3月に開催された「FOODEX JAPAN2022」での日本酒造組合中央会のブース。300銘柄をアジアのバイヤーらに試飲紹介した
●初めて1000億円突破
日本産酒類の輸出が好調だ。新型コロナウイルスの感染拡大などで国内酒類市場が縮小する中、21年には日本産酒類の輸出金額が10年連続で過去最高を更新した。前年比61.4%増の約1147億円と、初めて1000億円を突破。酒類各社は海外市場の開拓に商機を見いだし、日本産酒類の輸出を強化する方針だ。
近年、国際的な酒類品評会で高い評価を獲得するなどして世界的に需要が高まっている。中でも国産ウイスキーの人気が