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森永乳業の21年3月期家庭用冷菓事業は、下期のフレーバー施策や新商品投入が奏功し、前年比4%増での着地となる見込みだ。来期は「ピノ」「パルム」「モウ」のメーンブランドの着実な伸長継続策を推進。食味・食感で独自色を打ち出したラインアップへ拡充し、各ブランドの価値訴求を強化していく方針だ。 21年3月期は、アイス需要の大幅なアップに対応するために、「ピノ」で毎年5~6月に発売しているシーズンアソートを休止するなど、需給調整とそれに伴う機会ロスが響いた。
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