近畿・中国・四国発活躍する企業特集
近畿エリアでは、既存のスーパーマーケットの競合に加えて、ドラッグストアをはじめとした異業種による食品取扱いの拡大、さらに首都圏からの有力スーパーマーケットの進出など、競争環境は激変している。また、少子高齢化が進行し市場縮小傾向が続く中で、業界再編に向けた動きも活発化している。
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◆近畿・中国・四国発活躍する企業特集:小売動向=近畿エリア
特集 小売 2022.10.31●首都圏からの参入で競争環境激変 値上げ契機に業界再編加速 近畿エリアでは、既存のスーパーマーケットの競合に加えて、ドラッグストアをはじめとした異業種による食品取扱いの拡大、さらに首都圏からの有力スーパーマーケットの進出など、競争環境は激変している…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:小売動向=中国エリア
特集 小売 2022.10.31少子高齢化や人口減少が進む中、依然として新型コロナウイルス感染症の脅威が続いている中国地方だが、そうした環境下にありながらも食品スーパー(SM)やドラッグストア(DgS)、ディスカウントストア(DS)の新規出店が続き、食品の売場面積拡大が続いている。…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:小売動向=四国エリア
特集 小売 2022.10.31●イオングループのマーケットシェア拡大 少子高齢化・人口減少さらに進む 高齢化、人口減少が著しい四国エリアでは、今年はスーパーマーケット業態の出店は少ないものの、食品売上高比率の高いドラッグストアやディスカウントストアの出店が多く、相変わらず厳しい…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:卸売動向=近畿エリア
特集 卸・商社 2022.10.31●コロナ禍で得た知見生かし展開 近畿エリアの食品卸売業各社は、長期化するコロナ禍の中、値上げや物流への対応を図ってきた。物流効率化に向けては、物流拠点の集約・再編が進んでいる。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による総合力向上の成果が表…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:卸売動向=中国エリア
特集 卸・商社 2022.10.31新型コロナウイルス感染症の影響が依然として続いている。新たな変異株も出現し、新たな脅威として全国各地の社会生活に影響を及ぼし続けている。コロナ禍により社会生活は一変し、生活者の消費行動も変化しており、新しい生活様式(ニューノーマル)が全体に浸透した市…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:卸売動向=四国エリア
特集 卸・商社 2022.10.31●人口減少、マーケットの寡占化 高齢化、人口減少が進む四国地区では今年、食品スーパー(SM)業態の積極的な出店は少ないものの、近年はマーケットの寡占化が進む。こうした状況下で大手卸では、支社の統合が進んだ。地域密着や地域産品の四国県外への販売強化を…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:あじかん 新たな分野、サプリメント市場へ…
惣菜 特集 中食 2022.10.31あじかんは、創業者である足利政春によって1962年(昭和37年)に広島市で創業され、創業当時からの主力商品である玉子焼きに加え、すし用商材、総菜用の加工食品などを製造販売する業務用食品メーカーとして全国に販売ネットワークを拡大している。同社は、得意先…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:石丸製麺 食物繊維たっぷり細うどんの採用…
麺類 特集 2022.10.31●「国産小麦をまるごと使った食物繊維たっぷり細うどん」採用進む 石丸製麺は、創業1904年(明治37年)の讃岐地区の最大手の乾麺専業企業。営業拠点は東京、大阪、名古屋、仙台にあり、全国の小売店頭カバー率は専業メーカーとしてトップ。18年2月にFSS…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:上野砂糖 「きびあじ」前期比22%伸長
調味料 特集 2022.10.31●リニューアルで更なる拡販を 上野砂糖の「きびあじ」が順調に販売を伸ばしている。前期(20年10月~21年9月)125tから今期(21年10月~22年9月)152tと、27t増(22%増)と伸長。日経POSでも念願のトップテン入りを果たした。上野誠…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:魚国総本社 業務効率化と食の可能性を追求
特集 外食 2022.10.31●アフターコロナを見据えた新たな取組みで業務効率化と食の可能性を追求 給食事業の草分け的存在である魚国総本社は社員食堂から学校給食、病院や介護施設・福祉施設のフードサービスへと展開してきた。サービスブランド「uniserv(ユニサーブ)」を定め、ブ…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:小谷穀粉 量販店、ドラッグストア向け商品…
嗜好飲料 特集 2022.10.311932年(昭和7年)の創業で麦茶、緑茶、烏龍茶、健康茶、雑穀、特定保健用食品の専業業界大手企業。全国の茶店舗、流通ルートに幅広いチャネルを持つ。「OSK麦茶52袋」をはじめ、自社定番商品は500品目を超える。 21年1月に発売した「緑茶のチカラ7…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:カタギ食品 有機ごまを通じて持続可能社会…
農産乾物 特集 2022.10.31ごま油最大手かどや製油グループのカタギ食品は、有機栽培認証の原料を使った有機ごまシリーズを通じ、持続可能社会の実現に貢献する。ごま農地の環境保全を最優先に、有機ごまの多彩な製品化で取引の継続を強化し、SDGsの7つのゴールを目指す。 同社は、JAS…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:キャニオンスパイス カレー販売企画「カレ…
調味料 特集 2022.10.31●上半期売り上げ昨対10%増に迫る キャニオンスパイスの「カレスク」が話題だ。カレスクは「カレーは世界をスクウ」のコンセプトのほか、サブスクやスパイスは食べる漢方薬など、さまざまな意味が込められ、販売企画としてブランド化を目指す。京阪モールで8月2…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:近畿製粉 春よ恋使用「ウルス」など拡販目…
粉類 特集 2022.10.31●春よ恋使用「ウルス」、びわほなみ使用「湖麦の奏」拡販目指す 近畿製粉は近畿・四国地区を中心に、提案型のきめ細やかな顧客対応で“粉もん文化”を支える。また中規模製粉としては先駆的に99年にISO9002を取得したのを皮切りに、19年、同社泉佐野工場…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:幸南食糧 「ライバルは時代の変化」と挑戦
コメ・もち・穀類 特集 2022.10.31在阪米穀メーカーの幸南食糧は、「コメの価値と魅力を伝える」を掲げ、コメ消費拡大に貢献する企業活動を展開している。「ライバルは時代の変化」と捉え、消費ニーズへの対応を最重視する中で、コメ卸売り事業はもとより、ギフト・ノベルティ事業の「米匠庵」、レトルト…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:さぬきシセイ FSSC22000の認証を…
麺類 特集 2022.10.31●安心・安全を強化 女性の働きやすさも さぬきシセイは3月30日、FSSC22000の認証を取得した。富田安加里社長は「安全・安心な麺作りにこだわりを持ち、機械化と効率化に取り組んできた」とし、巣ごもり需要での乾麺の需要拡大を受け、「消費者の皆さま…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:讃州 ウイズコロナでみやげ需要回復
麺類 特集 2022.10.31●SM向けも高止まり うどん県・香川でおみやげ物を多く製造する讃州は、ウィズコロナでの観光客復活を肌で感じている。藤川精陽社長は「お盆までは非常に好調だった。お盆以降の伸びはやや少なかったが、全体として土産需要はだいぶんコロナ前に戻ったな、と感じる…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:菅哉物産 冬限定「温素麺」に注力
麺類 特集 2022.10.31●サマソニの飲食ブースにも参加 菅哉物産は1887年(明治20年)創業の播州手延べそうめん揖保乃糸の生産地の特約問屋。揖保乃糸の製麺、単品の加工、販売すべてに携わる企業は同地区でも少ない。三位一体の総合力をベースに、一味違う商品の企画力に定評がある…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:創味食品 今期末過去最高売上げへ
調味料 特集 2022.10.31●「ハコネーゼ」大ヒットと業務用回復で今期末過去最高売上げへ 創味食品は22年度売上げを過去最高の323億円(前年比12%増)と計画する。創業期からプロ愛用の品を次々と開発した同社もメーンユーザーの外食産業とともにコロナ禍は苦戦したが春以降は業務用…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:大醤 大阪唯一の醤油メーカーの醸造・開発…
調味料 特集 2022.10.31大醤の醸造醤油と加工開発力に注目が集まっている。少量多品種のOEM製造を強みとする同社だが、近年は自社ブランド品の開発にも力を注ぐ。さらに本醸造濃口「新生」が第48回全国醤油品評会で優秀賞受賞、超特選本醸造「王醤」が大阪産(もん)名品に認定されるなど…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:田中食品 おいしさと安心・安全にこだわり…
調理品・コメまわり品 特集 2022.10.31田中食品は、1901(明治34)年に田中保太郎氏により、漬物・味噌製造業として広島県呉市で創業され、今年で創業されて121年の広島を代表する老舗食品メーカーだ。同社が大正時代に旧海軍から持ち運びが容易で日持ちのする食品の製造を要請され、開発したのが現…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:築野食品工業 米ぬかの高度利用に全力
食用油 特集 2022.10.31こめ油最大手の築野食品工業は、こめ油の普及拡大とともに、原料の「米ぬか」を国産の貴重な植物資源として、機能性や高度利用に関する研究開発に全力を挙げる中で、こめ油以外にも多様な食品や化学品、医薬品、化粧品などの分野にも高度利用する事業そのものが、SDG…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:東洋ナッツ食品 ナッツの魅力を発信
珍味 特集 2022.10.31●高い加工技術を駆使 東洋ナッツ食品は「いつでも、どこにも、だれにでも」というビジョンを掲げる、1959年に創業した日本で最初のナッツメーカー。種類によって栄養も効果もさまざまなナッツの可能性を追求し、従来のおつまみ需要から、「美容や健康のためにナ…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:長岡香料 香料を基軸に幅広い製品群
特集 素材 2022.10.31●健康性など新価値訴求 長岡香料は1895年(明治28年)に、大阪の道修町(現在の本社は大阪市中央区)で薬種・香料の製造・卸として創業した。現在は製菓、即席麺・食品、飲料など食品関連の取引先が中心だが、大正・昭和初期には多くの薬品関連商品を扱い、同…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:中島大祥堂 7年後には売上げ100億円目…
菓子 特集 2022.10.31今年、創業110周年を迎える中島大祥堂。時代の変遷とともに菓子の形態や製造方法は変化しても、創業以来の企業理念「一番大切な人に食べてもらうお菓子づくり」を貫く。最新鋭の生産ラインを導入する現在も、人の温もりを感じさせる菓子作りが同社の姿勢。またFSS…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:日本珈琲貿易 小回り・柔軟さを武器に
嗜好飲料 特集 2022.10.31●海外と日本を結ぶ中間流通業へ 日本珈琲貿易の新体制が始動した。22年2月に就任した武田一郎社長は「過大な目標を掲げず、目の前にある課題に対応する小回りの利く組織で一歩ずつ成長していきたい」と抱負を語る。堅実路線を歩みながらも、「限界を決めず、柔軟…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:日本食研グループ 唯一無二のビジネスモデ…
調味料 特集 2022.10.31●食品業界に新たな価値を提供 愛媛県今治市に本社を置く日本食研は、1971年に畜産加工研究所として香川県高松市で創業し、2022年10月で創業51周年を迎えた。現在ではグループ全体で4564名、事業所は国内外366ヵ所で展開している。 「晩餐館焼…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:橋本食糧工業 「あんひとすじ」に小豆の可…
菓子 特集 2022.10.31橋本食糧工業は冨久印のあんを看板ブランドに、生産企業が少なくなったさらしあん(粉末)、粒あんなどの各種あん製品、ゆであずき、赤飯用あずき水煮などの幅広いあん関連製品を缶、小袋、カップ、レトルトパウチの多様な容器形態で家庭用・業務用へ展開する。家庭用で…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:兵庫県手延素麺協同組合「揖保乃糸」
麺類 特集 2022.10.31●ブルーオーシャンの「にゅうめん」伸長目指す 「揖保乃糸」を製造・販売する、兵庫県手延素麺協同組合(井上猛理事長)。手延べそうめんの日本一の生産者団体で、業界のリーダーでもある。組合設立時より生産技術の指導、製品検査を含め管理、指導体制を確立。厳選…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:ファインフーズ 独自調味料・香辛料で
調味料 特集 2022.10.31●加工食品の味・風味・コストを下支え ファインフーズの調味料・香辛料は「食欲をそそる風味」「また食べたくなる風味」を付与する原料として、即席麺やハム、スナック菓子、冷凍食品、外食産業などの食品業界で活躍している。粉末醤油製造の基礎をつくった技術者の…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:フジワラテクノアート 日本の食文化の発展…
特集 機械・資材 2022.10.31フジワラテクノアートは1933年の創業以来、醸造機械メーカーとして、醤油、味噌、清酒、焼酎等の醸造食品の生産に必要な機械・プラント製造に携わってきた。醸造家の感性、スキル(匠の技)を機械化・自動化する技術力によって、熟練者が感覚でおこなっていた各製造…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:フルタ製菓 創業70周年、生クリームチョ…
菓子 特集 2022.10.31●新機軸戦略商品「ビッグパック」投入 創業70周年を迎えたフルタ製菓は、四国・愛媛県出身の古田亀彦、乙彦、鶴彦の古田3兄弟が大阪市生野区で1952年に創業、焼き菓子の製造販売を始めた。その後、チョコレート菓子を主力に、幅広い年齢層を対象にさまざまな…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:松谷化学工業 希少糖や食物繊維などの健康…
特集 総合 2022.10.31●希少糖の純品「アストレア」を上市 でんぷん加工と機能性食品素材の総合メーカー松谷化学工業は、コロナ禍での健康志向やSDGsへの関心の高まりを背景に、産官学共同開発の次世代機能性甘味料「希少糖」や、食物繊維(難消化性デキストリン)などの健康素材、代…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:マリンフード プラントベースフード市場を…
乳製品 特集 2022.10.31●乳製品代替品で マリンフードは、植物性乳代替品の開発・製造のパイオニアとして、日本のプラントベースフード(PBF)市場をけん引する。22年12月上期は、金額ベースで前年比4.8%増、物量ベースで同1.4%増と好調に推移。今期は長引く物価高騰の影響…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:丸久小山園 品質本位の茶づくり
嗜好飲料 特集 2022.10.31●高い技術力による商品開発に取組み 丸久小山園は、江戸時代の元禄年間に園祖小山久次郎氏が、宇治小倉の里で茶の栽培と製造を手掛けたのが始まりだ。「品質本位の茶づくり」を基本理念に、宇治抹茶の最高峰を製造する企業として高い信頼を得ている。 高品質の自…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:マルトモ 本物の“かつお節”にこだわり
水産乾物・塩蔵他 特集 2022.10.31マルトモは、1918(大正7)年に創業者・明関友市氏によって、瀬戸内海で獲れる煮干しなどを削って販売する会社として現在本社のある愛媛県伊予市で創業された。創業して100年を超える愛媛県を代表する企業だ。64(昭和39)年に「マルトモ花かつを」として株…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:マロニー 「家族の鍋に、愛情マロニー。」…
農産乾物 特集 2022.10.31●情緒的価値を伝達 北海道産バレイショでんぷんにこだわり、春雨カテゴリーで70年以上にわたる圧倒的なブランドを築き上げてきたマロニー。その前身は1950年に創業した、もやし製造の吉村商店。創業者の吉村義宗会長は、62年から約2年間かけて、溶けにくい…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:リボン食品 “らしさ”を追求
乳製品 特集 2022.10.31●新商品で売上げさらに伸長へ 老舗油脂メーカー・リボン食品は、売上げの数字を追いかけた昨年度から一転、22年度方針に「私たちの存在価値を軸に行動を」を掲げ、社員一丸となってリボン食品らしさとは何かを追求した商品の開発、販売を行う。価格競争だけに頼ら…続きを読む
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近畿・中国・四国発活躍する企業特集:六甲バター Q・B・Bベビーチーズ50周…
乳製品 特集 2022.10.31六甲バターは、国内ベビーチーズトップシェアのメーカーとしてチーズ市場をけん引する。基幹商品「Q・B・Bベビーチーズ」の発売50周年を迎えた今年は、アスリートアンバサダー起用やオンラインゲーム開設など、新たなブランドコミュニケーションに着手。多様化する…続きを読む