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ハウス食品の「フルーチェ」などのデザート関連は昨年4月から今年1月までの出荷実績で前年を下回った。調理型デザート全般の傾向として、コロナによる家庭内需要が落ち着いたことによる伸び悩みと、近年は「禁断のフルーチェ」など「フルーチェ」卒業層に向けた提案を中心に行ったことで、ターゲット層は拡大できたものの、ボリューム層である5歳以下への訴求が弱くなってしまったことがその要因だ。しかし、コロナ発生前の19年との同期比では上回って推移しており、長期的な成長傾向が続いている。
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2023年度のデザート市場のうち、手作り風フレッシュデザートを除く大量生産のゼリー・プリン類は、常温・チルド帯ともにコロナ禍を経て再評価が進み、底堅い成長軌道を維持しそうだ。(小澤弘教)
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