冷凍食品特集

冷凍食品特集:冷食100周年=日本冷凍食品協会・大櫛顕也会長 社会的責任果たし発展

冷凍・チルド 2020.11.30 12153号 06面
大櫛顕也会長

大櫛顕也会長

 ●技術革新経て繁栄
 日本の冷凍食品事業は、1920年(大正9年)、北海道森町で日産10tの凍結能力をもつ冷凍庫を用いて、近郊湾で獲れた魚を冷凍したのが始まりです。山口県出身の実業家・葛原猪平氏が、米国から冷凍機械設備、技術者を導入し事業を開始しました。まさに今年がそれから数えて100周年に当たります。
 その後、日本で冷凍食品が本格的に普及するのは戦後になってからです。学校給食や南極観測船の越冬食料として活用されましたが、6

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