酒類流通の未来を探る2025

酒類流通の未来を探る:全国系卸の戦略=日本酒類販売 ハイボールで和酒復権

酒類 特集 卸・商社 2025.08.09 12978号 07面
村上浩二 取締役専務執行役員営業本部本部長

村上浩二 取締役専務執行役員営業本部本部長

酒類売上高の推移・連結

酒類売上高の推移・連結

酒類種類別の売上構成比

酒類種類別の売上構成比

「カバラン シングルモルトウイスキー 宜蘭(イーラン)」

「カバラン シングルモルトウイスキー 宜蘭(イーラン)」

「コドルニウ・クラシコ セコ」

「コドルニウ・クラシコ セコ」

「クラフト・カスク」の(右)=雲海(そば)、(中)=五代(麦)、(左)=奄美(黒糖)

「クラフト・カスク」の(右)=雲海(そば)、(中)=五代(麦)、(左)=奄美(黒糖)

 ◇日本酒類販売・村上浩二取締役専務執行役員営業本部本部長
 日本酒類販売は今期から第2次の中期経営計画を始動。今後3年を第1次中計の「基盤づくり」から新たな成長に向け「進化」に至る期間と位置付ける。村上浩二取締役専務執行役員営業本部本部長は、いまの酒類市場について過渡期との見方を示すとともに、現状を打破するためハイボール提案を軸とした日本酒や本格焼酎といった和酒の復権に挑む。村上氏に同社の酒類の動きや今期戦略を聞いた。(丸山正和)

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