酒類流通の未来を探る2023
酒類流通の未来を探る：全国系卸の戦略＝三菱食品 「非競争領域の協業」を
細田博英 取締役常務執行役員商品統括
ラベル表はカタカナ、裏面は漢字表記で中華感を演出する「ニイハオハイボール」
輸入ワインのフラッグシップに位置づけるカバ「セグラヴューダス」
アウトドア専用ウイスキー「ティンカップ」は上部に金属製カップ付き
◇三菱食品・細田博英取締役常務執行役員商品統括
三菱食品の細田博英取締役常務執行役員商品統括は、非競争領域を広げ酒類業界を挙げた効率化を推し進めるべきと指摘。人口減少で市場の縮小が確実視される中、共通フォーマットを相互利用することで製配販3層のコスト抑制を図ることが大前提とする。その上で卸の情報力を駆使し、消費者の潜在ニーズに対応した商品開発や情緒的な価値の創造を実践。同社が目指す次世代食品流通業の役割を果たしていく考えを示す。（丸山正和）
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