漬物特集

農産加工 2021.06.26
漬物特集

 ●食料産業局長賞は匠洛庵「京五色漬」と新進「3種のきのこのガーリックコンフィ」 審査委員特別賞2、金賞8作品
 全日本漬物協同組合連合会(全漬連)が主催、日本食糧新聞社が特別協力する漬物グランプリ2021の最終審査会(決勝)が4月9日、東京都内で開催され、竹内農産「クラシックスモーク野沢菜」=写真(1)(本漬部門)がグランプリの農林水産大臣賞に決まった。準グランプリの食料産業局長賞には匠洛庵「京五色漬」=同(2)(浅漬・キムチ部門)と新進「3種のきのこのガーリックコンフィ」=同(3)(本漬部門)が選ばれた。審査委員からはご飯に合う伝統的な漬物を支持する声があった一方、料理にアレンジしやすいものやワインのあて、おやつ感覚のものも高評価だった。例年、東京都江東区の東京ビッグサイトで4月下旬に開催する「ホビークッキングフェア」内特設会場に、十数万人の来場者を迎えて決勝大会を実施していた。新型コロナ感染症拡大を受け、20年に続き21年も同フェアが中止となったが、今回はグランプリをはじめ各賞を決めることができた。小島麻由美)