2024年1~6月の関西各地域の味噌出荷量(全国味噌工業協同組合連合会調べ)は、京都2087t(前年比3.0%増)、大阪250t(同4.2%減)、兵庫379t(同8.0%増)、奈良58t(3.3%減)、紀州101t(同1.9%減)、和歌山39t(2.…続きを読む
「信州味噌」の地元、長野県はトップメーカーから小規模な蔵まで、約100の製造業者が軒を連ねる味噌の一大産地だ。全国出荷量における県のシェアは、約55%に及ぶ。全国味噌工業協同組合連合会がまとめた2023年の県味噌実出荷量は20万2510tで、前年を0…続きを読む
関東首都圏では、全国各地の有力メーカーの定番商品が棚に並ぶ一方、個食や節約志向に応える小容量カップや液味噌タイプ、国産原料など多様化する需要に応えるアイテムが増えている。付加価値には麹や減塩に加えて、有機原料が新たに台頭しつつある。簡便性や即食性への…続きを読む
2024年1~7月の北海道内味噌出荷数量(北海道味噌醤油工業協同組合調べ)は9905t(前年比6.8%減)、仕込み数量1万0067t(同6.3%減)となった。国内外からの観光客やツアーでにぎわいを取り戻してきた要因から、ホテル、ラーメン店、居酒屋、飲…続きを読む
昨年高騰した原料大豆は現在安定傾向にあるが、今年はコメの高騰によって味噌の原料価格は再び上昇している。味噌は穀類を元にした麹を使う。24年上期(1~6月)出荷量17万0186tのうち、コメ由来の麹を使う米味噌は全体の約8割に及び、大豆に次いでコメの使…続きを読む
大手メーカーを中心に最需要期となる秋冬向けの新商品が出揃った。味噌カテゴリーでは新ブランドの立ち上げや、素材や風味にこだわる高価格帯の付加価値商品などが展開。即席味噌汁も新商品の投入が相次いでいる。(志賀愛美) 有機・オーガニック事業を主力に取り組…続きを読む
日本食糧新聞社が代理販売するPOSデータ(KSP-SPが独自に集計した全国約1061店舗から構成されたデータ)を分析し、2024年1~6月の味噌の売上げランキングを作成した。上位には引き続き大手メーカーの主力商品が並ぶ。また、地域性の高い味噌や、液味…続きを読む
佐野味噌醤油は1934年創業の味噌専門店だ。佐野みそ亀戸本店(東京・亀戸)を中心に、各店舗ではメーンの味噌量り売りコーナーや210gの「噌(にぎやか)カップ」のほか、漬物や麹などの食品も扱っている。イートインや社内資格制度などを始めたのは3代目の佐野…続きを読む
欧州・北米での「MISO需要」が高まっている。味噌は農林水産省の輸出重点品目27品目に指定されており、昨年10月には輸出促進法に基づき、全味工連が品目団体に認定された。今後も加速が予想される味噌の輸出動向に注目したい。 財務省貿易統計によると、20…続きを読む
全国46組合781社が加盟する全国味噌工業協同組合連合会(全味工連)によると、24年上期(1~6月)の出荷量は17万0186tと前年比3.6%減だった。前年より6405t減少した。有力メーカーの本社工場減産の影響が大きく、24年通期も前年の総出荷量3…続きを読む