近畿・中国・四国発活躍する企業特集2023

　石丸製麺は1904年（明治37年）創業の讃岐地区最大手の乾麺専業企業。東京、大阪、名古屋に営業拠点を構え、全国の小売店頭カバー率は専業メーカーとしてトップを誇る。現在は異業種との「融業」にも力を入れ、創業120周年へまい進する。注力するのはPB商品の…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：上野砂糖　神明グループ企業に

　●品質管理、付加価値の高さが強み　1913（大正2）年創業の上野砂糖は、加工黒糖やきび糖などの製造販売と精製糖および各種糖化製品の卸を行う。1994年に“第2の創業”として上野合名会社から上野砂糖株式会社へ組織変更し、2023年6月に“第3の創業”…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：魚国総本社　“人”に軸置く体制作り

特集外食 2023.10.25

　●食を通じて子どもらの心と体豊かに　魚国総本社は日本の給食事業のパイオニアとして幼保園から学校給食、社員食堂から病院や福祉施設までの幅広いフィールドで現場調理にこだわる事業を展開してきた。おいしく、心を満たす食事、明日への活力を提供したいと、全国各…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：小谷穀粉　「OSKべっぴん」シリーズ販売…

嗜好飲料特集 2023.10.25

　小谷穀粉は1932（昭和7）年に米穀製造販売店として創業した。その後の事業拡大に伴い和菓子原料、玄米茶の素、麦茶などの製造販売に進出。創業時から米、穀物に関連した製品の豊富な取り扱い経験によって技術力の向上を図り、麦茶業界でいち早く衛生的な除砂麦茶の…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：カタギ食品　有機ごまを通じてSDGs　持…

農産乾物特集 2023.10.25

　ごま油最大手かどや製油グループのカタギ食品は、有機栽培認証の原料を使った有機ごまシリーズを通じ、SDGsへの取組みを継続強化している。産地とのコミュニケーションを大切にし、持続可能な取組みとして、企業理念の「いいもの、いつも、いつまでも」に基づいたご…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：キャニオンスパイス　カレーに特化した商品…

　●レトルト月間100万食体制へ　キャニオンスパイスの“カレー”に特化した商品開発力とユニークな事業展開に注目が集まっている。1歳から食べられるルウ「こどものためのカレー」を業界で先駆けて開発し注目を集めた同社だが、少量多品種製造と開発技術力の高さで…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：近畿製粉　創業75周年、さらなる成長へ

粉類特集 2023.10.25

　●さらなる成長に向け次世代担う人材育成強化　今年で創業75周年を迎えた近畿製粉は、中期計画（2021年～26年）に掲げる「200年続くベンチャー精神あふれる老舗企業」の実現に向け、成長の源泉となる“人財”の育成を強化する。今期は若手の実践力を高める…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：幸南食糧　冷凍米飯の海外輸出に挑戦

コメ・もち・穀類特集 2023.10.25

　●レトルトがゆを和日配売場へ　大阪の有力米穀企業・幸南食糧は、「コメの価値と魅力を伝える」を企業スタンスに掲げ、主食米の卸事業はもとより、ギフト・ノベルティ事業の「米匠庵」、レトルト米飯やチルド惣菜を製造・販売する加工食品事業も展開し、多様化する消…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：さぬきシセイ　無添加乾麺で「安全・安心」…

　香川県の乾麺メーカー、さぬきシセイの麺は「噛むともちっとしていながら、コシのしっかりした弾力ある食感」を一番の特徴としている。独特の強いコシの秘密は、讃岐うどん手打ち店で馴染みのある「足踏み」行程を機械化したことによる。富田安加里社長は、「おいしいの…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：菅哉物産　秋冬は「温素麺」拡販に注力

　菅哉物産は1887年創業の特約問屋。兵庫県播州の地で手延べそうめん「揖保乃糸」の製造販売を行う。「揖保乃糸」の製麺・単品加工・販売のすべてに携わる企業は同地区で少ない。三位一体のシームレスな総合力は外部からの評価が高く、一味違った商品の企画力にも定評…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：創味食品　和洋中の全ジャンルをカバー

　●和洋中の全ジャンルをカバーする高品質調味料メーカーに　東西で新工場開設へ　創味食品は23年度で現中計目標に掲げる売上高350億円達成と「和洋中の全ジャンルをカバーする高品質調味料メーカーへ」を果たす見通しだ。外食市場回復と新規開拓が進んだ業務用製…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：大醤　唯一無二の大阪産醤油ブランドに脚光

　●伝統継承と開発力で認知拡大へ　江戸時代から続く大阪・堺の醤油醸造メーカー、大醤の存在感が増している。創業から200年以上にわたり醸造を続けてきた醤油は近年、大阪・関西万博に向けた食材や土産品などに使いたいと原料共有需要を高めている。少量多品種製造…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：田中食品　おいしさと安心・安全にこだわり…

調理品・コメまわり品特集 2023.10.25

　田中食品は、1901（明治34）年に田中保太郎氏により、漬物・味噌製造業として広島県呉市で創業され、今年で創業されて123年の広島を代表する老舗食品メーカー。同社が大正時代に旧海軍から持ち運びが容易で日持ちのする食品の製造を要請され、開発したのが現在…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：東洋ナッツ食品　アーモンド通じて社会貢献

珍味特集 2023.10.25

　●自然環境に配慮　東洋ナッツ食品は1959年、神戸に誕生した日本最初のナッツメーカー。半世紀を越えるナッツ加工技術の開発の蓄積をベースに、世界最先端のナッツメーカーを目指している。安全・安心で質の高い製品を提供するだけでなく、自然環境に配慮した取組…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：築野食品工業　お米の未来を考えるシンポジ…

食用油特集 2023.10.25

　こめ油最大手の築野食品工業は、こめ油の普及拡大に全力を挙げ、こめ油の美味しさを分析し、科学根拠に基づきメリットを発信している。併せて、原料の「米ぬか」を国産の貴重な植物資源として、機能性や高度利用に関する研究開発も推進し、こめ油以外にも多様な食品や化…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：長岡香料　創意工夫で「香り」を創造

特集素材 2023.10.25

　●海外市場へも積極展開　長岡香料は1895年（明治28年）に、大阪の道修町（現在の本社は大阪市中央区）で薬種・香料の製造・卸として創業した。現在の取引先は製菓、即席麺・食品、飲料など食品関連企業が中心だが、大正・昭和初期には多くの薬品関連商品を扱い…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：中島大祥堂　“筋肉質”な企業体質づくり

菓子特集 2023.10.25

　大阪の老舗菓子メーカー、中島大祥堂は今期のスローガンに「成長を加速させよう～プロセスを見直しアナログからデジタルへ　イノベーションを起こして新たなステージに挑戦しよう～」を掲げる。中島慎介社長は「コロナ禍を経て、どのような危機にも耐えられる“筋肉質”…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：日本珈琲貿易　消費者ニーズや市場状況把握…

嗜好飲料特集 2023.10.25

　1953年創業の日本珈琲貿易は、コーヒーの原料である生豆の取扱いから始まり、国内外の厳選した食品を扱っている。「世界のおいしい珈琲と食品でみんなに笑顔を-」をテーマに掲げ、創業70周年を迎えた今期も変わらず、消費者のニーズや市場状況を捉えた商品を提供…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：日本食研グループ　唯一無二のビジネスモデ…

　●食品業界に新たな価値を提供　愛媛県今治市に本社を置く日本食研は1971年に畜産加工研究所として香川県高松市で創業し2023年10月で創業52周年を迎えた。現在ではグループ全体で4665人、事業所は国内外371ヵ所で展開している。　「晩餐館焼肉の…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：橋本食糧工業　ブランド戦略を強化

菓子特集 2023.10.25

　●価値訴求型商品開発を推進　橋本食糧工業は冨久印のあんを看板ブランドに、生産企業が少なくなったさらしあん（粉末）、粒あんなどの各種あん製品、ゆであずき、赤飯用あずき水煮などの幅広いあん関連製品を缶、小袋、カップ、レトルトパウチの多様な容器形態で家庭…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：兵庫県手延素麺協同組合　業界一の手延そう…

　●厳格な指導・管理体制で業界一の手延そうめんを生産　兵庫県手延素麺協同組合（井上猛理事長）は1887年の認可以降（認可当時の名称は揖東西両郡素麺営業組合）、手延そうめん「揖保乃糸」を製造・販売し、味・品質・ブランドの向上に努めてきた。およそ400軒…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：ファインフーズ　独自の調味料・香辛料で日…

　●安定供給と増産体制へ　ファインフーズは1982年の設立以来、時代を先取りした独自性の高い調味料・香辛料で食品加工メーカーの商品開発を支えてきた。看板商品「FR（フライドスパイス）」「シーズニングオイル」「直火調味料」などの調味料・香辛料で、即席麺…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：フジワラテクノアート　心豊かな循環型社会…

特集機械・資材 2023.10.25

　フジワラテクノアートは1933年の創業以来、醸造機械メーカーとして、醤油、味噌、清酒、焼酎、みりんなどの醸造食品の生産に必要な機械・プラント製造に携わり、今年で創業90周年を迎えた。醸造家の感性、スキル（匠の技）を機械化・自動化する技術力によって、熟…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：フルタ製菓　創業70周年を越えて新しいス…

菓子特集 2023.10.25

　フルタ製菓は1952年に古田亀彦、乙彦、鶴彦の三兄弟が創業し、チョコレートやクッキー、パイなどを製造・販売する菓子メーカー。今期は創業70周年を機にスタートした3大プロジェクトを発展させ、「セコイヤチョコレート」のフルモデルチェンジや「柿の種チョコ」…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：ベル食品工業　レトルトカレーで持続可能性

　●チャレドシリーズで“やさしさ”表現　ベル食品工業は日本初の固形カレールウの開発とともに1950年に創業した。現在はOEM製造を得意とし、全国のご当地レトルトカレーを年間100種類以上開発し、レシピ数は約3000種類を誇る。業界の黒子として存在感を…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：松谷化学工業　“でんぷん一筋”に

特集総合 2023.10.25

　●機能性食品素材の開発も注力　食品素材の総合メーカー松谷化学工業は、1919年の創業以来“でんぷん一筋”に加工食品向けの加工でんぷんを研究、製造、販売している。コロナ前から続く健康志向やSDGsへの関心の高まりを受け、難消化性デキストリンや希少糖な…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：マリンフード　プラントベースフード市場け…

乳製品特集 2023.10.25

　●乳製品代替品の開発・製造でプラントベースフード市場けん引　マリンフードは、乳製品代替品のパイオニアとしてプラントベースフード（PBF）市場をけん引する。2007年に独自開発したチーズ代替素材「スティリーノ」を活用した多彩な商品展開で支持を集め、国…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：丸久小山園　品質本位の茶づくりを基本理念…

嗜好飲料特集 2023.10.25

　丸久小山園は、抹茶の産地として名高い宇治で最高峰の抹茶を製造する。江戸時代の元禄年間に園祖・小山久治郎氏が宇治小倉の里で茶の栽培と製造を手掛けたのが始まり。以来、宇治茶の伝統を守りつつ品質の改善を重ね、明治期に販路を全国に拡大した。茶の栽培から製造ま…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：マルシゲ　新商品や新しい取組みで他社と差…

　●公式アプリをリリース　マルシゲは関西を中心に「お菓子の専門店まるしげ」と「生鮮食品スーパーMARUSHIGE」を展開する総合食品商社。23年7月期はコロナの収束とともに土産菓子市場が回復し、増収増益で着地した。8月には「MARUSHIGE公式アプ…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：マルトモ　“食卓に笑顔を。”和食文化を伝…

水産乾物・塩蔵他特集 2023.10.25

　マルトモは、1918年（大正7年）に創業者・明関友市氏によって、瀬戸内海で獲れる煮干しなどを削って販売する会社として現在本社のある愛媛県伊予市で創業された。創業して100年を超える愛媛県を代表する企業だ。64年（昭和39年）に「マルトモ花かつを」とし…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：マロニー　ハウス食品グループとしてシナジ…

農産乾物特集 2023.10.25

　マロニーは北海道産バレイショでんぷんにこだわり、春雨カテゴリーで70年以上にわたる圧倒的なブランドを築き上げてきた。その前身は1950年に創業した、もやし製造の吉村商店。創業者の吉村義宗会長は、62年から約2年間かけて、溶けにくい春雨の製造を目指し、…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：リボン食品　新市場開拓に向け、さらなる付…

乳製品キーパーソン 2023.10.25

　業務用油脂、冷凍パイ生地、焼成タルト（パイシェル）の製造を3本柱に事業を展開するリボン食品は、「リボン食品でなければできないこと」をポリシーにした高感度かつ高品質な商品展開で独自の競争優位性を構築する。今期は「付加価値の追求」をスローガンに掲げ、顧客…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：六甲バター　プロセスチーズ市場トップシェ…

乳製品特集 2023.10.25

　●独自発想でチーズの新価値創出　国内プロセスチーズ市場でトップシェアを誇る六甲バター（※インテージSCIプロセスチーズ市場2022年1月～12月購買金額シェア）。1948年に農林水産省指定のマーガリン製造業者として創業し、58年から現在の主軸事業と…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：小売動向＝近畿エリア

　●競争環境は厳しさを増す　ロピア失速もオーケー進出　近畿エリアでは、少子高齢化の進行にともなう市場縮小が続く中、業界再編の動きが活発化している。また、首都圏からの有力スーパーの参入もあり、近年競争環境はより厳しさを増している。　業界再編については…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：小売動向＝中国エリア

　●新業態店が次々に開業　時流に合わせ刷新進む　コロナ禍により社会生活は一変し、新しい生活様式（ニューノーマル）が浸透した市場では新たな需要が生まれるなど変化を続けている。中国地方では、長年地域に愛されてきた百貨店や食品スーパーの閉店が続いている。そ…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：小売動向＝四国エリア

　●イオン、圧倒的なシェア　少数独立系は生活提案へ　近年四国エリアでは、高齢化、人口減少が著しく市場は縮小する中、市場の寡占化が進んでいる。　現状イオングループが圧倒的なシェアを誇っており、中国エリア最大の小売企業である広島市のイズミ、瀬戸内商勢圏…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：卸売動向＝近畿エリア

特集卸・商社 2023.10.25

　近畿エリアの食品卸売業各社は、総じてここまで価格改定による売上げ増や業務用市場の回復の効果を受ける一方、物量の減少により物流経費が抑制されることで利益面にプラスとなる状況となっている。こうした中、AIを活用した物量の需要予測を取り入れるなど、生産性の…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：卸売動向＝中国エリア

特集卸・商社 2023.10.25

　新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行して以降、多くの来場者が集うイベントなどが通常開催されるようになり、活気が戻ってきている。しかし、長く続いたコロナ禍により、社会生活は一変し、消費者の消費行動、購買意識なども変化を続けている。新しい生活様式（…続きを読む

近畿・中国・四国発活躍する企業特集：卸売動向＝四国エリア

特集卸・商社 2023.10.25

　■高齢化・人口減少が顕著　総務省が23年4月に発表した22年10月1日現在の人口推計では、四国4県の人口は最も多いのが愛媛県で130万6000人となっている。次いで香川県が93万4000人、徳島県70万4000人、高知県67万6000人と続く。　…続きを読む

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