22年の食品卸業界はウクライナ問題や円安影響による急激なコスト環境の悪化を受けつつも、近年まれにみる好業績となった。主要卸間では過去最高益更新が相次ぎ、これまで容易に到達できなかった経常利益率1%の壁を超えた企業も少なくない。 前期の卸の好業績を支えた要因には、大規模なメーカー値上げの価格転嫁へ尽力したことが挙げられる。一般メディアなどが昨年の食品値上げは過去最多の2万品超と盛んに報じたが、国分グループ本社が開示した22年度の商品マスター価格改定件数は12万8677件。一
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22年の食品卸業界はウクライナ問題や円安影響による急激なコスト環境の悪化を受けつつも、近年まれにみる好業績となった。主要卸間では過去最高益更新が相次ぎ、これまで容易に到達できなかった経常利益率1%の壁を超えた企業も少な […]
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