中部秋季特集2024
長引く物価高によって消費者が安価な商品を求める傾向が強まっており、多くの小売・流通業では個人消費の落ち込みで業績が低迷している。世間の低価格志向に合致する商品・販売施策を打てば打つほど、コスト増を販売価格に十分転嫁できず、業績がさらに悪化する“負のスパイラル”に陥っている企業も散見される。(中部支社編集部)
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◆中部秋季特集:中部食品業界、エシカル消費対応を 包装・機械・資材メーカー、…
特集 総合 2024.11.30●ノントレー包装など地元小売業も取組み 長引く物価高によって消費者が安価な商品を求める傾向が強まっており、多くの小売・流通業では個人消費の落ち込みで業績が低迷している。世間の低価格志向に合致する商品・販売施策を打てば打つほど、コスト増を販売価格に十…続きを読む
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中部秋季特集:食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く
特集 機械・資材 2024.11.30食品に求められるものは時代とともに変化、高度化している。特に一般食品で近年、簡便性、デザイン性に優れた商品が売れているが、これらを作り出す機械、パッケージ、容器の技術革新なくしては語れない。加えて「SDGs」「エシカル消費」に対応する環境配慮型製品が…続きを読む
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中部秋季特集:ゼネラルパッカー・牧野研二社長 今期売上高100億円見込む
特集 機械・資材 2024.11.30◇食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く ゼネラルパッカーは今期(25年7月期)、前期からの増収により売上高100億円を見込む。機械の受注残高は前年から減少しているものの、国内外で積極的な販売活動を展開することで受注確保や受注単価増を計画し…続きを読む
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中部秋季特集:ワタナベフーマック・渡邊将博社長 食品機械のコンシェルジュへ
特集 機械・資材 2024.11.30◇食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く 食品業界の価格高騰や消費者の需要変化に迅速に対応し、効率的な機械化を推進する時期に来ていると語るのはワタナベフーマックの渡邊将博社長だ。ポーションカッターのような高度な技術を備えた機械の需要が急増し…続きを読む
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中部秋季特集:フジキカイ・生田涌希社長 EC拡大受け物流領域へ挑戦
特集 機械・資材 2024.11.30◇食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く 包装技術の開発と包装機械の製造・販売を専業とするフジキカイは、卓越した技術と充実したサービスで業界屈指の売上げを誇る包装技術産業のリーディングカンパニーだ。昨今の業界を取り巻く環境や同社の現況を中部…続きを読む
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中部秋季特集:リスパック・早川光宏専務 環境素材の売上比率50%達成
特集 機械・資材 2024.11.30◇食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く 環境配慮製品の売上比率50%を昨年達成したリスパック。関西工場の竣工や東京本社の設置など、新たな拠点の整備を皮切りにシェア拡大を目指す同社の取り組みを早川光宏専務に聞いた。(磯貝岳) --昨今の食…続きを読む
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中部秋季特集:富士特殊紙業・杉山真一郎社長 得意分野を業界発展に生かす
特集 機械・資材 2024.11.30◇食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く 富士特殊紙業は、VOC(揮発性有機化合物)の法規制に対応した世界初の水性グラビア技術を確立した包装業界のパイオニアだ。近年は受託加工を手掛け、同社の押出ラミネーション、ノンソルベント(無溶剤型)ラミ…続きを読む
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中部秋季特集:折兼・伊藤崇雄社長 環境配慮と市場ニーズ均衡を
特集 機械・資材 2024.11.30◇食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く 「食のワンストップショッピング」を掲げる折兼は、食品包装資材や機械の課題解決に向き合うとともに、環境配慮型製品の開発も進めている。10月には、東京国際フォーラムで19年に名古屋での開催以来、5年ぶり…続きを読む
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中部秋季特集:コープみえ・鈴木稔彦理事長 暮らしに寄り添う姿勢徹底
特集 小売 2024.11.30◇生協トップインタビュー 生活協同組合コープみえは昨年の誕生20周年を機に、組合員に地域との交流の機会を積極的に提供し、地元三重県での支持をより盤石なものにしている。6月には「みやがわ店」を全面改装オープン。鈴木稔彦理事長が重要視する「暮らしに寄り…続きを読む
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中部秋季特集:コープいしかわ・大谷学理事長 長期的な視点で被災地支援
特集 小売 2024.11.30◇生協トップインタビュー 生活協同組合コープいしかわ・大谷学理事長 1月に発生した能登半島地震に続き、9月の能登豪雨により甚大な被害が発生している石川県能登地域。同県全体を配送エリアとする生活協同組合コープいしかわでは被災地の復旧や復興に向けた取り…続きを読む
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中部秋季特集:有力青果卸の今期戦略=セントライ青果 全国4位の規模を誇る
生鮮食品 特集 卸・商社 2024.11.30セントライ青果は、名古屋市中央卸売市場の本場、北部市場、浜松市中央卸売市場の三つの拠点を中心に8グループで展開している。グループの再編を繰り返しながら、名古屋を中心とした東海・北陸地方をネットワークの強化を図り、全国4位の規模を誇る同社の横山剛司上席…続きを読む
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中部秋季特集:有力精肉卸の今期戦略=杉本食肉産業 ブランド認知、県外にも
生鮮食品 特集 卸・商社 2024.11.30杉本食肉産業は、食肉産業が抱える問題点と現状を読み解き、積極的に新規事業も進めている。和牛を多く扱う取引先の増加で売上げが向上、惣菜部門の商品の強化にも力を入れている。大豆ミートを使用した代替肉ハンバーガー店を開店し、将来的に起こりうる課題解決も食肉…続きを読む
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中部秋季特集:味噌・醤油=消費者と接点づくり ファン育成に努める
調味料 特集 2024.11.30●価値に重きを置く戦略へ 愛知県味噌溜醤油工業協同組合によれば、愛知県での1月から9月までの味噌累計出荷量は月によって変動があるものの、前年比微減で推移している。味噌についても同様の傾向を示す。背景に家庭での調理機会の減少や簡便性のある応用調味料や…続きを読む
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中部秋季特集:味噌・醤油=イチビキ 農水大臣賞受賞 全国配荷率上げる
調味料 特集 2024.11.30イチビキ今期(25年3月期)ここまでの味噌や醤油などの醸造調味料の業績は前年超えで推移している。中でも醤油商品群で売上げをけん引している「食品添加物無添加 国産しょうゆ」(内容量500ml、750ml)が9月に「第51回全国醤油品評会」で最高賞に相当…続きを読む
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中部秋季特集:味噌・醤油=ナカモ 電子レンジ調理可能な液体味噌
調味料 特集 2024.11.30ナカモの前期(24年9月期)の売上げ・数量ともに2回の価格改定と競合大手の事業撤退などに伴い、前年比2桁増で着地した。中でも外食とメーカーへの原料供給といった業務用販路が前年超えで好調に推移。このほか、主に東南アジア向けの輸出がこのほど拡大している。…続きを読む
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中部秋季特集:味噌・醤油=盛田 伝統製法こだわり発信
調味料 特集 2024.11.30創業350年以上の歴史を誇る愛知県常滑市の盛田は、前期(24年9月期)の味噌商品群の売れ行きが前年比微減で着地した。背景に家庭での調理機会の減少や専用調味料への切り替えなどが挙げられる。今期1月の出荷分からは周辺コストの上昇を受けて価格改定を実施する…続きを読む
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中部秋季特集:味噌・醤油=キッコーマン食品 「いつでも新鮮」シリーズ堅調
調味料 特集 2024.11.30キッコーマン食品の中部支社の上期(24年4~9月)醤油部門家庭用売上げは前年同期を上回って推移しており、同支社は市場シェアを上げている。特に「しぼりたて生しょうゆ」「味わいリッチ減塩しょうゆ」をはじめとするいつでも新鮮シリーズの620mlタイプがけん…続きを読む
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中部秋季特集:白醤油・白だし=海外でも徐々に人気 和食以外とも好相性
調味料 特集 2024.11.30白醤油は主に三河地方で育まれてきた醸造調味料の一つだ。琥珀(こはく)とほんのりとした甘み、そして芳醇な香りが特徴で、三河地方以外の割烹料亭などでも採用されており、近年では全国的な人気を博す。さらに白醤油の淡い味わいから、和食以外の料理との相性も良く、…続きを読む
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中部秋季特集:白醤油・白だし=ヤマシン醸造 「ヤマシン白醤油」 品評会で最高…
調味料 特集 2024.11.30愛知県碧南市のヤマシン醸造の今期(24年12月期)業績は主に昨年のコロナ禍の収束に伴う市場回復の反動を受けて、前年比微減で着地する見通しだ。そこで、今年開催の「第51回全国醤油品評会」で最高賞に相当する「農林水産大臣賞」を受賞した主力商品「ヤマシン白…続きを読む
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中部秋季特集:白醤油・白だし=日東醸造 新しいマーケット模索
調味料 特集 2024.11.30昨年開催の「第50回全国醤油品評会」で白醤油「竹」が最高賞の「農林水産大臣賞」を受賞した愛知県碧南市の日東醸造は今期(25年3月期)ここまでで売上げの約7割を占める飲食店などが回復基調にある影響を受け、売上げ・販売数量ともに前年を超えて好調に推移して…続きを読む
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中部秋季特集:白醤油・白だし=七福醸造 「有機白醤油」 業務用で新たに採用
調味料 特集 2024.11.30愛知県碧南市の七福醸造の今期(25年3月期)ここまでの状況は主に強みとする「有機白醤油」が評価されて、食品メーカーや中食・外食企業といった業務用販路で新規採用が着々と進み、売上げ・数量ともに前年を超えて推移。引き続き、この基調が続くと期待される。 …続きを読む
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中部秋季特集:白醤油・白だし=ヤマキ 減塩商品2桁増で伸長
調味料 特集 2024.11.30ヤマキ名古屋支店の今期(25年3月期)ここまでの白だし商品群の業績は前年を超えて好調に推移しており、これからもこの基調が続くとみられる。中でも減塩商品「割烹白だし お塩ひかえめ」が前期2月の価格改定にもかかわらず、金額・数量ベースでともに前年比2桁増…続きを読む
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中部秋季特集:アイスクリーム=植物性&スパイスがトレンド
アイスクリーム 特集 2024.11.30●プラントベース利用に広がり 24年アイスクリームのトレンドは、健康志向の高まりや食文化の多様化の影響を受け、特に植物性由来のプラントベースフードや、味わいに深みと複雑さを加えた異国情緒あふれるスパイスが注目を浴びている。 プラントベースのアイス…続きを読む
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中部秋季特集:アイスクリーム=商品担当者に聞く 日本アクセス・大尻和彦氏
アイスクリーム 特集 卸・商社 2024.11.30◇日本アクセス東日本営業部門 中部商品・営業推進部長 大尻和彦氏 ●買上点数アップ 垂直立ち上げ戦略徹底 当社中部エリアの今期(25年3月期)上期(4~9月)アイスクリーム商品群の売上げは、相次ぐ値上げに伴い前年比約4%増で着地した。しかし、販売…続きを読む
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中部秋季特集:アイスクリーム=外食トレンド 締めの「夜パフェ」好調
アイスクリーム 特集 外食 2024.11.30●スパイスやハーブ取り入れ もともとは札幌のすすきの発祥で、外食を楽しんだ後や酒を飲んだ後の締めとして食べる「夜パフェ」が名古屋でも人気になっている。ここ数年は徐々にパフェやジェラート、アイスクリームにスパイスやハーブを取り入れることで、味わいに深…続きを読む
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中部秋季特集:アイスクリーム=ロッテ 期間限定商品で品質の向上図る
アイスクリーム 特集 2024.11.30◇各社の秋冬主力商品 ロッテの中部エリア24年4~9月アイスクリーム部門売上げは、前年比7.6%増となった。同社全体のアイスクリーム部門では前年比4.7%増であった。 アイス市場は好調に推移し、23年以降の価格改定後も数量ベースで大きなダウンはな…続きを読む
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中部秋季特集:アイスクリーム=森永乳業 主力ブランドを軸にシェア拡大
アイスクリーム 特集 2024.11.30◇各社の秋冬主力商品 森永乳業東海支社の今期(25年3月期)上期(4~9月)、アイスクリームの業績は、9月に価格改定を実施して苦戦を強いられたものの、前年比約5%増と順調だった。 10月以降も、一年を通じてアイスを食べる習慣の定着化に伴い、前年を…続きを読む
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中部秋季特集:アイスクリーム=フタバ食品 秋冬向けで初の「サクレ」投入
アイスクリーム 特集 2024.11.30◇各社の秋冬主力商品 フタバ食品は、秋冬向けでは初となるサクレシリーズの「サクレ濃いみかん」を投入するほか、レギュラー商品5品をリニューアル。近年支持を広げているモナカアイスのダンディーシリーズでは新たなフレーバーとして「チョコバニラマルチ」を新発…続きを読む
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中部秋季特集:アイスクリーム=井村屋 「BOXあずきバー」がけん引
アイスクリーム 特集 2024.11.30◇各社の秋冬主力商品 東海・北陸7県を管轄する井村屋東海支店の今期上期(24年4~9月)売上げは、前年比3.8%増、物量ベースは横ばいと堅調に推移している。特に、売上構成比の高い「BOXあずきバー」シリーズ3品が業績をけん引し、「BOXあずきバー」…続きを読む
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中部秋季特集:ペットフード=「冷凍」「手作り」で打開 一服感見られ次の一手探…
特集 総合 2024.11.30ペットフード協会が先ごろ発表した2023年の全国犬猫飼育実態調査(推計値)によると、ネコの推定飼育数が約906万9000匹、イヌが約684万4000匹だった。ネコの飼育数が微増で推移しているのに対し、イヌは減少傾向にある。飼いやすいネコに人気が集まっ…続きを読む
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中部秋季特集:ペットフード=ヤマナカ 毎週の特売を集客の柱へ
特集 総合 小売 2024.11.30◇小売に聞く 名古屋市のヤマナカは毎週土曜日に特売を行うなど、ペットフードが集客の柱の一つとなっている。10月からメーカー協賛の販促キャンペーンを開始。光嶋雅樹チーフバイヤーは「食品スーパーには珍しい企画で他店との違いをより鮮明する」と意気込む。(…続きを読む
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中部秋季特集:ペットフード=三井物産流通グループ 食品として商品開発推進
特集 総合 卸・商社 2024.11.30◇卸に聞く 三井物産流通グループは食系総合卸の中でペットフードの売上げナンバーワンを誇る。食系卸として「ペットの食事」を真剣に考え、ペットとの一家団らんを見据えた提案で業界をリードし続けている。今回、三井食品ユニット商品本部ペットケア部の田原剛部長…続きを読む
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中部秋季特集:ペットフード=コープいしかわ ネコ関連のアイテム大半
特集 総合 小売 2024.11.30◇生協の取り組み ●小型商品で宅配と差別化 石川県内で食品の宅配事業や店舗事業などを手掛ける生活協同組合コープいしかわは、店舗・宅配の両軸でペット関連商品を取り扱っている。店舗事業でのペットフードの品揃えは、近年のネコブームにのっとり、ネコ関連の…続きを読む
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中部秋季特集:ペットフード=ジャペル プラス1品購入向け提案
特集 総合 2024.11.30◇卸に聞く ペットフード卸最大手のジャペルはペット家電や冷凍フードなどの提案を通じて新たな市場創出に取り組む。中でも物価高で販売数量が伸び悩む中、プラス1品の購入につながる提案に力を入れる。同時に仕入れ先・顧客双方からの信頼獲得にも注力。2030年…続きを読む
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中部秋季特集:ペットフード=いなばペットフード バンドル販売が増収寄与
特集 総合 2024.11.30●市場活性化へ「トッパー」 いなばペットフードの前期(24年3月期)の売上げは、ペットフード市場の動き同様、値上げも追い風に前年比2桁増で着地した。数量ベースでは少し苦戦を強いられたものの、全体的に6個入り、8個入りといったバンドル販売が売上げに寄…続きを読む
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中部秋季特集:ペットフード=スマック 60周年企画への応募多数
特集 総合 2024.11.30●SNS発信、距離縮める スマックの今期(25年3月期)ここまでの業績は価格競争力のある商品を多く取り扱っていることが追い風となって前年超えで好調に推移している。今期上期に実施した創立60周年企画「ありがとうキャンペーン」では前回の50周年企画の4…続きを読む
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中部秋季特集:ペットフード=ペットライン 「懐石」刷新で巻き返し
特集 総合 2024.11.30●プレミアムフード2桁増 ペットラインの今上期(24年4~9月)の売上げは一部価格の見直しもあり、前年を上回っている。特にキャットフード「メディファス」、ドッグフード「メディコート」といったプレミアム商材の売上げが前年比2桁増で推移している。一方で…続きを読む
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中部秋季特集:ペットフード=STIサンヨー 「たまの伝説」に支持
特集 総合 2024.11.30●パウチ包装著しい伸び 国産原料を使用したこだわりの猫用フード「たまの伝説」で飼い主らの支持を集める静岡県焼津市のSTIサンヨーの今期(24年12月期)ペットフード関連領域の業績は、売上高と販売数量ともに前年比2桁増での着地を見込む。近年の円安に伴…続きを読む
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中部秋季特集:イオンリテール 農産強化で成果上げる
特集 小売 2024.11.30◇小売商品部長に聞く各社の戦略 イオンリテール東海カンパニーは今期(25年2月期)ここまで、売上げと客数は計画通り推移しており、下期はピザをはじめとするデリカの拡充で利益率向上を目指す。現在、そのデリカに先んじて成果を上げているのが生鮮部門だ。食品…続きを読む
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中部秋季特集:ぎゅーとら PB×独自商品で競う
特集 小売 2024.11.30◇小売商品部長に聞く各社の戦略 三重県伊勢市を中心に展開するぎゅーとらは、独自商品の開発、PB商品の活用で地域の消費者のニーズに応じた商品展開、店舗づくりを行っている。荒谷進商品部長は、他社との差別化を図りつつ人員育成も行い、価値戦略では「買ってよ…続きを読む
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中部秋季特集:ヤマナカ 生鮮センター活用強化
特集 小売 2024.11.30◇小売商品部長に聞く各社の戦略 消費者は節約志向を強め、低価格商品を求める傾向が強い中、競合であるSMに加えてドラッグストアや外食産業との競争が激化している。ヤマナカの池田誉商品・商品開発第1ユニット長に生鮮食品の品質強化やPB商品など今後の方針を…続きを読む
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中部秋季特集:遠鉄ストア 5つの質の向上を徹底
特集 小売 2024.11.30◇小売商品部長に聞く各社の戦略 食料品の相次ぐ値上げに加え、域外資本の参入が加速し、市場環境はより厳しさを増す。そこで静岡県浜松市の遠鉄ストアの池谷航之介取締役営業本部副本部長兼商品部部長は「商品」「販売」「鮮度」「接客」「人財」の五つの質の向上を…続きを読む
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中部秋季特集:ドミー 楽天ポイント活用で好調
特集 小売 2024.11.30◇小売商品部長に聞く各社の戦略 愛知県三河地区を中心に33店舗を展開するドミー(同県岡崎市)の今期(25年5月期)9月までで、楽天ポイントを活用した施策などで既存店の売上げは前年を超えて好調に推移。一方でコスト増に伴う課題を抱える。そこで古久根光二…続きを読む
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中部秋季特集:マルサンアイ カナダに子会社設立 豆乳パウダーを製造
農産乾物 特集 2024.11.30マルサンアイは11月1日、農業および農業関連産業を対象とするソリューション提供企業のD.J.HEDRICK INTERNATIONAL(カナダ、DJHII社)と合併で子会社アリノバ・カナダを24年5月にカナダで設立し、同子会社で新工場建設に係る固定資…続きを読む
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中部秋季特集:PLANT 精肉PC開設で一括製造 生産性向上・食品ロス低減へ
特集 小売 2024.11.30地域密着型のスーパーセンターを展開する福井県のPLANTは10月21日、福井県坂井市にあるPLANT-2坂井店の隣に精肉プロセスセンター(PC)を開設した。急速冷凍機やガスパック封入機を備え、一括製造を行うことで人材の集約、製造技術の向上、適正製造量…続きを読む
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中部秋季特集:Vソリューション 「ainoma」光音寺店など開設
特集 小売 2024.11.30●直営ネットスーパー17店舗に バローグループのVソリューションはこのほど、バローネットスーパー「ainoma」の光音店と車道店を開設した。同社直営のネットスーパーは17店舗目で、Amazonと協業のネットスーパーも含めると22店舗目となる。 ネ…続きを読む
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中部秋季特集:昭和 年末謝恩見本市を開催 締めのご飯がテーマ
特集 卸・商社 2024.11.30昭和は10月22~23日、恒例の年末謝恩見本市を同社の稲沢配送センターで開催した。今回は「〆~しめていきましょうご一緒に!~」をテーマに食品メーカーなどが出展し、注力商品や新商品を提案。小売のバイヤーら約1400人が来場した。 同社の提案ブースでは…続きを読む
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中部秋季特集:山村乳業 11月26日「ビン牛乳の日」に 次世代への継承目指す
牛乳・乳飲料 特集 2024.11.30瓶入り乳製品を数多く手掛ける三重県の山村乳業が制定する、11月26日の「ビン牛乳の日」が日本記念日協会認定を受けることとなった。同社は今回の認定について「瓶牛乳の魅力を広く伝え、業界に新しい風を吹き込むことで、瓶牛乳とその文化的価値を次世代へと継承し…続きを読む
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中部秋季特集:宝酒造 「澪」ライト層から支持 スポーツ通したファン獲得も
酒類 特集 2024.11.30宝酒造の「澪」「澪CLEAR」は好調で、特にリンゴのようなフルーティーな香りとさわやかで甘さひかえめの味わいが特徴の「澪CLEAR」が発売2年目にして早くもスパークリング日本酒として定着しており、同社調べでは取扱店舗は発売当初から5.6倍に増加してい…続きを読む
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中部秋季特集:日清オイリオグループ 「ドラえもんボトル」11月中旬から数量限…
食用油 特集 2024.11.30日清オイリオグループは、11月中旬から鮮度長持ち、サビないオイル「日清ヘルシークリア」のラベルに「ドラえもん」のデザインを起用した「ドラえもんデザインボトル」を発売した。国民的キャラクターとして幅広い層から愛され、「日清ヘルシークリア」のTVCMにも…続きを読む
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中部秋季特集:九重味淋 東西2種の冷凍雑煮を発売
冷凍食品 特集 2024.11.30愛知県碧南市の九重味淋は11月14日から冬季限定の冷凍食品として「雑煮(関東風・関西風)」を発売している。従前から展開している急速冷凍を用いた冷凍食品シリーズ「蔵元料理 K庵'sれしぴ」の新商品として関東風と関西風の2種類を新たなラインアップに加えた…続きを読む
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中部秋季特集:九鬼産業 「和風純ねりごま」2品を刷新
農産乾物 特集 2024.11.30三重県四日市市の九鬼産業は8月20日出荷分から、「九鬼 和風純ねりごま 白」(税別420円)、「同黒」(同)の容器を瓶からPET樹脂にリニューアルした。重量が現行品より約70%軽量化されるほか、さらに使い勝手が良くなると期待される。 家庭用練りごま…続きを読む
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中部秋季特集:キリンビバレッジ 被災地の学校へベルマークを寄付
清涼飲料 特集 2024.11.30キリンビバレッジの中部圏統括本部は10月2日、元旦に発生した能登半島地震で被災した石川県珠洲市の公立小学校5校に同市教育委員会を通じて27万7644点のベルマークを寄贈した。地震発生から9ヵ月以上たっても進んでいない復興支援に少しでもつなげたい考えだ…続きを読む
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中部秋季特集:「あいち野菜でつながるプロジェクト」 小学生対象に料理教室
特集 総合 2024.11.30愛知県北名古屋市のごまメーカーの真誠などで組織する「あいち野菜でつながるプロジェクト」は9日、小学生を対象とした包丁も火も使わない料理教室を名古屋市の愛知調理専門学校で開催した。 近隣の小学校に通う約40人が参加し、会場となった愛知調理専門学校の学…続きを読む
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中部秋季特集:平和堂 東海地区進出20年 惣菜の品揃えとおいしさ強み
特集 小売 2024.11.30東海地区に進出して20年を迎えた平和堂は出店が加速しており、今期は愛知県に3店舗出店した。愛知県に20、岐阜県に7の合計27店舗まで拡大している同社は、競合他社からも注目を浴びるほど勢いがある。特に、4月に子育て世代が多い地区に出店した日進香久山店と…続きを読む
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中部秋季特集:平和堂 東海地区進出20年=光久正二東海営業部長 愛知県へ出店…
特集 小売 2024.11.30平和堂は、東海地区の売上高500億円を目標に掲げ、出店を重ねている。23年11月に開設した名古屋元塩店(名古屋市)に続き、4月に日進香久山店(愛知県日進市)、10月に知多店(愛知県知多市)をオープン。11月には守山小幡店(名古屋市)も加わった。東海営…続きを読む
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中部秋季特集:平和堂 東海地区進出20年=デリカ味にこだわり作りたて提供
特集 小売 2024.11.30平和堂の一番の強みはデリカ部門の品揃え充実と、他社に負けない絶対的なおいしさだ。30~40代のファミリー層をターゲットにした施策を強化し、MDは独自化をキーワードとしている。 これにより、店内の鉄板で焼き上げる「手作りお好み焼」は2年間で売上げが1…続きを読む
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中部秋季特集:平和堂 東海地区進出20年=知多店 三河地方の中核店舗
特集 小売 2024.11.30平和堂は10月25日、愛知県知多市に同県19店舗目となる知多店を開設。4月開設した日進香久山店同様、敷地内に知多市初出店となる「無印良品」「スターバックス」などの専門店を擁するNSCの中核店舗。同店を三河地方の中核店舗と位置付け、今後は周辺エリアでの…続きを読む
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中部秋季特集:平和堂 東海地区進出20年=日進香久山店 ベッドタウンに開設
特集 小売 2024.11.30平和堂は施設内にドラッグストアを、直営SM売場内に生鮮食品専門店をそれぞれテナントとして導入するNSCとして、4月に愛知県日進市で日進香久山店を開設した。約半年が経過したが、売上げはここまで順調に推移している。 日進市は名古屋市と豊田市のベッドタウ…続きを読む