明治は23年度下期、伸長基調にあるマーガリン類の勢いを持続させ、新たな購買層の獲得へ向けた施策を投下する。業界課題でもある若年層の取り込みへ向けて、チューブタイプを基軸としたユーザージャーニー(顧客が商品やサービスを知って購入するまでの一連の体験)の強化策を提案。新商品のトライアル推進も強め、市場の盛り上げを目指す。 23年度上期のマーガリン類(バター除くデイリーファット全体)は、金額ベースで2桁増を達成。大型品が好調で、「チューブでバター1/3」
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マーガリン類は、家庭用ではパン向けはもちろん、多彩なフレーバー戦略や優れた使い勝手を生かした料理用途でも活躍し、業務用は製菓・製パンなど最終市場の必須素材として不可欠な存在となっている。(村岡直樹)
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