全国卸流通特集2025

全国卸流通特集:エリア別動向=北海道 夏物の売れ行き猛暑左右

特集 卸・商社 2025.09.30 13007号 27面
道内地場メーカーが集まり、道産品の魅力を訴求することで販路拡大を目指す(7月30日開催の日本アクセス北海道2025年秋季展示商談会)

道内地場メーカーが集まり、道産品の魅力を訴求することで販路拡大を目指す(7月30日開催の日本アクセス北海道2025年秋季展示商談会)

道産ワインなど酒類は観光や外食・飲食への提案強化が需要増につながる(8月21日開催の北海道酒類販売2025北酒販総合展示・試飲商談会)

道産ワインなど酒類は観光や外食・飲食への提案強化が需要増につながる(8月21日開催の北海道酒類販売2025北酒販総合展示・試飲商談会)

北海道内主要食品問屋業績一覧

北海道内主要食品問屋業績一覧

 道内食品・酒類卸業界は今年、猛暑による夏物商材の売上げが業績を左右した。札幌管区気象台によると、6~8月は道内全174観測地点で、昨年は5日だった猛暑日が合計12日に上ったという。暑さの後押しもあってか、8月に日本食糧新聞社北海道支局が実施した卸・問屋向け独自調査「北海道内主要食品問屋業績一覧」(表)では、前年比を上回る売上げとなった企業が相次いだ。一方で、外食・観光需要については「札幌のインバウンド需要減少で売上げは前年並み」とする卸もある。変化する環境の下、各社は道産商

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