全国卸流通特集2023

全国卸流通特集:エリア別動向=九州 連携進め新たな価値創出

卸・商社 2023.09.30 12654号 37面
カット野菜の紹介ブース(ハウディ)

カット野菜の紹介ブース(ハウディ)

「食べ比べスタンド」(佐藤食品)

「食べ比べスタンド」(佐藤食品)

他エリア卸との連携企画(佐藤食品)

他エリア卸との連携企画(佐藤食品)

夜市場にスポットをあてたブース(国分九州)

夜市場にスポットをあてたブース(国分九州)

クラフトビール提案コーナー(国分九州)

クラフトビール提案コーナー(国分九州)

 九州エリアの卸動向として、まず業務用を振り返ってみると、コロナ禍では社内での業務効率化を図り、より利益を確保しやすい体質を目指す動きが目立っていた。コロナが5類に移行されて以降、イベント再開や観光復活などで人の流れも活性化。結果として、ホテルや外食などの業態で需要回復が非常に顕著に。福岡での世界水泳、鹿児島でのかごしま国体など、九州においても催しが盛んだ。この部分で、コロナ禍で社内の体質改善に取り組んできた企業は、その効果が表れてきているとみられる。(大屋良太)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 全国卸流通特集2023

    全国卸流通特集2023

    卸・商社

     22年の食品卸業界はウクライナ問題や円安影響による急激なコスト環境の悪化を受けつつも、近年まれにみる好業績となった。主要卸間では過去最高益更新が相次ぎ、これまで容易に到達できなかった経常利益率1%の壁を超えた企業も少な […]

    詳細 >