【長野】「一目十万本」で知られる長野県千曲市の「あんずの里」で、アンズの花が満開を迎えた。長野県の農産加工は、1890年ころに始まったアンズジャムの製造が原点といわれる。近年は天候不順などからアンズ果実の不作が続いており、原料手当てに苦心してきた地元…続きを読む
●独自アプローチで再現 第2次成長期への助走段階にあるわが国のプラントベースフード(PBF)。ブームから定着への過渡期を迎える中、解決すべき課題も多く見える。その代表格がおいしさとは異なる軸としての「動物性食特有の満足感の再現」だろう。「おいしいが…続きを読む
国内最大手の米粉メーカー波里は3月、新規米粉を生産する最新鋭設備「辰巳米粉工場」を新設するとともに本社工場の生産ラインを増強し、稼働開始した。これによって生産能力が倍増し、国内最大規模となった。総投資額は約20億円で、そのうち農林水産省が推進する「米…続きを読む
【中部】おとうふ工房いしかわ(愛知県)は、廃棄する豆腐容器を回収して再資源化するための事業を「くるりんパック事業」と名付け、実現に向けた準備を今年から進めている。現状は容器の製造工場で廃棄される豆腐容器を再資源化しているが、今年中に同社が食品リサイク…続きを読む
【中部】真誠が協賛した親子参加型の料理教室「こどもクッキング~自分で作ってみよう!~」が3月28日、東邦ガスが運営するクッキングサロン栄で開催された。 今回のメニューは、練りごまとツナを混ぜ合わせ、濃厚な味わいにした「ワンパクサンド」、いりごまを衣…続きを読む
◇「おにぎりサミット」開催 食文化を次世代に 日本が世界に誇れる「おにぎり」。今や世界フードとなったが、この食文化を次世代につなげることを目的に2月2日、世界初の「おにぎりサミット」が開催された。地域活性化とコメ消費拡大への貢献を目指すこのイベント…続きを読む
奈良県吉野郡に本拠を置く南都食糧は、1918(大正7)年に創業した100年以上の歴史を持つコメ卸だ。コメ消費が減る中、地元・奈良県産のコメの活用を願って、2022年に米粉事業に参入した。 米粉のほか、カヌレや丸パン、ベーグル、シフォンケーキなどの最…続きを読む
●番重移載連動を 横浜に本拠を置く米飯製造のジャンボリアは、人手の掛かる弁当・惣菜事業にあって、生産性向上につながるロボット活用に先進的に取り組んでいる。 惣菜や弁当は、番重と呼ばれる箱に移載され、これを複数個重ねて、台車やパレットなどで出荷工程…続きを読む
「主食改革」を提唱する、はくばく。食物繊維やタンパク質などが豊富な大麦、雑穀を普段のご飯に取り入れる提案で、健康的な食生活の普及拡大とコメ消費の活性化を目指している。この春夏期も「家庭の食卓や中食、外食などさまざまなシーンで雑穀を楽しんでもらえる環境…続きを読む
東洋ライスが発起人となり昨年11月、「医食同源米によって我が国の国難を解決するためのコンソーシアム」を立ち上げた。医食同源米とは「健康成分が豊富なぬか成分を残すとともに、地球環境に優しい無洗米加工し、おいしさも確保したコメ」の総称だ。 このコンソー…続きを読む