近畿中四国卸売流通特集

近畿中四国卸売流通特集:地域卸=大乾 売上げの7割が乾物系

卸・商社 2019.08.31 11934号 10面
村瀬忠久社長

村瀬忠久社長

 「大関」ブランドを持つ大乾は、得意先とのつながりを大事にしながらも新規開拓に精力的に取り組み、収益構造の改善を図りながら筋肉質な経営体制を目指す。
 19年3月期(第68期)の売上高は前年並みの27億1819万円で着地し、微増収微減益となった。微増収の要因はコスト削減や売価の見直しなど、利益面で積極的に手を打ったことが奏功した。微減益については、売上げの半数近くを占める海苔の不作が影響した。
 売上別構成比では海苔が46%、椎

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