戸田有恒社長
自然豊かな環境の戸田久本社
北緯40度の麺匠、岩手で麺をつくり続け76年
◇地域食品産業貢献賞 もともとはリンゴ農家であったが、戸田有恒社長の祖父・康巳氏が麺に興味を持ち、1948年4月に戸田久商店を創業、干しそばから麺づくりが始まる。岩手県北はコメが取れないため雑穀、そばが栽培されていた。「南部味そば」が発売され、白物の「三角うどん」とともに看板商品としてロングセラーを続ける。その後ゆで、生麺の人気が高まり、64年に同社も発売する。 冷麺は盛岡市の焼肉業界の発展と密接な関係にある。54年創業で
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