全国味噌特集
全国味噌特集:関西地区=大手の販売は高水準
大手メーカーの関西拠点の今春夏の販売状況は、昨年のコロナ禍特需の反動を受けているものの、依然として高い水準を維持している。生味噌は無添加系、即席味噌汁は健康系やカップタイプを中心に全体が底上げ。大豆製品や麹製品など、各社が育成・強化する分野も好調を持続している。京都府の21年1~6月の出荷量(全国味噌工業協同組合連合会調べ)は1851tで前年比10.0%のプラス。前年は一昨年から2割以上減少し、その反動が表れたかっこうだ。西京漬けを中心とした主力の業務用は、コロナ禍で外食向