中部新春特集2024
2024年の正月はコロナ規制が大幅に緩和され、昨年の年始と比べて名古屋を中心とする中部地区の観光地や商業施設で多くの人出があった。熱田神宮の正月三が日の人出は昨年より約88万人多い230万人で、地元メディアはコロナ前に近い数字と報じた。ジェイアール名古屋タカシマヤなど名古屋市内の百貨店は福袋の店頭販売を復活させたことも奏功し、大勢の客が押し寄せて開店時刻を早めた店舗もあったという。(中部支社編集部)
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◆中部新春特集:割安感あるスーパーに支持 PBの存在、明暗分ける
総合 2024.01.23●能登半島地震 被災地の復興願う 2024年の正月はコロナ規制が大幅に緩和され、昨年の年始と比べて名古屋を中心とする中部地区の観光地や商業施設で多くの人出があった。熱田神宮の正月三が日の人出は昨年より約88万人多い230万人で、地元メディアはコロナ前に…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=東海農政局・森重樹局長 基本法見直し進める
総合 2024.01.23現在、農林水産省においては、食料・農業・農村を取り巻く環境の大きな変化(世界の食料安全保障環境、カーボンニュートラル等の持続可能性への関心の高まり、わが国における人口減少社会の本格化)を踏まえ、食料・農業・農村基本法の見直しを進めている。昨年9月に食…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=アルビス・池田和男社長 チャレンジの一年に
小売 2024.01.23◇アルビス・池田和男代表取締役社長 昨年は、長期化するウクライナ紛争や歴史的な円安を背景とした原材料の高騰やエネルギーコスト、また、人件費の上昇などで事業構造が大きく変化した年であった。消費のさらなる冷え込みが予想される中、消費喚起策として値頃感と…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=静鉄ストア・森下登志美社長 時代を追い活動…
小売 2024.01.23◇静鉄ストア・森下登志美代表取締役社長 当社は今期(24年3月期)、さらなるPB商品の拡充やインストアデリカのブランド化などの商品施策、移動スーパーの台数増や小型店「KITE-GO」の出店など販売チャネルの拡大、2024年問題を見据えた物流拠点の集…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=ぎゅーとら・清水秀隆社長 若年層へアプロー…
小売 2024.01.23◇ぎゅーとら・清水秀隆代表取締役社長 新型コロナウイルスも落ち着き通常の生活に戻る中、社内で精査の必要があるのが次の通りだ。その課題は、コロナが要因で発生したのか。コロナの前からあったのか。コロナの影響でそうなる変化のスピードが増したのか。冷静に振…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=遠鉄ストア・宮田洋社長 地域で選ばれる店へ
小売 2024.01.23◇遠鉄ストア・宮田洋代表取締役社長 昨年は創立50周年を迎え、記念関連商品を中心に順調な一年だった。また、お得な商品を大きく展開する「安さの見える化」の施策により、お客さまが当社に対して抱くイメージから「割高感」が消え、支持がより高くなっている印象…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=スギホールディングス・杉浦克典社長 飛躍へ…
小売 2024.01.23◇スギホールディングス・杉浦克典代表取締役社長 2022年度に始まった中期経営計画は前半2年を「飛躍に向けた土台づくり」、後半3年を「売上1兆円への飛躍」と位置付けており、今年は後半3年の初年度となる。 昨年は、コロナ5類移行による経済回復の兆し…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=マックスバリュ東海・作道政昭社長 意識改め…
小売 2024.01.23◇マックスバリュ東海・作道政昭代表取締役社長 23年は依然としてエネルギー・原材料価格の高騰が日々の生活に制約をもたらし、メリハリ消費の傾向が強く見られた一年であった。今後も同様の傾向が続くと想定される中、お客さまの生活に寄り添った商品・サービスの…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=イオンリテール・石河康明東海カンパニー支社…
小売 2024.01.23◇イオンリテール執行役員東海カンパニー支社長 ●顧客と社会貢献推進 昨年は新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、お客さまの購買行動が大きく変わり明るい兆しが見えた一方、物価高による節約志向も高まり消費の二極化がより顕著となる一年だった。復活した…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=ヤマナカ・中野義久社長 時間かけ人を育てる
小売 2024.01.23◇ヤマナカ・中野義久代表取締役社長 昨年は新型コロナウイルスの扱いが5類になり、日常が戻りつつある一年であった。お客さまの購買意欲が上がり経済活動が盛んになった一方で、物価やエネルギーコストの高騰は続いた。これに伴い、今後も買い物のスタイルがコロナ…続きを読む
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中部新春特集:2024新春の抱負=物語コーポレーション・加藤央之社長 個の力…
外食 2024.01.23◇物語コーポレーション・加藤央之代表取締役社長 成熟していく外食業界において、コスト高や人財難など、私たちを取り巻く環境は依然厳しさを増している。そのような状況下で、当社は既存店舗の改装や改善を積極的に行い、またメディア戦略を強化したことにより、前…続きを読む
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中部新春特集2024:新春の抱負=松浦商店・松浦浩人社長 付加価値づくり注力
惣菜・中食 2024.01.23◇松浦商店・松浦浩人代表取締役社長 2023年は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、本格的に経済活動がコロナ前の状態に戻ってくるのではと期待する年となった。 当社の主力事業である駅弁事業においては、新幹線の乗車率上昇に伴い、売…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=カナカン・谷口英樹社長 他社協業の重要性増…
卸・商社 2024.01.23●北陸コカとの取り組み期待 --今期(24年3月期)ここまでは。 全社売上げが前年比5~6%増、計画比横ばいと堅調に推移している。業務用の売上げは前年比2桁増だが、営業給食(ホテル・旅館・レストランなど)はコロナ前比で14~15%減。前年比では7…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=昭和・青山尚正社長 物流機能さらなる強化
卸・商社 2024.01.23●2025年に新拠点開設も --昨年の状況は。 今期(23年3月期)の売上高に関しては、前年をクリアできる見込みだ。ただ、内訳を見ると値上げによる影響が強く、引き続き厳しい経営環境が続いている。国内の漁獲量が減少しており、原料の確保が年々難しくな…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=イズミック・盛田宏社長 大きい地域需要取込…
卸・商社 2024.01.23●食のシーン提案へ対応強化 --前期(23年12月期)を振り返って。 5月に新型コロナウイルス感染症の扱いが5類に移行した影響で業務用を中心に大きく回復し、目標を超える増収を達成した。収益面でコロナ禍の期間に行ったコスト削減が奏功し、過去最高の増…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=トーカン・永津嘉人社長 施策の拡充と実行推…
卸・商社 2024.01.23●地元企業とのコラボも注力 --前期(2023年12月期)の状況や取り組みについて。 23年は、あらゆる商品で価格改定が行われ、対応に追われた。 ただ、従来よりも適正価格に対する理解が浸透しているため、各方面での好不調はあるものの全体としては計…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=伊藤忠食品・佐藤太一執行役員東海営業本部長
卸・商社 2024.01.23●サイネージ目標達成へ 取引先との物流協業も視野 --2023年の市場環境、消費環境を振り返るとどのようなことが言える。 昨年は、新型コロナウイルス感染症の扱いの5類移行に伴い、人流が回復したことで、経済が徐々に回復した。 一方で、続く円安や、…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=日本アクセス・菊池秀弥中部エリア統括
卸・商社 2024.01.23◇日本アクセス・菊池秀弥審議役東日本営業部門長補佐中部エリア統括 ●冷食の魅力幅広く発信 荷降ろし作業などを効率化 --今期(24年3月期)ここまでを振り返って。 相次ぐ値上げに伴い、買上点数は前年を下回っているものの、売上げと収益は前年超えで…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=三井食品・幸村伸二中部支社長
卸・商社 2024.01.23●得意先提案の幅広がる 拠点集約で物流力の強化も --今期(24年3月期)ここまでを振り返って。 支社全体の売上げは好調に推移している。 業務用は外食業態を中心に5月のゴールデンウイーク明けから伸び続けており、家庭用は顧客であるドラッグストア(…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=加藤産業・高瀬健治中部支社長
卸・商社 2024.01.23●付加価値創造の仕事を 中部エリアでの存在高める --2023年を振り返って。 昨年は、アフターコロナ元年というべき年となった。 月を追うごとにコロナ禍から抜け出していくことを実感し、コロナ禍前の平常を取り戻しつつある。 一方で、インフレが進…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=中部メイカン・小寺仁康社長 5年連続4億円…
卸・商社 2024.01.23●“CLR”重視が生きる道 --今期ここまでを振り返って。 当社グループ全体の23年9月期時点の業績は、売上げが352億4000万円で前年をクリア、経常利益は4億0900万円と前年並みに推移している。決算期は中部メイカンが3月、メイカングループを…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=国分中部・福井稔社長 新たな成長戦略を構築
卸・商社 2024.01.23●強み生かしシナジー発揮も --23年の状況を振り返って。 23年は新型コロナウイルスが5類へ移行し、経済活動の回復を実感できる一年となった。 当社としては年間を通じて価格改定対応に追われた一年となった。 売上高は、業務用チャネルの回復が予想…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=北陸中央食品・澤田佳宏社長 選択・集中で生…
卸・商社 2024.01.23●引き続き社内体制DX推進 --2023年の状況は。 23年8月期の業績は、売上げが前年比2%減、営業利益は同60%増の減収増益となっている。昨年のエネルギー費の高騰などで冷凍物流事業から一時的に撤退。20年に開設した新冷凍センターも現在は閉鎖し…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=三菱食品・山口勉中部支社長 新規需要創出取…
卸・商社 2024.01.23◇三菱食品・山口勉執行役員中部支社長 ●DDマーケティングに注力 --23年の状況を振り返って。 年頭のごあいさつの前に、このたびの能登半島地震により被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げる。一日も早い復旧、復興がなされることを心からお祈り申…続きを読む
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中部新春特集:スジャータめいらくグループ・日比治雄代表 数々の施策を行動に
飲料 2024.01.23長かったコロナ禍から明けたものの、原料価格の高騰、円安は、企業努力での価格維持が非常に困難で、やむなく価格見直しをさせていただいた。当初、販売への影響を心配していたが、おかげさまで、業務用は好調を維持、家庭用も各商品カテゴリーの周年を記念して企画した…続きを読む
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中部新春特集:味食研・木葉裕章代表取締役 持続可能へ適正価格
調味 2024.01.232023年は、原材料費や電気代などのエネルギー費の高騰に伴い、価格改定に奔走した一年だった。夏ごろからは改定が進み、原材料の値上げ分については商品価格に転嫁できている状態だ。ただ、値上げ分で売上高は確保できたものの、原材料費以外のエネルギー費の増加分…続きを読む
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中部新春特集:日新蜂蜜・岸野逸人代表取締役社長 家庭用NBを強化へ
菓子 2024.01.23昨年の市場動向は、中国からの製品輸入が特に目立った。現地で容器に詰めて輸入した製品を、ドラッグストアの店頭で展開することが多くなっている。そのため店頭での値崩れを招いており、各社頭を悩ませている。 当社の前期(23年12月期)の実績は、家庭用・業務…続きを読む
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中部新春特集:小笠原製粉・小笠原充勇代表取締役社長 自社配送で物流提案
小麦加工 2024.01.232023年は増収増益で着地した。価格改定が順調に進んだことや物流の業務委託を増やしたことで物流費の改善を推し進めることができた。また、価格改定をしたことで物量が下がると予想していたものの、従前から価格以外の価値の提案に取り組んできた結果が現れ、物量も…続きを読む
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中部新春特集:ハラダ製茶・原田宗一郎代表取締役社長 グループで相乗効果
飲料 2024.01.23当社前期(23年12月期)はコロナ禍の収束化に伴い、家庭用の緑茶関連商品の需要が低迷した一方、葬儀・ギフト事業が回復し、茶業でのマイナス分を吸収する形で推移した。これに加え、21年に当社に完全移管した海苔メーカーの山本山(東京都)の島田工場での効率化…続きを読む
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中部新春特集:田丸屋本店・望月啓行代表取締役社長 盤石経営体質目指す
調味 2024.01.23当社の前期(23年9月期)は、新型コロナウイルス感染症の扱いが5類に移行した影響を受け、観光販路と業務用を中心に回復基調が続き、増収で着地した。 収益は主に原料調達難や物流・人件費などの高騰に伴うコスト増もあり、増益にはなったものの、予想を下回る結…続きを読む
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中部新春特集:山本漢方製薬・山本整代表取締役社長 中国苦戦も米国好調
総合 2024.01.23昨年はインバウンド需要が芳しくなく、特に中国の消費動向が厳しかった。今期(24年4月期)の売上げは、さまざまな新商品を投入してなんとか前年の売上げはクリアできそうだ。ただ、前年比2~5%増の間を推移しており、上積みはそれほど期待できない。 中国の先…続きを読む
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中部新春特集:小出物産・小出守彦取締役社長 効果追求の準備整う
卸・商社 2024.01.232023年は値上げの影響で売上げを確保できたものの、物量ではコロナ禍以前と同水準に落ち着いている。利益はほぼ横ばいで推移しており、当社のメーン事業である原材料卸事業では、引き続き製菓向けの原材料が好調だった。そのほかの事業においてもコロナ禍からの変化…続きを読む
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中部新春特集:竹本油脂・竹本信二郎取締役専務執行役員 輸出先の開拓に注力
乳肉・油脂 2024.01.23前期(2023年12月期)のごま油事業部の売上高は前年比10%増、数量は同4%減。価格改定の影響で一部に買い控えがあり既存輸出先のリピートオーダーの間隔が広がり上期は伸び悩んだ。国内では市販品の需要がコロナ禍で急成長したことを機に、ごま油が新たに家庭…続きを読む
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中部新春特集:リスパック・大松栄太代表取締役社長 ニーズ先取りで開発
機械・資材・IT 2024.01.23昨年は物価高による小売業での買上点数の減少が続き、容器の販売枚数は苦戦した。コロナ禍で急成長したテークアウト需要はピーク時からは減少しているものの、コロナ前と比べると高い水準を維持している。今期(24年3月期)ここまでの状況は計画通り推移している。昨…続きを読む
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中部新春特集:ワタナベフーマック・渡邊将博代表取締役社長 顧客価値創造まい進
機械・資材・IT 2024.01.23前期(23年12月期)の収益は自社商品だけでなく、他社商品の伸びが伸長し約10%の増収となった。22年から始めた、全国の営業所が情報を交換しあう「商品販促委員会」の活躍が影響していると考えている。コロナ禍で在宅勤務が増えた際のオンライン上でのやりとり…続きを読む
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中部新春特集:名糖産業・三矢益夫代表取締役社長 メーンブランド強化
菓子 2024.01.23当社の食品事業の今期(24年3月期)11月までの売上げは、前年比2桁増だった。主力商品である「アルファベットチョコレート」を含むチョコレート部門、キャンディ部門、粉末飲料部門ともおおむね順調に推移し、グループ会社が製造する商品の伸び悩みもカバーするこ…続きを読む
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中部新春特集:スギヨ・杉野哲也代表取締役社長 早急にDXなど推進
水産加工 2024.01.231月1日の能登半島地震で多くの方々や企業が被災した。当社では七尾市内の本社と3工場に被害が生じた。一刻も早い復旧を目指し社員一丸、作業に取り組んでいる。 2023年を振り返ると、原料の高騰に伴い価格改定に奔走したほか、中国の処理水問題で輸出規制が起…続きを読む
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中部新春特集:なごやきしめん亭・脇田隆祥代表取締役社長 販路広げ需要喚起も
小麦加工 2024.01.23ここ数年、コロナ禍の影響で土産、景品などが減少し苦戦を強いられた状況を鑑み、今年は基本理念でもある「味とのふれあい」「心と心の絆」をもう一度大切にしたいと考えている。 当社では安全・安心を大前提に、すべてのお客さまが「笑顔で満足」するような麺づくり…続きを読む
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中部新春特集:スギヨ・杉野哲也代表取締役社長 早急にDXなど推進
水産加工 2024.01.231月1日の能登半島地震で多くの方々や企業が被災した。当社では七尾市内の本社と3工場に被害が生じた。一刻も早い復旧を目指し社員一丸、作業に取り組んでいる。 2023年を振り返ると、原料の高騰に伴い価格改定に奔走したほか、中国の処理水問題で輸出規制が起…続きを読む
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中部新春特集:ヤマモリ・三林圭介代表取締役社長執行役員 社員意識改革に注力
調味 2024.01.23当社の今期(24年3月期)ここまでの状況は利益面は原材料、エネルギーなど各種コストの高騰によって非常に厳しいが売上げ面は価格改定効果とここ数年の営業改革が奏功。数量は減っているものの金額では健闘しているといっていい。 価格改定では2年前、基幹商品の…続きを読む
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中部新春特集:井村屋グループ・中島伸子代表取締役会長 「先義・後利」を強める
乳肉・油脂 2024.01.23当社は中期3ヵ年計画「Be Resilient 2023~新しい時代をしなやかに生きる~」の最終年度を迎えており、財務目標・非財務目標の達成と今後の中長期プランを策定する重要な年次と位置付けている。 現在、中期3ヵ年計画の目標数値に対しては計画に沿…続きを読む
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中部新春特集:真誠・冨田博之代表取締役社長 廉価品対策が重要に
農産加工 2024.01.23コロナ禍が続いた4年間、消費者の買い物の嗜好に変化が見られ、外食が減少し、デリバリー・オンライン購入が一般化した。その変化を巧みに成長につなげた企業・業種も多く見られた。すべてがコロナ前に戻ることなく、多くが新しい生活様式として根付いていくように思う…続きを読む
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中部新春特集:オリエンタル・星野恭徳代表取締役副社長 健康・地域配慮品開発
調味 2024.01.23当社前期(23年10月期)は春季、原材料費などの高騰を受けて価格改定を実施した影響で売上げは前年超えで着地した。中でも地元でのコラボ商品が好調だったことを追い風となって、買上点数も前年超えで推移した。今期ここまでも順調だが、生産コストの見通しが不透明…続きを読む
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中部新春特集:トーアス・岡本篤志取締役副社長 1次産業参入で貢献
びん・缶詰 2024.01.23今期(2024年3月期)は売上げ約110億円を見込んでいる。 価格改定に伴い既存商品の売上げが伸び悩んだが、新ラインや新商品の貢献により、前期並みから若干の増加で着地する見込みである。 医療用食品では価格改定の影響もあり既存品の売上げが減少した。…続きを読む
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中部新春特集:マルマツ・山下裕介代表取締役社長 創業の味と品質守る
冷凍・チルド 2024.01.23当社今期(24年3月期)11月までの売上げは前年比7%増で推移しており、今後もこの基調が続くと見込んでいる。 4月には冷凍ギョウザの、10月にはチルドギョウザの10%程度の値上げをそれぞれ実施した。その結果、収益面では前年と比べ改善されている。 …続きを読む
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中部新春特集:コモ・木下克己代表取締役社長 米国進出で販路拡大
小麦加工 2024.01.232023年度は、原材料・エネルギー・輸送・資材などすべてのコストが高騰したことに加え、円安や輸入原料の品薄の影響から、円安や原料不足に悩まされた一年だった。原料不足への対応は非常に厳しく、特に当社のロングライフパンの特徴であるラードが手に入り難くなる…続きを読む
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中部新春特集:服部香料・服部祐知代表取締役社長 他地域へ積極進出を
総合 2024.01.23昨年の市場動向は、原料の価格改定に伴い製品への価格転嫁ができる否かで勝ち組と負け組の明暗を分ける一年だった。価格転嫁に足踏みしている小売以外の販路を見いだしている企業や、海外輸出を早くから手掛けている企業は強いと感じている。特に輸出に関しては、価格勝…続きを読む
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中部新春特集:名城食品・藤原正敏代表取締役社長 春夏に高付加価値品
小麦加工 2024.01.23当社の前期(23年12月期)業績は2月に実施した価格改定が奏功して売上げが前年比5.2%増となった半面、消費者の節約志向の影響を受けて、買上点数は同8.2%減で着地見込みだ。 中でも主力商品「中華楼」や「3食焼きそば」「冷やし中華」などが苦戦した。…続きを読む
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中部新春特集:ホテイフーズコーポレーション・山本達也代表取締役社長 宇宙食の…
びん・缶詰 2024.01.23当社前期(23年9月期)の業績は、価格改定の影響で売上げは前年を超えたものの、円安に伴う仕入れコスト増や光熱費の高騰などを受け、減収で着地した。 今期ここまでは買上点数が減少基調にある。そこで、コスト増に見合った十分な価格転嫁に注力するとともに、受…続きを読む
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中部新春特集:プロスタッフ、エビの陸上養殖に参入 今年から事業本格化へ
水産加工 2024.01.23愛知県一宮市の自動車用品メーカーであるプロスタッフがエビの陸上養殖事業に参入した。岐阜県池田町の自然豊かな環境の中で養殖された同社ブランドエビ「金華海老」は昨冬の試食販売では好評を博した。そのため、今年から始める本格販売を機に、同事業への関心が高まる…続きを読む
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中部新春特集:包装食品技術協会、3Dフードプリンターの可能性学ぶ
機械・資材・IT 2024.01.23●講演・研究会で事例紹介 中部地区の食品関連企業で構成される包装食品技術協会は昨年12月、名古屋市の食品工業技術センターで「3Dフードプリンタが創り・変える未来」をテーマに講演・研究会を開催した。最新の事例や3Dフードプリンターの可能性について山形…続きを読む
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中部新春特集:ジャパンプランツ、ネットワークカメラ販売 生花売場管理を効率化
機械・資材・IT 2024.01.23ジャパンプランツ(岐阜市)は、小売店内の生花売場の在庫管理を最適化するネットワークカメラを販売開始した。従来は現場で行っていた売場の在庫確認作業を、ネットワークカメラを用いて遠隔で確認することが可能になり、業務の効率化やコスト削減を図ることができる。…続きを読む
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中部新春特集:おとうふ工房いしかわ、湯豆腐など振る舞う 地域貢献活動の一環
農産加工 2024.01.23愛知県高浜市のおとうふ工房いしかわは昨年12月12日、同社が提唱する湯豆腐の日にちなみ、愛知県高浜市の通所授産施設である授産所高浜安立で湯豆腐やお菓子を振る舞った。今回から愛知県碧南市のスギ製菓が参加し、おからを使用したチーズせんべいを配布。参加した…続きを読む
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中部新春特集:こだわりの味協同組合、販売店は西日本で増加へ
総合 2024.01.23●店員の食の知識が鍵 静岡市のこだわりの味協同組合は子を思う母親らを中心に全国で支持拡大が続く。現在、特に西日本では販売店舗数が増加している。昨年10月には大阪で初めて展示会を開催。今後、冷凍惣菜や生鮮3品も「自然の味そのまんま」ブランド認証の視野…続きを読む