酒類流通の未来を探る

酒類流通の未来を探る:外食最前線=飲酒業態の客単価アップ

酒類 2022.07.16 12433号 03面
「開業コストを比較的抑えられる」「少人数で来店し、ほかの客とゆるやかに交流できる」という横丁業態も増加

「開業コストを比較的抑えられる」「少人数で来店し、ほかの客とゆるやかに交流できる」という横丁業態も増加

 ●サードプレイス需要に期待感
 ようやく外食需要も回復基調に向かっている。日本フードサービス協会の外食市場動向調査では、22年5月の外食全体売上げは前年比20.4%増で、3年ぶりの行動制限のないゴールデンウイークにより家族客を中心に客足は回復。コロナ禍以前の19年5月比の数字でも4.6%減となっている。一方で飲酒業態は法人需要や夜間の客足がまだ戻っておらず、19年5月と比較した22年比ではパブ・居酒屋業態は売上げ45.3%減、ディナーレストラン業態は

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