近畿中四国卸売流通特集

近畿中四国卸売流通特集:味噌・漬物卸動向=味噌…即席・業務用は堅調維持

卸・商社 2019.08.31 11934号 13面

 ●味噌 即席・業務用は堅調維持
 全国味噌工業協同組合連合会によると、18年の味噌の累計出荷量は40万5245t(前年比1.1%減)だった。17年に出荷量が9年ぶりに前年実績を上回ったが、18年に再び減少に転じた格好だ。19年はここまでほぼ前年並みのペースで推移しているが、下半期に需要が急増する要素は見当たらず、下期も苦戦を強いられそうだ。
 国内向けは人口減や高齢化に加え、生活の多様化、嗜好(しこう)の変化などで消費量が減少

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