中部秋季特集

◆中部秋季特集:消費増税・軽減税率、複雑な制度スタート 新時代勝ち残りへ

総合 2019.10.31 11964号 01面
「李さんの台湾名物屋台」は増税および軽減税率の導入とともに店頭の飲食スペースを撤去した(名古屋市中区の大須商店街)

「李さんの台湾名物屋台」は増税および軽減税率の導入とともに店頭の飲食スペースを撤去した(名古屋市中区の大須商店街)

キャッシュレス対応を強化する地域スーパー(愛知県内)

キャッシュレス対応を強化する地域スーパー(愛知県内)

生鮮市場では来年6月から「卸売市場法改正」を控えている(名古屋市熱田区の名古屋市中央卸売市場本場)

生鮮市場では来年6月から「卸売市場法改正」を控えている(名古屋市熱田区の名古屋市中央卸売市場本場)

 ◆来年6月、卸売市場法改正
 「たかが2%、されど2%」。いよいよ消費税が10月1日、8%から10%へと増税された。これに際して食品関連では軽減税率やキャッシュレス決済に対するポイント還元などの複雑な制度導入で、当初の予想通り切り替え時にはさまざまな場面でトラブルが発生。制度自体を売り手・買い手が理解するまでもうしばらく時間がかかりそうだ。
 特に食品スーパーなどの売場では軽減税率対象商品と対象外商品が混在。例えば、酒類は対象

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