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　中部地区の主要スーパーであるマックスバリュ（MV）東海（浜松市）の2024年3～5月期の連結決算、スーパーマーケットのバローを中核とするバローホールディングス（HD、岐阜県多治見市）とヤマナカ（名古屋市）の24年4～6月期の連結決算がこのほど出揃った…続きを読む

中部流通特集：小売企業動向＝バローホールディングス　28期連続で増収を達成

　◇決算から読み解く　バローホールディングス（HD）の23年3月期連結決算は、営業収益（売上高）が前年比3.7％増の7599億7700万円、経常利益が同4.5％減の230億4900万円となった。営業収益は、新店や食品加工業、前期に子会社化した八百鮮な…続きを読む

中部流通特集：小売企業動向＝PPIH　34期連続の増収増益に　5期ぶり営業利…

　◇決算から読み解く　ディスカウントストアのドン・キホーテ、総合スーパーのユニーを傘下に置くパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（PPIH）の2023年6月期決算は、売上高が前年比5.8％増の1兆9368億円、営業利益が同18.7％…続きを読む

中部流通特集：コープあいち・森政広理事長　地元商品の魅力を伝える

東海コープ事業連合コープあいちは現在、「あいちを食ベよう　日本の食をたいせつに」運動の取り組みを強化している。もともとコープあいちは生産者を支援してきたが、酪農をはじめかなり厳しい状況にある。そのため、組合員が商品を利用し国内の生産者を支えていく必要が…続きを読む

中部流通特集：一号舘・佐藤洋一郎社長　オールデリカで差別化を

　三重県四日市市に本社を置く一号舘は、1958年の創業以来、同県の北勢地域を中心に、ドミナント化を進めてきた。現在では食品スーパー（SM）やディスカウントストア（DS）などの全業態合わせて30店舗を展開し、地元から厚い支持を受けている。今年6月に社長に…続きを読む

中部流通特集：地元有力卸営業トップに聞く　地域密着型の強み生かす

　新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いが5類に移行し、国内の経済は回復傾向にあるものの、コロナ禍から続く原材料費の高騰や物流・エネルギー費などの増加で中間流通業態の卸売業は今まで以上にコストコントロールが求められている。地元の有力卸各社は、地域密…続きを読む

中部流通特集：地元有力卸に聞く＝トーカン・村瀬裕紀氏　グループ全体で取り組む

　◇トーカン・村瀬裕紀量販営業部部門長　●高質店ブランドを催事に　--今期（23年12月期）の状況は。　村瀬　今期ここまでの業績は家庭用、業務用ともに順調に推移している。量販営業部では、冷凍食品と惣菜が得意先の売場拡張に比例し、市場同様に非常に好…続きを読む

中部流通特集：地元有力卸に聞く＝昭和・岡本光司氏　レミフィッシュで魚食普及

　◇昭和・岡本光司上席執行役員営業本部水産事業統括補佐　●未利用魚の惣菜も開発中　--今期（24年3月期）の状況は。　岡本　今期第1四半期（4～6月）は、全体としては前年超えで推移した。中でも大きく伸長しているカテゴリーは外食で、前年の2桁増で推…続きを読む

中部流通特集：地元有力卸に聞く＝カナカン・野村直紀氏　業務用伸長も機会損失響…

　◇カナカン・野村直紀専務取締役営業本部長　●消費“三極化”対応進める　--貴社の今期（24年3月期）ここまでの業績は。　野村　第1四半期（4～6月）は増収増益で着地した。やはり値上げ効果が大きい。業務用の需要も前期ほどではないが依然として伸長し…続きを読む

中部流通特集：消費動向から見る中部流通　猛暑で季節商品好調　買上点数増へ施策…

　経済産業省中部経済産業局によると管内の愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県を対象とした調査では、6月の管内商業動態統計が前年同月比1.8％増で19ヵ月連続で前年を上回った。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いの5類移行後に、外出意欲の高まりや人流…続きを読む

中部流通特集：小売・卸の業況＝回復傾向見せるも厳しさ続く

　中部エリアでは、新型コロナウイルス感染症の5類引き下げに伴う行動制限の解除などで消費が活性化しているものの、前年から続く値上げの影響で買い控えする買い物客も多く、買上点数の改善を課題としている小売企業が散見される。小売企業各社の課題解決に向けた施策や…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ動向＝辛い味付けの新商品多数

　●トレンド着目で売場にぎわす　短時間で誰でも簡単に作れる鍋料理は、秋冬に限らず通年親しまれるようになってきた。店頭には鍋つゆが定番品として並び、いつの間にかメジャーな食品の一つになったといえる。　ここ数年、鍋つゆ市場は伸長し続けた。その理由として…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝イチビキ　「赤から鍋スープ3番」周年企画に期待

　●「木曽路すき焼き割下」も好調　イチビキ今期（24年3月期）ここまでの鍋つゆカテゴリーの業績は物価高が続く中、前年比微増で推移している。中でも通年販売して2年目を迎える「木曽路すき焼き割下」は、自宅で気軽に有名店の味を楽しみたいという消費者の要望に…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝エバラ食品工業　通年化進み売上げけん引

　●CMなど認知向上に注力　エバラ食品工業名古屋支店の今期（24年3月期）ここまでの鍋物調味料群の業績は、汎用（はんよう）性と簡便性の高さで通年化が進んでいる「プチッと鍋」シリーズが売上げをけん引している形で好調が続く。現在、鍋つゆカテゴリー内では小…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝Mizkan　主力2シリーズ刷新図る

　●デジタル施策で魅力発信　Mizkanの今期（24年2月期）7月までの鍋つゆ部門の業績は、外食需要の回復を受け、全国的に前年比微減で推移している。半面、中部地区では同微増で推移。今秋冬に向け、7月に主力商品の「〆まで美味しい」「辛鍋つゆ」シリーズを…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝味の素社　鶏のうまみ最大限抽出

　●「鍋キューブ」に新風味を　味の素社は、今秋冬の商材として「鍋キューブ　鶏だしコク醤油」を新発売した。独自技術で鶏のうまみを最大限抽出し、鶏の豊かな味わいを丸ごと閉じ込めた。隠し味にカツオ、いりこを使用し、どのような具材にも合わせやすい鍋つゆの素に…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝ヤマキ名古屋支店　ごまフレーバー投入を

　ヤマキ名古屋支店の今期（24年3月期）ここまでの鍋つゆカテゴリーの業績は、通年で販売している主力商品「豚しゃぶ野菜鍋つゆ　かつお」と「地鶏だし塩鍋つゆ」が堅調な売れ行きを示し、前年比微増で推移している。中部地方はかつおだしを好む傾向が強い。特に濃厚な…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝寿がきや食品　有名店の風味で差別化

　●値頃感と簡便性に期待を　寿がきや食品の今期（24年3月期）鍋つゆカテゴリーのここまでの業績は前年並みに推移している。半面、食料品を含む生活必需品の相次ぐ値上げの影響で節約志向が高まり、売上げ点数は減少基調にある。9月には価格改定を控え、有名ラーメ…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝ダイショー　好調「名店監修」を強化

　●引き続き主力の拡販注力　ダイショーは本格的な需要期に向けて、主力製品の販売に引き続き注力する方針の下、販売活動を継続する。一方、本格的な鍋シーズン以外での需要を取り込むため、夏シーズンのキャンペーンを実施し、最需要期の比較的早い「しゃぶ鍋」のライ…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝マルサンアイ　締めにおいしい坦々麺

　●特設サイトで食べ方提案　マルサンアイは今季、アーモンドとごまの香ばしい風味が香る「アーモンド担々鍋スープ」（720g）を新発売した。昨季発売した「豆乳みそ鍋スープ」（720g）、キャップ付きスタンドパウチの「キムチの素」「豚バラと白菜の旨味噌鍋の…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝カゴメ　大人向け旨辛アピール

　●10年ぶりの新フレーバー　カゴメは8月に「旨辛チリトマト鍋スープ」（700g）を新発売した。同社が新しいトマト鍋を発売するのは、2013年発売の「トマト坦々鍋スープ」以来10年ぶりとなる。甘口で子どものいる家庭に人気の「甘熟トマト鍋スープ」をベー…続きを読む

中部流通特集：中部鍋つゆ＝七福醸造　品質・汎用性好評で伸長

　●首都圏・関西にも販路広がる　こだわりの独自製法　1978年、国内で初めて白だしを商品化した愛知県碧南市の七福醸造の今期（24年3月期）ここまでの業績は、白だしが鍋料理や和食だけでなく、洋食や中華料理でも活用できる汎用（はんよう）性の高さと品質の良…続きを読む

中部流通特集：各社　今秋冬の新商品・注力商品

　今秋冬の新商品ラインアップは大きく「簡便」「環境への配慮」「健康意識」の3つに分類された商品が多く見受けられる。価格改定に伴い、付加価値の高い商品が目立つ。各社の注力商品30品を選んだ。（後藤温子）　●理研ビタミン「インドカレー屋さんの謎ドレッシン…続きを読む

中部流通特集：カネスエ、浜松市2店目　静岡県への参入活発化

　愛知県一宮市のカネスエは7月27日、静岡県浜松市北区細江のショッピングモールのベル21に同市で2店舗目となるカネスエ浜松ベル21店をオープンした。休日には多くの買い物客が詰めかけた。物価高で節約志向が高まる中、静岡県外資本であるカネスエが地域の関心を…続きを読む

中部流通特集：大和産業、キャンプ飯にパックご飯　社員が調理実践で提案

農産加工 2023.09.26

　名古屋市西区の大和産業が2月から発売しているパックご飯の「やわらかい玄米ごはん」の売れ行きが好調だ。健康意識の高い女性からの支持に加え、男性からの支持も当初の想定より多く、幅広い層や年代で受け入れられている。現在、今後の販売拡大に向け、昨今のトレンド…続きを読む

中部流通特集：マックスバリュ東海、移動スーパー9号車が稼働　三重県内では初

　静岡県浜松市のマックスバリュ東海は、三重県で初となる移動スーパー9号車を稼働した。松阪市のマックスバリュ川井町店で約500種類の商品を車両に積み込み、市内各エリアの停車場所で販売している。　同社は22年4月から、買い物に不便を感じている地域住民に商…続きを読む

中部流通特集：スジャータめいらくグループ、レンジ対応ポタージュ発売

　●秋冬季節品に本格派の味　スジャータめいらくグループは、手軽に本格派の味で食事が取れるレンジ対応カップ「ポタージュ」シリーズを今年も秋冬の季節商品として、「コーンポタージュ160g」と「パンプキンポタージュ160g」の2品を10月3日に発売する。 …続きを読む

中部流通特集：マルサンアイ、「オーツミルク」「豆乳グルト」リニューアル

飲料 2023.09.26

　マルサンアイはこのほど、「オーツミルク　クラフト　1000ml」の容器をストックしやすい直方体に近い形状に変更するとともに、「豆乳グルト」シリーズ2品のデザインを商品特徴が伝わりやすいものにリニューアルした。　「オーツミルク　クラフト　1000ml…続きを読む

中部流通特集：ヤマモリ、「GABA100 睡活ビネガー」発売

飲料 2023.09.26

　ヤマモリは9月1日から、乳酸菌飲料味の飲用酢「GABA100睡活ビネガー」を全国で販売開始した。現代社会の睡眠の問題に着目し、睡眠の質を向上させるとされているGABA（ガンマアミノ酸）を配合。同社の飲用酢の特徴でもある砂糖不使用を踏襲し、糖質を気にせ…続きを読む

中部流通特集：敷島製パン、新製品3品発売　国産小麦パンにも注力を

小麦加工 2023.09.26

　名古屋市の敷島製パンは、9月1日から「あらびきチーズソーセージ」「たっぷりホイップジャムパン」「国産小麦　スティックメロンパン　北海道牛乳5本入」を新発売した。同社は創業時からの「食料難を解決したい」思いを受け継ぎ、2008年から食料自給率向上への貢…続きを読む

中部流通特集：「がブリチキン。監修　国産炭火やきとり」東海3県のセブンで発売

外食 2023.09.26

　名古屋市のブルームダイニングサービスは、同社が運営する飲食ブランド「がブリチキン。」を通じて、「がブリチキン。監修　国産炭火やきとり」（内容量80g、希望小売価格398円）を愛知、岐阜、三重、東海3県のセブンイレブン1427店舗（7月末時点）で発売し…続きを読む

中部流通特集：バウムクーヘン博覧会、松坂屋名古屋店で開催

菓子 2023.09.26

ユーハイムのバウムクーヘン博覧会実行委員会は9月20～25日の6日間、バウムクーヘン博覧会を松坂屋名古屋店で開催した。16年に開始して今年で8年を迎え、名古屋では5回目の実施となった。北海道から沖縄まで全国から150社以上のブランドが集い、300種類…続きを読む

中部流通特集：本紙中部支社、静岡流通フォーラム開く　4年ぶり闊達に意見交換

　日本食糧新聞社中部支社は8日、静岡駅前のグランディエールブケトーカで「創刊80周年記念　静岡流通フォーラム」を4年ぶりに開催した。地元小売企業、食品メーカー、食品卸ら約50社100人ほどが参集。情報交流会では出席者らは県下の食産業に関して、闊達（かっ…続きを読む

中部流通特集：実力きらり★中部の食品メーカー

　昨今、中部地区の食品スーパーは、続々と当地区に進出する域外資本のスーパーやドラッグストアなどの異業種と激しい競争を繰り広げている。これらの企業と価格競争に挑むスーパーもあるが、大きく差別化できるのは何といっても魅力ある商品だ。今回、中部支社では当地区…続きを読む

中部流通特集：麩屋万商店　伝統の生麩を食卓に

小麦加工 2023.09.26

　◇実力きらり★中部の食品メーカー　生麩の製造を手掛ける岡崎市の麩屋万商店は明治44（1911）年創業の老舗生麩専門店だ。東海地方ではメジャーな角麩のほかに、生麩を使用した贈答用スイーツなどの製造・販売を手掛ける。最近では、愛知県内で開催されるイベン…続きを読む

中部流通特集：七福醸造　妥協を許さない姿勢

　◇実力きらり★中部の食品メーカー　白だしを国内で初めて製造した愛知県碧南市の七福醸造の新商品「日本のつゆ」（内容量300ml・税込み972円）が日本蕎麦保存会が主催する「おいしいそばつゆ大賞2023」でグランプリを受賞し、このほど話題を呼んでいる。…続きを読む

中部流通特集：喜場　価値ある「ホエイピザ」

乳肉・油脂 2023.09.26

　◇実力きらり★中部の食品メーカー　三重県津市にある喜場は2014年に設立し、製造販売をはじめ、店舗運営や農業も手掛ける。　牛乳から乳タンパク質の主成分であるカゼインと乳脂肪を取り除いたホエーを、ピザやパスタやクッキーなどに取り入れ「ホエイピザ」な…続きを読む

中部流通特集：ブルーテック　国産果実のおいしさ

菓子 2023.09.26

　◇実力きらり★中部の食品メーカー　愛知県を中心にITコンサルティングを行っているブルーテックは、柑橘系の果物を使って、原材料や製法にこだわったジャムを販売している。柑橘ジャムブランド「Jam the Citrus」（ジャム　ザ　シトラス）を2022…続きを読む

中部流通特集：ワイマーケット　地元名古屋のビール

酒類 2023.09.26

　◇実力きらり★中部の食品メーカー　名古屋でクラフトビールを醸造し、直営レストランや自社酒屋を運営、さまざまなコラボ商品の開発をしているワイマーケットが、名古屋圏のクラフトビール市場を盛り上げている。　同社は2008年ごろに名古屋駅近くの酒屋の岡田…続きを読む

中部流通特集：ローチーフーズカンパニー　こだわり商品で活路

乳肉・油脂 2023.09.26

　◇実力きらり★中部の食品メーカー　豊橋市の鶏肉精肉1次加工会社ローチーフーズカンパニーは1966年の創業から長年、親鶏の持つ自然のうまみなどを生かした原料加工を主戦場としてきた。ただ近年は付加価値の高い親鶏、鶏卵の加工品の開発に力を入れ、主に卸を通…続きを読む

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