鍋物調味料特集
健康栄養バランスに優れ、心身を温める鍋物商戦が本格シーズンを迎えつつある。家族や友人とともに囲み、食とともに会話が進む鍋は冬の人気メニュー。食卓への登場頻度は秋冬通じて月平均2~3回とみられて他を圧倒する(Mizkan調べ)。最近では生鮮セットも普及して手軽な1人鍋、平日や朝昼食、春夏へと食シーンを拡大。野菜をはじめとした生鮮3品がおいしく、たくさん食べられる健康価値が支持されて、活躍の場を広げている。
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◆鍋物調味料特集:暖冬予想乗り切れるか 健康志向で価値増大
調味 2019.10.11健康栄養バランスに優れ、心身を温める鍋物商戦が本格シーズンを迎えつつある。家族や友人とともに囲み、食とともに会話が進む鍋は冬の人気メニュー。食卓への登場頻度は秋冬通じて月平均2~3回とみられて他を圧倒する(Mizkan調べ)。最近では生鮮セットも普及し…続きを読む
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鍋物調味料特集:ぽん酢=“鍋”を再訴求 停滞脱する万能提案も
調味 2019.10.11味付けぽん酢は今季、トップブランドであるMizkanの「味ぽん」が発売55周年を迎え、水炊きをはじめとした、鍋用途の再訴求が進みそうだ。市場は前期、約4%減で縮小し、今期は縮小幅を小さくして健闘している。煮炊きやサラダといった鍋以外の汎用訴求が定着し、…続きを読む
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鍋物調味料特集:Mizkan 「子ども喜ぶ」「ふたりで楽しむ」キーワードに
調味 2019.10.11今年は消費増税に伴う軽減税率によりお客さまの内食マインドが高まり、手軽なごちそうメニューとして鍋の喫食機会が増えるチャンスの年だと捉えている。そのため、鍋を食べる生活者の多様なニーズにさまざまな提案を行うことで鍋市場を盛り上げていきたい。これまでにな…続きを読む
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鍋物調味料特集:エバラ食品工業 「プチッと鍋」の導入拡大
調味 2019.10.11今期4~8月の鍋物調味料群は、前年を超える好調が続き、中でも「プチッと鍋」は、前年比2割強で推移している。好調要因の一つに、「プチッと鍋」の定番導入が春夏にも拡大したことが挙げられる。特に7月は、例年に比べて天候不順の影響もあり、「すき焼のたれ」「キ…続きを読む
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鍋物調味料特集:成長カテゴリーに力強さ
調味 2019.10.11鍋つゆ市場は前期、暖冬で縮小し、伸びしろを今シーズンに残した。悪環境でも小分け商材は気候要因に左右されずに成長。汎用拡大と通年化を推し進めた。味種別ではだし訴求のメニューが唯一伸び、アゴだしがけん引。全体では苦境だっただけに、成長カテゴリーの力強さが…続きを読む
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鍋物調味料特集:味の素社 「鍋キューブ」通年商品化
調味 2019.10.11鍋物調味料の中では、小分けタイプの市場が拡大している。18年度は前年比2桁増に近い成長と捉えている。平日の食卓で1人や2人など少人数で鍋を食べるケースが増えている。家族構成が少人数でなくても、お父さん、お母さん、子どもたちの帰宅の時間帯が異なるため、…続きを読む
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鍋物調味料特集:久原醤油 新カテゴリー開拓目指す
調味 2019.10.11【九州】昨シーズンに関しては、暖冬の影響もあり全体的には厳しい傾向にあった。そんな中でも、「あごだし博多水炊き」「あごだし入り豚しゃぶ鍋つゆ」「あごだし旨辛鍋」あたりは健闘した。当社にとっても、鍋物調味料は重要なカテゴリー。今シーズンの販促に向けても…続きを読む
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鍋物調味料特集:カゴメ 「トマト鍋」10周年でコラボ販促
調味 2019.10.11カゴメは「甘熟トマト鍋スープ」の発売10周年を迎え、コラボ販促などを通じて、商品価値を高める。トマト由来の甘味で野菜がおいしく、子どもも食べられると支持され、鍋の定番メニューの一つに育った。10月から森永乳業と「のび~るモッツァレラのトマト鍋」を提案…続きを読む
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鍋物調味料特集:紀文 おでんの「健康パワー」PR
調味 2019.10.11紀文は秋冬の鍋物商戦に対し、おでんが元来もつ栄養・健康性を前面に打ち出したPR活動に注力し、食卓での登場頻度アップに取り組んでいる。「紀文・いいおでんの日」の10月10日に合わせて、「紀文・鍋白書2019」を発表。その特集では“知らなかった実は栄養バ…続きを読む
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鍋物調味料特集:にんべん 強みのだし訴求で成果
調味 2019.10.11にんべんは強みにするだし訴求を鍋つゆでも貫き、単品増収という成果を果たしている。「だしが世界を旨くする鍋スープ」の展開を昨年から「コク味醤油」「まろやか鶏白湯」に絞った。最後の一滴まで楽しめる自然な味わい、老舗・日本橋の鰹節大手というブランディングで…続きを読む
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鍋物調味料特集:盛田 京七味で新たに“和のしびれ”鍋
調味 2019.10.11【関西】盛田は今季、鶏白湯と京都の人気唐辛子店“おちゃのこさいさい”の京七味「舞妓はんひぃ~ひぃ~」を使用し、“和のしびれ”が新しい「盛田 鶏七味鍋つゆ」(600g、税抜き380円)を上市する。中華料理のイメージが強い“しびれ”だが、同品では香りのよ…続きを読む
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鍋物調味料特集:ヒガシマル醤油 ポーションなど豊富に
調味 2019.10.11【関西】ヒガシマル醤油は今秋の鍋つゆ商戦に向け、使い勝手の良いポーションの「鴨南蛮」「和牛だし」「地鶏白湯」と、ファミリー向けのPET「うどん鍋つゆ」の4品を新発売した。いずれも同社が得意とする麺に合う鍋つゆで、ポーションは昼食麺への活用も提案する。…続きを読む
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鍋物調味料特集:日本丸天醤油 ターゲットはカキ好き
調味 2019.10.11【関西】日本丸天醤油は今季の鍋つゆ商品として、カキ好きをターゲットにした新しい鍋メニュー「かき鍋つゆ」と、徳島県産“阿波尾鶏”の削り節から取っただしが特徴の「阿波尾鶏つゆ」を発売した。どちらも個性的な味わいで、鍋つゆ棚に加え、鶏肉・鮮魚の各売場でのク…続きを読む
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鍋物調味料特集:シマヤ 「焼きあごだし」など今期も1本増量
調味 2019.10.11【関西】シマヤは「焼きあごだし」「こんぶだしの素」を活用した鍋・おでん提案に力を注ぐ。リーフレットを活用したメニュー提案を強化するとともに、今シーズンもエリア限定で1本増量企画を実施する。 「シマヤ焼きあごだし」は香ばしく焼いたアゴをベースに粉末醤…続きを読む
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鍋物調味料特集:創味食品 「追いシャン」継続提案
調味 2019.10.11【関西】創味食品は鍋スープとして「創味シャンタン」が持つ万能性を訴求する。本格がらスープとして同品だけでも鍋つゆに使える上、同品をベースに豆乳、トマト、キムチをそれぞれプラスすれば中華以外の鍋が手軽に楽しめ、「家鍋」の終盤にスープの味や量を簡単に調整…続きを読む
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鍋物調味料特集:キッコーマン食品 「発酵だし鍋つゆ」で商品力アピール
調味 2019.10.11キッコーマン食品は独自製法の「発酵だし鍋つゆ」を昨年成長させ、今3月期も育成を加速する。天然由来のうまみを増し、食材を食べやすくする商品力をTVCM、アレンジレシピなどで伝える。ぽん酢は鍋用途の適性を高めて改良。好調な「濃いだし本つゆ」提案も深め、高…続きを読む
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鍋物調味料特集:ヤマキ 鍋つゆ、差別化戦略確立を
調味 2019.10.11ヤマキは販売好調な、だし訴求の鍋つゆ展開に集約する。原産地と自社抽出しただしにこだわり、低塩で素材を生かし、最後の一滴までおいしいと商品力、価値提案を強める。8月に改良した「寄せ鍋つゆ」、トレンド対応の新商品「あごだし塩鍋つゆ」が好発進。主力の「めん…続きを読む
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鍋物調味料特集:モランボン しゃぶしゃぶスープを大幅リニューアル
調味 2019.10.11モランボンの今年の鍋物商戦は精肉、青果、鮮魚、日配とすべてのカテゴリーで、キムチチゲやちゃんこ鍋などの既存品をあらためてしっかり訴求することに注力する。 18年売上げは暖冬で各社が伸び悩む中、全体としては市場並みとなったが、精肉部門は前年比を上回る…続きを読む
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鍋物調味料特集:ヤマサ醤油 「ご飯がススム」好発進
調味 2019.10.11ヤマサ醤油は8月から「ご飯がススムキムチ鍋つゆ」を新発売し、好調な出足を切っている。キムチの定番品をブランドシフトし、新奇性があって、子どもが食べやすそうと流通業に好評。提案3年目を迎えた「肉鍋つゆ」はメニュー拡充、CM、キャンペーンと成果を収めてき…続きを読む
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鍋物調味料特集:鍋物関連商材=佐藤食品工業 もち需要、裾野広げる
調味 2019.10.11【新潟】佐藤食品工業は今秋冬の最需要期に向け、鍋料理によるもちの消費に合わせた新商品3品を投入した。アイテム数を拡充し「もちの喫食機会を増やしたい」(同社)として、包装もち需要の裾野を広げていく考え。 今秋冬の新商品は「サトウの切り餅シングルパック…続きを読む
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鍋物調味料特集:九州地区動向=市場右肩上がり 店頭も活性化
調味 2019.10.11【九州】九州地区は鍋スープ市場を先導したダイショーを筆頭に、九州地元の醤油メーカーなども参入し、メーカー数は百花繚乱、全アイテム数もぼう大なものとなる。 各社平均数アイテムから十数アイテム、ダイショーでは80を超える商材を保持している。Mizkan…続きを読む
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鍋物調味料特集:マルヱ醤油 新たに業務用商材2品発売 料理人不足打開へ
調味 2019.10.11マルヱ醤油は九州地区ではおなじみの商品デザイン「ひと文字」シリーズが認知度が高く、主力商品となっている。「み」は水炊きスープ、「も」はもつ鍋スープ、「よ」は寄せ鍋スープでひと目でわかるアイキャッチを採用している。 売れ筋順位も「も」「み」「よ」と、…続きを読む
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鍋物調味料特集:鍋物関連商材=マルタイ ハロウィーン限定品を投入
調味 2019.10.11マルタイの創業の礎である棒ラーメンは発売当初、「食堂で食べるラーメンの味を手軽に家庭で」として商品化され、以来、超ロングセラー商品となっている。 ノンフライ、ノンスチーム製法は生麺に近い味を実現し、発売当初、爆発的なヒット商品となり、即席ラーメンの…続きを読む
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鍋物調味料特集:ニビシ醤油 「然舎」シリーズ立ち上げ 家庭で至福のひととき
調味 2019.10.11ニビシ醤油は今秋、鍋物商材で「然舎(ぜんや)シリーズ」を立ち上げた。同社が、創業100周年という節目に、上市した商品。「本物をご家庭で頂く至福のひととき」をキャッチフレーズとした。 「然舎」とは同社の造語で、自然と田舎をイメージした商材群として位置…続きを読む
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鍋物調味料特集:ダイショー 軸は4キーワード 「贅沢風味」など多彩に
調味 2019.10.11ダイショーは鍋スープ市場でトップクラスの位置に付け、80アイテムを超える商材で全国市場に展開している。特徴は鍋物には不可欠な精肉、魚、野菜などの生鮮品との連動による販売方法で、これらの売場を中心に市場形成している。 昨年は暖冬による市場の低空飛行の…続きを読む
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鍋物調味料特集:宮島醤油 「糀鍋」シリーズに新味 秋冬限定「麻辣」を
調味 2019.10.11宮島醤油の主力アイテムは「醤油屋さん」シリーズで、「博多もつ鍋しょうゆ味」「同味噌味」「ちゃんこ鍋博多風」「キムチ鍋スープ旨辛仕立て」の4品。 自社の醤油、味噌を使用した商材として強調し、「醤油屋」という名称を冠している。そのほか、糀鍋シリーズとし…続きを読む
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鍋物調味料特集:富士甚醤油 「地獄鍋つゆ」上市 おいしく辛さ楽しめる
調味 2019.10.11富士甚醤油の主力商品は「もつ鍋(しょうゆ味)」「もつ鍋(味噌味)」「寄せ鍋」であるが、そのほか個食シリーズがある。これらは少人数家族に対して商品化したもので、同品は1人前から鍋が作れる商品で4袋入りとなっている。 「もつ鍋しょうゆ味」「もつ鍋みそ味…続きを読む
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鍋物調味料特集:チョーコー醤油 「しょうがみそ」投入 ベースは長崎みそ
調味 2019.10.11チョーコー醤油では1人前商材を分包した商材で、鍋物調味料市場に参入している。基本スタンスはこだわりの原材料、化学調味料無添加、簡便個食タイプで、関東、関西地区を中心に販売されている。同社では従来から健康食品ルートにも強く根を張り、ここでの扱いが増え、…続きを読む