から関東・中部・関西・中国・四国・九州地区で新商品4品を発売する。 ラインアップは「国産小麦 ずっしりあんバターフランス」「国産小麦 濃厚明太…続きを読む
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中部新春特集:季咲亭、漬物通じ地域課題解決 一部地域の学校給食に採用
漬物・佃煮 特集 2025.01.25静岡県の地場野菜などを使用した漬物の製造・販売を手掛ける静岡市の季咲亭は2016年、「静岡めんまプロジェクト」を立ち上げ、食を通じて地域課題解決に取り組む。24年10月、一部地域の学校給食に同プロジェクトで誕生した「静岡めんま」が採用。同社の地域貢献…続きを読む
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中部新春特集:本紙中部支社、「中部食品界賀詞交歓会」570人参集
特集 総合 2025.01.25日本食糧新聞社中部支社は7日、第11回中部食品界賀詞交歓会を名古屋市東区のホテルメルパルク名古屋で開催した。地場の小売、外食、中食、卸、メーカーなど食品関連の企業が234社570人参加、新年のあいさつを交わした。 開会式では主催者を代表して平山勝己…続きを読む
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中部新春特集:本紙中部支社、「静岡県食品業界賀詞交歓会」に252人
特集 総合 2025.01.25日本食糧新聞社中部支社は6日、静岡市内のグランディエールブケトーカイで静岡県食品業界賀詞交歓会を開催した。地場の小売企業や卸業者、メーカーなど、食品業界関係者252人が参集した。物価高や人手不足などの懸念材料が多い昨今、出席者らはともに直面する難局を…続きを読む