Hard&Soft新春特集2023
Hard&Soft新春特集:精米関連機器 米粉、小麦代替需要へ
● “普及一気に”の予想も
国産米粉が盛り上がり、21年米粉用米需要量(農林水産省調べ)は初の4万tを超え、22年は4万3000tに達する見通しとなっている。そうした中、海外情勢に左右されやすい小麦に代わる需要に、安定的に応えようと、コスト削減の動きが活発化している。
中でも、大手のみたけ食品工業は昨年9月、東西に国内最大級の5万tの米粉生産設備を構築した。これにより、小麦粉より安価な1kg当たり90円台の価格対応を可能に