10年目となるサンデービルヂングマーケットのにぎわい
【中部発】岐阜市の柳ケ瀬商店街は、かつては美川憲一のヒット曲「柳ヶ瀬ブルース」で全国的にブレークするも、時代の流れで衰退の一途をたどっていた。シャッター街と呼ばれてきた同商店街だが、盛り返すための起爆剤として約1年前に岐阜市のセンターゾーンの中心地に「柳ケ瀬グラッスル35」(柳グラ35)を誕生させた。これにより、柳ケ瀬に人の流れとにぎわいが戻りつつあった中、今年7月に岐阜高島屋が撤退する。大きな痛手になることは確かだが、着実に新たな街に変わろうとしている。(後藤温子)