酒類流通の未来を探る2024

酒類流通の未来を探る:全国系卸の戦略=三井物産流通グループ 統合メリットを追求へ

酒類 2024.07.20 12791号 09面
佐藤友治 三井食品ユニット商品本部本部長

佐藤友治 三井食品ユニット商品本部本部長

初の缶入りアイテムの「シメイ ホワイト缶」

初の缶入りアイテムの「シメイ ホワイト缶」

「シメイ グランドレザーブ カルヴァドス」

「シメイ グランドレザーブ カルヴァドス」

味も見た目も独特な「リンデマンス タロット・ノワール」(右)と「同 ドール」

味も見た目も独特な「リンデマンス タロット・ノワール」(右)と「同 ドール」

 ◇三井物産流通グループ・佐藤友治三井食品ユニット商品本部本部長
 三井物産流通グループは4月、旧三井食品などグループ5社が合併し、新たな社名でスタートを切った。初年度に当たる今年は多様な企業の統合によるメリットを追求し、従来の食品酒類卸の枠にとらわれない機能の発揮を目指す。酒類分野では付加価値品の拡販に力を注ぐほか、「シメイ」ブランド初の缶入りアイテムを発売する計画があり注目を集める。同社の佐藤友治三井食品ユニット商品本部本部長に聞いた。(丸山正和)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 酒類流通の未来を探る2024

    酒類流通の未来を探る2024

    酒類

     新型コロナウイルス禍で生まれたうねりが、酒類業界に変革を迫っている。あえて飲まない選択肢が広がり、外飲み文化も変わりつつある中、「量」を追う売り方は消えゆく運命にある。「質」で選ばれる時代への生き残りをかけて、高単価で […]

    詳細 >