最大手コメ卸グループの神明ホールディングス(HD)は、調達の大本である農業振興への貢献を目指し、青果事業に参入。17年の東果大阪を皮切りに、豊洲や成田、岡山の市場を傘下に入れ、同事業だけで1400億円近くを売り上げ、コメ事業を超えている。直近では3月22日、熊本合同青果と、農産物流通の活性化と物流課題の解決を目的に、業務提携を締結した。 一方、日本農業が抱える構造的な問題や、物流の2024年問題に伴う社会課題に向き合うため、エア・ウォーターとベジテ
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コメへの関心の高まりが、ここへきて需要に結びついてきた。さまざまなデータから、減少を続けた家庭用需要に歯止めが掛かってきている。これに業務用の復活も重なり、有力コメ卸の販売量が増加している。(佐藤路登世)
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