新コンセプト商品として期待される「八十八(やそはち)カステラ」
◇V字回復のヒント探る
寛永元年(1624年)に創業し、2024年で400周年を迎える長崎カステラの老舗「カステラ本家 福砂屋」の東京支店は、設立者の「長崎カステラを東京で広めたい」という開拓者精神を胸に、さらなる成長を目指している。職人の「手わざ」による伝統製法で、長く愛されてきた味を守ると同時に、年内には新工場を東京都内に着工し、生産能力を増強する予定。新コンセプト商品「八十八(やそはち)カステラ」も展開する。次の400年に向けた飛躍の起爆剤と